私はきなこが大好きです。最近は牛乳と混ぜてスムージーのようにする飲み方にはまっています!
しかし、うまく溶けないでダマになってしまうこともあり、少し損した気持ちになることも…。
そこで、きなこを上手に溶かす対処法をいろいろと試しました。
結論からいえば、きな粉は、まず少量の牛乳で溶かす!それからよく混ぜると溶けやすくなります。また、溶けやすいきなこも売っていますよ。
きな粉に限らず、粉を飲み物に溶かすのは難しいですよね。
しっかり混ぜたつもりでも、飲み干したコップの底に溶けないで残ったきな粉がへばりついていませんか?
そういったときはスプーンですくって食べますが、できれば一緒に飲み干したいところですよね。
そのほかにもいくつかの方法がありますので、やり方を詳しくみていきましょう。
溶けやすいきな粉も売っています。一度食べてみると、その差は歴然!
また、きな粉牛乳の効果やオススメレシピなども紹介します。
きな粉が牛乳に溶けないときの対処法を紹介!
きな粉を入れて一度に牛乳を注いでしまうと、ダマになってしまう確率が高くなります。
まず、少しの牛乳でよく混ぜてからですと溶けやすくなります。
具体的にきな粉を牛乳に溶かすにはどうすればいいのか、手順やほかの方法も見ていきましょう。
少量で溶かしてから全体を混ぜる
きな粉を少量の牛乳でまず溶かすことで、全体と混ざりやすくなります。
まずコップにきな粉を入れたら、20~30mlほどの牛乳を入れ、よく混ぜます。
そうするとドロっとしたペースト状になるので、残りの牛乳を半分ほど入れます。
そこでもう一度よく混ぜ、色が均等になったら残った牛乳を入れ、再度混ぜて完成です。
少しずつ混ぜるだけで特別な道具は必要ないので、これなら簡単にできそうですね!
シェイカーを使用する
一気に混ぜたい場合は、プロテインなどを溶かすためのシェイカーを使うという方法も。
中にバネの入っているものを使えば、よりしっかり混ぜることができます。
先にきな粉を入れてしまうと、底にたまって溶けない部分が出てきてしまいますのその点はご注意を!
逆に牛乳を先に入れてからきな粉を入れてシェイクすると、一か所に固まらず溶けやすくなります。
ただし、縦に振ってしまうと牛乳が泡立つので、蓋を開けたときにあふれてしまうことがあります。
コツとしては、縦でなく横に振ると空気が入らず泡立ちにくくなりますので、うまくいかないときは試してみてくださいね。
かき混ぜながら飲む
きな粉は液体に完全には溶けないものがほとんどです。
もともと飲み物として想定されていないので、こまめにスプーンなどでかき混ぜながら飲むほうがよいでしょう。
上で紹介した少量ずつ混ぜる方法やシェイカーを使った方法でも、しばらく置いておくと沈殿してしまいます。
しっかり溶かしたあとでも、ゆっくり飲むときはかき混ぜながら飲んでみてください。
溶けやすいきな粉もある!「とろけるきなこ」
飲み物として使うことを前提に作られたきな粉も売っています。
それがこちら。飲み物に入れてもそのまま食べても溶けやすさはしっかりと分かります。口の中でとろけますよ♪
普通の食品用のきな粉は液体に溶かすことを前提に作られていないので、どうしても完全に溶けないで残ってしまいます。
そうすると舌触りがざらざらしたり、底の方にたまってしまったりして味にムラができやすくなります。
液体に溶けやすいので、沈澱したり粉っぽさが残ってしまうことが少なく、とても飲みやすくなります。
きな粉牛乳の効果は?ダイエットから美容まで!
きな粉牛乳を飲むと、おいしいだけでなくダイエット効果、美肌効果など体にいい作用がたくさんあります。
特にきな粉には、びっくりするくらい栄養があるので、その効果を紹介していきますね。
ダイエット効果がある
きな粉牛乳を飲むことで、ダイエットを効果的にすすめることができます。
きな粉には脂肪の吸収や合成をしにくくするサポニンという成分が含まれています。
また、きな粉に豊富に含まれる大豆たんぱく質は吸収率が高く、筋肉の合成を促してくれます。
さらに、牛乳にも乳たんぱく質が豊富に含まれています。(豊富なたんぱく質…!)
一緒にとることで効率よくたんぱく質を摂取することができ、牛乳に含まれるカルシウムやビタミンなど体に必要な栄養も補給できます。
筋トレや有酸素運動と組み合わせることで、基礎代謝を上げ、脂肪燃焼効果を高められるということです。
ただし、きな粉牛乳をただ飲むだけではダイエットの効果は薄くなってしまいます。
ダイエット目的で取り入れる場合は、しっかりとバランスの良い食事をとり、運動も行いましょう。
美肌効果もある
きな粉には、美容によいと言われる大豆イソフラボンがたくさん含まれています。
その量はなんと、大豆製品の中で一番多いとのこと!
