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日日是好日の映画ロケ地はどこ?ネタバレを含む映画のあらすじを紹介!

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映画「日日是好日」は、エッセイスト森下典子さんの人気エッセイ『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』が原作となっています。

「日日是好日」は、茶道を通して人生における価値観や哲学に気づかされる映画です。

普段からやりたいことを見つけられずに平凡な大学生活を送っていた黒木華さん演じる典子。

多部未華子さん演じる典子のいとこ美智子と樹木希林さん演じる茶道教室の武田先生のところに通うことになります。

「日日是好日」のロケ地は、神奈川県が主なロケ地となっています。その他、東京でもロケが行われました。

ロケ地を巡ることで、より映画の良さが増すのではないでしょうか。

映画「日日是好日」は、樹木希林さんの遺作としても有名ですよね。キャストやあらすじについて紹介していきます。

 

 

日日是好日の映画ロケ地を巡ろう!

日日是好日の映画に使われたロケ地を紹介します。

映画の舞台は神奈川県の横浜市になります。主に横浜で撮影がありました。

武田先生の茶道教室は、樹木希林さんの知人の民家がある広い敷地に映画「日日是好日」のセットを増築したものです。

敷地内には、園庭、茶室、玄関や玄関へと続く路地などが作られているので、敷地は、とても広いところだと思います。

新しく建てたと思わせない見事な風情ある古民家の茶室になっています。

「日日是好日」では、この茶室のシーンが一番使われているのでとても重要な場所になります。

映画のメインロケ地でもある「茶室」は、とても見どころありますよ。

 

横浜市の三渓園ロケ地

武田先生と典子と美智子が大寒の日に行くお茶会に横浜にある三渓園がロケ地として使われました。

三渓園は、1906年に実業家で茶人の原富太郎さんによって造園されました。2006年には、国の名勝に指定されています。

歴史ある三渓園は、一般の人も見学することができ、年間通していろいろな花が咲き、四季を楽しめる場所になっています。

食事処では、抹茶やお菓子も頂くことができるのです。四季を感じながら抹茶を頂いてみてはいかがですか。

 

神奈川県の片瀬海岸ロケ地

次に紹介するのは、典子と美智子が大学卒業後の就職のことや茶道のことを語り合っているシーンの海岸は、神奈川県にある片瀬海岸がロケ地です。

片瀬海岸は、江の島近くにありマリーンスポーツを楽しめるリゾート海岸なのです。

夏の海は、海の家もあり海水浴も楽しめる場所です。ぜひ遊びに出かけてみてはいかがですか。

映画「日日是好日」のロケ地は、とても素敵な場所ばかりなので、ぜひ足を運んでみてください。

 

その他のロケ地

大学内のオープンカフェのシーンに使われた大学は、東京都町田市にある、桜美林大学です。

いとこの美智子の結婚式のシーンでは、渋谷にある結婚式場が使われました。

ロケ地巡りは、楽しいので、ぜひチェックしてみてください。

 

 

日日是好日の映画あらすじを紹介!ネタバレ注意

映画「日日是好日」のあらすじや見どころをご紹介します。

日日是好日は、主人公の典子が茶道でさまざまなことを学び人生を変えていく物語になっています。

日日是好日のあらすじや見どころを知りたいです。

茶道を知らない人でも観られる映画なのかしら?

 

映画のあらすじ

2018年公開の映画「日日是好日」のあらすじをご紹介します。

やりたいことを見つけられずに平凡に大学生活を送っていた典子。

どんくさい性格の典子と家によく泊まりに来る竹を割ったような性格と典子から言われる従姉妹の美智子の二人が茶道に通う物語なのです。

典子と美智子が家にいるときに、典子の母親が長くお茶の先生をしている武田さんの世間話をはじめました。

すると母親は典子に「武田さんのお辞儀は違う。あの人は、ただものではない」と急に言いはじめ、茶道を習うことをすすめました。

しかし典子は、茶道なんて乗る気ではありません。

話を聞いていた美智子が茶道面白そうとの理由で「私茶道行ってみようかな」と言い典子を誘い二人で近所の武田先生の茶道に通うことになりました。

二人とも茶道は、初めてでとても緊張しながら武田先生の茶道教室へと向かったのです。

最初は、茶道に全く興味もなく通っていた典子でしたが、茶道の奥深さに気づかされて20数年にわたり武田先生のもとに通うことになるのです。

古民家の武田先生の茶道教室には、映画のタイトルにもなった「日日是好日」と書いてある掛塾があります。

典子たちは、日日是好日の意味を初めは分からなかったのですが茶道を通して日日是好日の深い意味を知っていくのです。

この言葉は「日々是好日」と書くこともありますが、映画では「日日是好日」とされていますね。

典子たちは、茶道と出会ったおかげで、茶道の奥深さや人生における大事なことに気づかされる映画になっています。

 

映画の見どころ

映画「日日是好日」の見どころをご紹介していきます。

日日是好日の見どころ

  1. 典子が25年間かけ茶道で学んだことや感じたことなどが丁寧に描かれています。
  2. 茶道の細かい所作も描写されているので、茶道の雰囲気が伝わります。
  3. 武田先生のきれいな着物をお召しになり背筋を伸ばしてお茶を入れる武田先生の美しい姿からは、長年お茶とともに生きてきた人だからこそだせる茶道の奥深さが伝わってきます。深い意味がある武田先生の言葉は、とても素晴らしいものが多いです。
  4. 茶道は、時期を二十四節気(にじゅうしせっき)によって示しています。二十四節気とは、季節を24に分けて分類することをいいます。いわゆる、立春、夏至、秋分、大寒などが二十四節気です。日日是好日では、茶道教室の武田先生の庭や茶わんやお茶菓子などからも季節を感じることができます。
  5. 典子は、長年かけて、日日是好日の意味を知ることになります。人生において大事な言葉である「日日是好日」についてあなたも深く考え、気づくことがあるかもしれません。

 

茶道とは?

