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高校生に勉強机はいらない?いる?勉強机との付き合い方を考えてみた

子育て

子供部屋にあるもの!というお題で連想ゲームをやったとしたら、勉強机は頻出ワードではないでしょうか。

子供部屋に定番の勉強机も、部屋の主が高校生ともなると、いらないものになることも…?

勉強机はしっかりした作りですから、部屋の中でかなりの存在感があります。

高校生になると部屋が狭く感じられ、勉強机はいらないと考えるようになるかもしれません。

一方で、慣れた環境というのは集中力を高めます。勉強机で勉強する習慣は、高校生になったときに真価を発揮するでしょう。

勉強机がいらないなら、他の机で代用も可能ですよね。どう判断すべきか、考えていきましょう。

勉強机を購入するかを検討されている小学校入学前の親御さん、あるいは今ある勉強机を処分するかどうかを悩んでいる高校生さん、参考にされてくださいね!

 

 

高校生に勉強机はいらない?判断基準の参考に♪

小学校に入学するころ子供部屋にやって来て、慣れ親しんでいく勉強机。

しかし、ランドセルから卒業するように、勉強机からもいつか卒業する日が来ます。

ちょうど高校生のころに卒業、つまり勉強机をいらないと考え始める人が増えるようですね。

高校生で勉強机をいらないと考えるかどうかは、使う人の生活や勉強の習慣によって大きく変わってくるのです。

ご両親のフォローが必要な小学生、中学生を経て高校生になると、勉強スタイルや生活リズムはもう自力で確立しているもの。

部屋が狭い、自室で勉強をしない、あるいは勉強机なんてダサい!おしゃれなデスクが良い!なんて意見もあるでしょう。

特に気分がアガるかどうかは非常に重要なポイント。勉強だってモチベーションが大切です。

しかし、高校生になってからも勉強机は毎日使っていました!いらないなんて考えたこともない!という声があるのも事実…。

高校生になったときに勉強机はいるのかいらないのか?以下に、判断基準を年代別にまとめてみました!

高校生になったときに勉強机の必要性を見極めるための材料として、ぜひ参考にしてくださいね。

 

小学生は勉強机を使わない子もいる

小学校入学を機に、子供が勉強机を買ってもらうというパターンは多いですよね。

小学生になったら授業が始まるから、この机でたくさん勉強しようね、と言われて、元気よく返事をした記憶があります。遠い記憶です。

では買ってもらった勉強机を小学生はどう使っているかと言うと、実は使っていないことも多いのです…。

小学生が勉強机を使っていない理由

  • リビング学習をしているから
  • 勉強机の上が物置状態になっているから

東大生はリビング学習をしている!と話題になったこともあり、最近増えてきているリビング学習。

詳細は後ほどご説明しますが、要するに勉強や宿題をリビングで行うことです。小学生ほど、リビング学習は多いようですね。

リビングで勉強するということはつまり、子供部屋の勉強机では勉強していないということ。

そして、広い勉強机の上はただの物置状態になってしまっていることも多いようです。

勉強をするために買ってあげた勉強机の実態が物置だなんて、出資者である親や祖父母としては少々悲しい事実…。

もちろん、中学受験対策などで塾に通っている小学生は、勉強机で勉強する習慣がついていることが多いです。

子供部屋だけに限らずリビングに勉強机を置いて、勉強机で勉強する習慣をつける工夫をされているご家庭もあるようですね。

しかし、勉強好きじゃない!したくない!と言い切る小学生ほど、リビング学習+物置の傾向は強いようです。全員ではないようですが…。

 

中学生で勉強机が必要になることが多い

小学生と中学生の大きな違いといえば、定期テストがあることです。

リビング学習の習慣がついていたとしても、リビングで長時間のテスト勉強は難しいもの。

特に、年の離れた弟や妹がいる場合、リビングで元気に遊んでいるときもありますよね。

リビングから弟妹を追い出すわけにもいかないし、静かにしろと言うわけにもいきません。

仕方なく、家の中で静かに勉強できる環境を探すわけですが、さまよう中学生はとうとうひらめくのです。「自分には勉強机がある」と…!

これは少々誇張した表現ではあるものの、おおむね私の実体験です(笑)

中学生になると勉強が難しくなるため、親が勉強を見れなくなってきます。

必然的にひとりで勉強することになり、子供部屋(自分の部屋)で勉強机に向かうようになるのです。

中学生では、むしろ勉強机は必要になるパターンが多いようですね。

小学生のころに勉強机で勉強しない子の場合、中学生になってから勉強机を買ったらいいのでは?

