自転車は、出勤や買い物、お子さんの送迎、運動のため…など、手軽で大切な移動手段の一つ。
ガソリン代が上がる昨今、自転車は重宝する存在です。
先日、自転車に乗るのが少し久しぶりでした。空気が抜けていて…と、ここまでは想定内。しかし、家にあった空気入れを引っ張りだしたら、壊れていて使い物にならず…。
このときは、マンションの管理人さんにお借りして、事なきを得ました。
そこで思ったのです。空気入れ、購入して壊れるまで何回使った?と。
もちろん、何十年と使っている方もいらっしゃるでしょう。一つ購入して長年使えたらそれが一番ですが、なかなかそううまくはいきません。(買ってすぐ壊れるとか…ね)
いろいろと調べてみたら、空気入れを無料で入れられる場所が結構あるということがわかりました。
もしあなたがお住まいの近くに無料の空気入れがあれば、もはや購入する必要すらないかもしれません。
自転車の空気入れが無料でできる場所や24時間可能な場所など、徹底的に調べました。
また、空気入れの頻度・タイミングや、定期的な空気入れの必要性についてもご説明。実際に空気を入れる際の注意点についても合わせてご紹介します。
自転車の空気入れは無料でできる!
自転車は毎日乗る人もいればときどき乗る程度、という人も。
毎日乗る人は、家に空気入れを自宅用に購入している場合もあれば、学校や仕事先に常備しているものを使用しているという場合もあるでしょう。
つまり、毎日乗る人であれば、現時点ですでに空気入れの存在を意識して認知されている人が多いです。
問題はときどき乗る人。久しぶりに乗ろうとしたら空気が入っていない!そろそろ空気を入れておかないと次に乗るときが…という悩み、ありますよね?
また、私のように家にあるものの、それが急に壊れてしまったとき。困りますよね。
あとは、自転車を購入したばかりで空気入れをどうすべきか迷っている場合もあるでしょう。
そんなあなたに朗報です。自転車の空気入れは、無料設置しているところがあります!
近くで見つけたらラッキー。そこをあなたの空気入れ場所としてOKです。ただし、注意点もありますのでしっかりと精査くださいね。
タイヤの空気がないことにふと気づいたときも、どこにあるか知っておけば慌てることもありませんね
コンビニ
拠点として一番近くにありそうなのがコンビニ。
コンビニは、一部でサービスの一環として自転車の空気入れが提供されていることがあります。
ローソンやファミリーマートの大型店舗などで見かけることがあります。
提供されていれば、そのほとんどは駐輪場や入口付近にあります。
見えない場合は、店員さんに聞いてみればもしかしたらある可能性もありますが、それはあくまでも緊急時です。そこを常時として使うことは厳しいでしょう。
スーパー
あなたが良くいくスーパーにもある可能性があります。駐輪場付近をチェックしてみましょう。
特に大型スーパーでは、サービスの一環として、買い物のついでに空気入れが無料でできます!と謳って提供されているケースも多いです。
買い物ついでに定期的に自転車の空気をチェックできるので、近くにあれば、そこを自転車の空気入れ拠点とするとよいでしょう。
イオンモール・イトーヨーカドー・ららぽーとなど
比較的どこの地域にもあることが多い、イオンモールやイトーヨーカドー、ららぽーと、また、これに準じた大型モールでは、自転車の無料空気入れがあることがほとんどです。
また、大型モールの場合、電動タイプのものも多いですね。
駐輪場付近や、そのほか、自転車売り場の近くに置いてあることがほとんどで、無料で使用することができます。(一部有料もあり)
電動式や自転車屋さんなどは有料の場合もあります
ドン・キホーテ
「ドンキ」でお馴染み、ドン・キホーテ。こちらも、一部の店舗で自転車の空気入れを無料で利用できることがあります。駐輪場付近をチェックしてみましょう。
また、自転車が売られている大型店舗では、自転車売り場に置いてあることがあります。
なお、ドンキは店内に案内板が提示されており、そこで自転車の空気入れが案内されているケースもあります。
店舗によっては提供していないので、店員さんに聞いてみるといいでしょう。
公共施設
◇市役所や区役所、大型公園、図書館などの公共施設でも、自転車の空気入れが設置されていることがあります。
特に、地域密着型の施設では住民サービスの一環として提供されているところがありますね。こちらも、職員の方に聞くとはっきりします。
自転車屋さん
自転車屋さんでは、自転車の空気入れがないということはまずありません。
ただし、無料で入れてくださる場合と、有料の場合と、ケースバイケースです。
私は先日、出先で不安になり、初めての自転車屋さん(修理専門?という感じのお店)でお願いしましたが、快く、無料で、自動空気入れで入れてくれました。
ほとんどの自転車屋さんは無料で入れてくれることが多いです。
しかし、自動空気入れでお店の方が入れてくださる場合は電気代・人件費、手動でもお店の方が入れてくださるなら人件費がかかります。
こういった理由から、1回数十円という有料の場合もあります。
有料としている場合でも、手動のもので、自分でやるなら無料というスタンスをとっている自転車屋さんも。電気代・人件費を考えると納得ですね
もし、自転車屋さんをあなたの空気入れ拠点とするなら、メンテナンスや修理などをそのお店で行うことを考慮しましょう。
あくまでもお店に来てほしい、という願いがあるからの提供なので、常識の範囲内で、ということですね。
また、例えば「サイクルベースあさひ」は、購入した自転車の空気入れはいつでもOK!というスタンスで紹介されています。
この場合、外にあって手動で入れるものがほとんどです。もちろん、中でメンテナンスしながら空気を入れてくれることもあります。(不具合があって見ていただけるときは無料でしていただけました)
要は、筋が通っていれば問題はないでしょう。近くにそういった自転車屋さんがあれば重宝しますね。
自転車の空気入れが24時間いつでもできる場所
自転車の空気入れが無料でできる可能性がある場所を探して、自分の拠点となるところを2箇所くらい確保しておけば、困ることはないでしょう。
ただし、自分は朝早く、夜遅くにしか空気を入れに行けない、という場合もあるかもしれません。
上記で紹介した無料の空気入れは、その店舗や施設が閉まるとできなくなることがほとんどです。(鍵付きで、いつでもどうぞのスタンスのお店もあります)
もちろん、空気入れを家に常備しておくのが一番ではありますが、あくまでも今回の調査は「無料」がポイント。無料で24時間入れられるとあれば、助かりますよね。
24時間可能な場所は、24時間営業の店舗であるかが重要。ズバリ、24時間営業のコンビニ、24時間営業のドンキです。
自転車の空気入れが24時間無料でできる場所が家の近くにあるというラッキーなあなたは、そこをぜひ空気入れの拠点としてくださいね。
ついでに買い物もお忘れなく…!