大豆イソフラボンというと女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため美肌効果が高いとして有名で、化粧品などにも使用されています。
また、大豆イソフラボンには抗酸化作用があり、肌のハリや髪のツヤを保ち、若々しさを得ることができます。
その成分が簡単にとれてしまうので、飲まない方がもったいないですね。
便秘改善にも役立つ
便秘気味になってしまったときも、きな粉をとることで便通がよくなるといわれています。
きな粉には便通に重要な食物繊維が豊富に含まれており、排便のリズムを整えてくれます。
さらに、たくさん含まれている大豆オリゴ糖は、腸内環境に重要な善玉菌の餌となるため腸内細菌を増やすことができます。
ただし、体質により牛乳を飲みすぎるとお腹を壊してしまう場合もあるので、温めて飲んだりゆっくり飲むなど体に負担のないよう工夫しましょう。
飲みすぎると逆効果に
どんなに体にいい成分でも、毎日大量に摂取すると逆効果となってしまいます。
女性ホルモンのエストロゲンに働きが似ていて、女性らしい体を作ってくれる大豆イソフラボンですが、とりすぎると脂肪をため込む作用もあります。
体によいものでもとりすぎるとマイナスになるため、一日の摂取量は10~20gに収まるように気を付けましょう。
また、牛乳と合わせると摂取カロリーは150kcalほどになり、意外に高カロリーです。
飲み物はどんどん飲めてしまうためカロリー過多になりやすいので、飲みすぎないように気を付けましょう。
きな粉牛乳のレシピを紹介!おいしい飲み方も!
きな粉牛乳はそのままでも飲みやすいですが、きな粉の独特の苦みが苦手な場合は甘味を入れて少しアレンジしてみましょう。
おいしくて簡単なレシピをご紹介しますので、ぜひ作ってみてくださいね。
きな粉牛乳はちみつ入りのレシピ
材料(1人分)
- 牛乳 200ml
- きな粉 大さじ2
- はちみつ 大さじ1
作り方
- カップにきな粉を入れ、牛乳を30mlほど注ぎ入れよく混ぜる
- 全体が均一に混ざったら残りの牛乳の半分を入れ、はちみつを加え混ぜる
- 残りの牛乳をすべて入れ、よく混ぜれば完成
はちみつの甘味がきな粉の苦みをうまく消してくれてとても飲みやすいアレンジです♪
きな粉牛乳とバナナのスムージーのレシピ
材料(1人分)
- バナナ 1本
- 牛乳 150ml
- きな粉 大さじ2
作り方
- 全ての材料をミキサーに投入し、スイッチを入れよく混ぜる
- しっかり混ざったら冷蔵庫で冷やせば完成
バナナの甘さが甘味料の代わりをしてくれますが、甘さが足りない場合ははちみつや砂糖を足しましょう。
バナナを足すことで食物繊維やビタミンがたくさんとれ、とても健康的でおいしいスムージーになります。
腹持ちもよいので、朝ごはん代わりにも最適です!
きな粉牛乳グラノーラのレシピ
材料(1人分)
- 牛乳 150ml
- きな粉 大さじ2
- グラノーラ 40g
作り方
- 深めの器にグラノーラを入れる
- きな粉を加え、よく混ぜる
- 牛乳を注いだら完成
グラノーラもいろいろな栄養が効率よくとれる、朝ごはんに最適な食品です。
ここに牛乳を注ぐ前にきな粉を加えることで、さらに栄養価を高められます。
またきな粉の苦みで少し大人の味を楽しむことができるので、手軽に作れて健康にもよい、おすすめのレシピです!
きな粉牛乳は豆乳や低脂肪乳でも!
牛乳は脂肪分が多く、カロリーも1杯130kcalと少し高くなっています。
ダイエット中で心配な場合は豆乳や低脂肪乳、無脂肪乳などにしてもよいでしょう。
私もカロリーが気になるので低脂肪乳か無脂肪乳で飲んでいますが、すっきりとしておいしいですよ!
どのレシピでもおいしく飲めるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
- きな粉が牛乳に溶けないときは少量ずつ混ぜるとよい
- シェイカーを使うか、スプーンで混ぜながら飲むとよい
- もともときな粉は飲み物ではないので液体には溶けないものが多い
- 飲むために作られたきな粉もあり、通常のものより溶けやすい
- きな粉にはダイエットや美肌効果があり、便秘改善などよい効果がたくさんある
- 飲みすぎると脂肪をため込む作用もあるため、とり過ぎには注意
- 苦みが苦手な場合ははちみつやバナナと合わせてアレンジしよう
- ダイエット中の場合は豆乳や低脂肪乳、無脂肪乳にしてもよい
きな粉が牛乳に溶けない場合の対処法やきな粉牛乳の効果、オススメのレシピをみてきました。
どれも方法としてはシンプルですが、おいしく飲めるならやってみる価値はありそうですね。
よい効果もたくさんあることがわかったので、あなたも毎日のきな粉牛乳生活できれいで健康な体を目指してみてはいかがでしょうか。
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