茶道は、長い歴史がある日本の文化で、千利休が創設者として知られています。

茶道とは、客人にお茶を点て振る舞い客人は、おもてなしを受けてお茶をいただくことをいいます。

茶道には、お茶の点て方やいただき方、お辞儀の仕方、座り方、立ち方や歩き方の動作などいろいろな作法があります。

茶道は、ただ主が客人をおもてなすだけではないのです。

主と客人の一体感を旨として、茶室や庭、茶室のしつらえ、茶道具の選別や鑑賞、禅語の掛け軸、茶事として進行する時間など審美性が融合した総合芸術なのです。

客人をおもてなす茶道の精神が、現代の日本人のおもてなし精神に通じているのです。また日本に観光に来た海外の人たちからも茶道は人気なのです。

現代の日本では、茶道人口が減っているのです。映画を通して茶道のすばらしさを感じてみてください。

 

茶道具の抹茶碗

「日日是好日」の劇中に使われていた茶道具すべて、映画の原作者であるエッセイスト森下典子の師匠の武田先生から借りたものです。

森下さんは、師匠である武田先生は、女性らしくかわいらしいものが多いそうです。

茶道では季節にあった茶道具が使われています。抹茶碗は、季節によって形が違います。

季節によって抹茶碗の形を使い分けることによって、お茶のおいしさが変わります。

夏には、お茶が冷めやすくなる夏茶碗を使います。春秋冬には、お茶が冷めにくい冬茶碗を使います。

真冬の12月から2月には、筒茶碗を使います。筒茶碗は、冬茶碗より冷めにくくなっています。

茶道初心者には、筒茶碗でお茶を点てるのは、難しいのでおすすめできないようです。

抹茶碗には、形以外にも季節を感じる絵柄が必要です。季節による絵柄は、さまざまな演出があります。

抹茶碗の絵柄

  1. 暑さや寒さをやわらげるため茶会を行う季節より少し先の絵柄で客人をおもてなす
  2. 客人に季節を感じてもらうため茶会を行う季節の絵柄にする
  3. 本物の草花の美しさを楽しんでもらいたいときは、茶会を行う季節の絵柄を選ばない

上記のように、抹茶碗の絵柄で客人をおもてなしします。茶道は、心くばりがとても大事なのです。

 

 

日日是好日の映画キャストを調査!

2018年に公開された映画「日日是好日」のキャストをご紹介します。

日日是好日のキャスト一覧

  • 典子役 黒木華さん
  • 美智子役 多部未華子さん
  • 武田先生役 樹木希林さん
  • 田所役 原田由美さん
  • 早苗役 川村紗也さん
  • 由美子役 滝沢恵さん
  • ひとみ役 山下美月さん
  • 典子の母役 郡山冬果さん
  • 典子の父役 鶴見辰吾さん
  • 典子の弟役 岡本智礼さん

主演を務めた典子役の実力派女優の黒木華さんは、割烹着(かっぽうぎ)や着物がとても似合う女優さんです。

平成生まれなのに古風な雰囲気は、黒木華さんの魅力とも言われています。

今回も、日日是好日の劇中でも美しい着物をお召しになられています。黒木華さんは、繊細で大人しい役が多い女優さんです。

演技も言葉も少なくても、表情や所作で感情を表せられる表現力を持っています。

美智子役の個性派女優の多部未華子さんは、日日是好日では、派手目な印象があります。美智子がいるだけで落ち着いた映画と茶室が明るくなります。

着物もとても似合っており、華やかな感じがとてもステキでした。

典子と美智子の正反対な見た目と性格のアンバランス差がこの映画の良さでもあります。

武田先生役の大女優の樹木希林さんは、今回の映画「日日是好日」が遺作となってしまいました。

ずっと癌を患っていた中、最後の最後まで女優として生きてきました。樹木希林さんは、個性派女優さんで有名です。

武田先生を演じた樹木希林さんは、長年お茶の先生をしているかのような感じがします。

武田先生の一つ一つの言葉に深い意味があり、心に残ります。武田先生の役は、樹木希林さんだからこそ演じることができたのだと思います。

この映画で、多くを語らない武田先生だが存在感は大きいのです。

映画「日日是好日」で黒木華さんと樹木希林さんは、第42回日本アカデミー賞を受賞しています。

黒木華さんは「優秀主演女優賞」、樹木希林さんは「優秀助演女優賞」を受賞しました。とてもすばらしいキャストが揃った映画です。

 

 

まとめ

  • 映画「日日是好日」のロケ地は、神奈川県を中心に行われた
  • ロケ地に使われた三渓園は、100年以上の歴史がある
  • 日日是好日は、茶道の魅力が伝わる映画
  • 茶道は、礼儀作法や精神面も鍛えられる
  • 日本のおもてなし精神は、茶道からきている
  • 茶道は、時期を二十四節気(にじゅうしせっき)で示している

今回、映画「日日是好日」のロケ地やあらすじなどを紹介しました。

この映画は、人生において一度は観てほしい作品になっています。物事の考え方などが変わりますよ。

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