自転車の空気入れは定期的に入れるべし!!その根拠は
「ときどきしか乗らないし、まだ空気は十分入っていそうだからきっと大丈夫」
「この感じだとまだまだいける」など、空気入れなんてさほど気にしなくても大丈夫、ともし思っているなら要注意!です。
自転車の空気入れは定期的に入れるべきであり、乗る頻度によらず定期的に入れないと実は困ったことになります。
自転車の空気入れを定期的に入れるべき理由
- タイヤの寿命を守るため
空気が少し減っても、実際には自転車をこぐことは可能です。しかし、そのタイヤ部分はその間どうなっているかというと…。
空気が少ないことを補うかのように、タイヤのゴム部分にかからなくていい負担がかかってしまいます。その結果、タイヤが消耗していくのが早くなるのです。
さらに、チューブが圧力に耐えきれず、パンクのリスクも上がります。 - 安全性を確保するため
自分では大丈夫と思っていても、空気は入れたときから徐々になくなっていきます。空気が適量入っていないとハンドル操作に影響が出る可能性がでてきます。その結果、事故につながるリスクが高まります。 - 身体への影響を最小限にするため
自転車をこぐとき、足を使いますよね。その足にかかる負担は、空気が大きく関わっています。
タイヤの空気が適量入っていないと、ペダルが重くなり、自転車をこぐときの力がさらに必要になります。必要以上に足に力が必要になってくるのです。
定期的に入れないと、自転車そのものへの負担のみならず、自身への影響もでてくるのです。
タイヤの寿命は減り、自身の体力も奪われる。そんな悲しい自転車ライフを送りたくはないものですね。
自転車の空気入れの頻度は?定期的とは?
自転車の空気入れは定期的に入れた方がいいとは分かったところで、その目安となる頻度によっては悩むことがあるかもしれません。
その頻度で決めた拠点に行けるのかどうか、その間隔なら自分は買ってしまった方がいい?など、【空気入れの頻度】目安も非常に気になるところですよね。
大体の目安をまとめました。
あくまでも目安なので参考程度にしてください。
ちなみに自転車屋さんは1~2週間で入れるよう言われます!(ムリ…)
自転車の空気入れ頻度の目安
- 通学・通勤・送迎などで毎日使用 約2週間に1回
- 2~3週間に1回程度の使用 約3週間に1回
- 1ヶ月~2ヶ月に1回の使用 約1ヶ月に1回
※マウンテンバイクなど特殊な自転車はこの限りではありません
ポイントは、たまにしか乗らないからとその回数で決めるのではなく、乗る頻度・乗る時間・経過時間です。
1ヶ月に1回くらいだから1年に1回くらいでいい、というのは間違いです。
また、触ってみて硬さが少しでも足りないと感じるようならそのタイミングで入れましょう。
回数だけではなく、時間にも注意しましょう。
長距離を毎日乗るなら、もっと頻繁にチェック&空気を入れましょう。
自転車の空気入れの使い方と注意点
自転車の空気入れが無料でできる拠点が見つかったところで、次はその入れ方です。
家ではあーだこーだいいながらできますが、外であれば他の人の目もありますので、スムーズに入れたいところです。
無料コーナーで入れる際にもたもたしていたら2.3人並んでいた…ということも
自転車の空気入れの使い方(一般的なもの)
- 自転車のタイヤにあるバルブ(空気を入れる入口)を見つけてキャップを外します
- 空気入れのノズルを確認し、バルブに取り付けます(上の画像のように入口に合わせて挟む)
- ポンプを押して、空気が入っていっているか確認します
- 入っている感じがしたら、指でタイヤを押して押し戻しがないくらいに入れます
(空気が入っていなければ取り付けを確認しなおします)
※空気入れのバルブは特殊なものもありますが、今回はごく一般的なものを想定しています
空気入れの使い方がわからない場合は一度自転車屋さんに聞いておくといいでしょう。難しいものではありません。
まとめ
- 自転車の空気入れは無料でできる場所がある!
- 自転車の空気入れが無料でできる可能性がある場所はコンビニやスーパー、大型モール、ドンキや公共施設など
- 自転車の空気入れを自転車屋さんで入れるという選択もあるが、無料か有料かはケースバイケース(無料で入れてくれる場合が多い)
- 自転車屋さんでの空気入れをお店の人がやってくださる場合は、商売あってのサービスの一環であることを忘れずに。常識の範囲内で。
- 自転車の空気入れは、近くに無料設置がある場合は自分で購入しなくても済む可能性がある
自転車の空気入れ。持っていてもいざ使用するときには壊れていたり、どこにいったかわからなくなったり。
家の近くに無料で入れられる場所をいくつかピックアップしておくと困りません。
コメント