非常に合理的です!勉強机は小学校入学前に買うよりも、その子がどのように勉強をしているかを観察してから必要な机を選ぶのも良いですね。

そして合理的である理由がもう一つ。小学校入学前に買った勉強机が、成長期を迎えた中学生の体に合わなくなっているかもしれないことです。

中学生男子はニョキニョキ伸びますよね…。背が高い子に窮屈な勉強机では、集中しにくいかもしれません。

背が高くなりそうだな、と予感したら、机や椅子の高さを変えられるタイプの勉強机を選んでおくと良いですね。

 

高校生では勉強机の必要性は人それぞれ

本題の高校生です。ここまでくると、勉強机が必要かどうかというのは「人による」としか言えなくなってしまいます。

通っている高校にもよりますし、部活やクラス、進路といった事情にも左右されます。

部活に懸けている人、ひたすら勉強をする人、それ以外の活動に熱中している人…。

でもだからこそ、「勉強机はいらない」と言いきれる場合があるのです。

せっかくの青春時代ですから、もちろん勉強以外であっても夢中になれることがあるのは素敵なこと。

勉強机を使う時間が短くなりそうであれば、部屋の中で場所をとる勉強机はいらないですよね。

成長したことで窮屈になった部屋の面積を広げるのも、立派な目的です。

勉強机は引き出しや棚やフックが多いことが魅力ですが、一度不要になってしまえば邪魔で仕方がありません。

大人になっても使えそうなシンプルなデスクに買い替えてしまえば、部屋もその分広く使えますね。

思わず気分がアガるようなおしゃれなデスクに変えれば、勉強もいっそうはかどるかもしれません。

一方で、大学受験に向けて勉強中心の生活を送る高校生も多く存在します。

難関大学を目指すために長時間勉強をするには、やはり勉強机は強い味方となるのです。

勉強机を買い替えなくても大丈夫というお話は、次でさせていただきます♪

 

 

高校生の勉強机を買い替える必要がない場合

ここまで、高校生で勉強机がいるかいらないかの判断材料となりうる情報をまとめてきました。

しかし勉強机を買ったとして、成長するにつれて「勉強机を買い替えたい!」なんて意見も出てきますよね。

勉強机を買い替えたいという高校生本人の意見はもちろん尊重すべきですが、あえてそうしなくても良い場合もあります。

例えば以下のような場合は、勉強机を買い替える必要はないでしょう。

 

小学生のころから勉強机を使う習慣がついている

勉強机を使う目的は、必ずしも勉強でなくてもかまいません。

例えば、本やマンガを読む、お絵描きをする、ゲームをする、プラモデルを作る、タブレットで動画を見る、など…。

机でできる作業は勉強机でやるという習慣がついている子供は、勉強も勉強机でやる傾向があるようです。

勉強机で勉強するかどうかは、家庭の教育方針や子供の性格によって異なりますから、それが正解とは言いません。

しかし、小学生のころから勉強机を「使う」習慣があると、成長してからの勉強習慣につながりやすいようです。

小学生の頃はせめて物置にだけはならないように(笑)、日頃から勉強机を使える状態にしておくことをおすすめします。

 

大学受験に向けて本格的に勉強したい!

勉強机は、しっかりした作りであり、天板も広いです。

机の広さをフル活用できれば、勉強の効率はとてもアップするのです!

想像してみてください。高校生のあなたは、今から勉強を始めるべく、必要なものを机の上に出します。

まずペンケース。ノートと問題集。分からないことを調べるために教科書や参考書。英語や国語の勉強をするには、辞書も必要です。

更に勉強は1科目だけでは終わりません。できれば、今日勉強する科目すべてを机の上に積んでおいて、終わったものから片付けたい…。

これができるのは、広い勉強机ならではですよね!シンプルを追求したコンパクトなデスクでは、大量の勉強道具を載せきれないし…。

そう、本格的に勉強をするにあたり、勉強机の広さは必須なのです。

大学進学を目指して長時間の勉強をする高校生、テスト前に集中して効率よく勉強したい高校生は、勉強机を買い替えずにそのまま使うことをおすすめします。

 

他の場所も利用するが勉強机でも勉強する

子供の性格などによって、勉強机で勉強するだけが正解ではないとお話ししました。

子供部屋の勉強机でひとり勉強するのが苦手という子は、特に小学生であればリビング学習をさせているご家庭が多いようですね。

リビング学習のメリットとデメリット
メリット デメリット
親と一緒にいることで子供が安心して勉強できる リビングが子供の勉強道具で散らかる
適度な物音があることでむしろ集中できる 子供が叱られやすくなる
子供にとって良い意味でプレッシャーになる テレビが点いていると気が散ってしまう

リビング学習といえば、高校の頃の友人に、静かすぎる環境は集中できないからと、塾の自習室ではなくロビーで勉強している人がいました。

とても成績の良い人でしたが、彼女のような人がきっとリビング学習に向いているのですね。

今思えば、私たちが通っていた塾の自習室はまさに無音でした(笑)防音にでもなっていたのでしょうか…。

そして彼女は、勉強場所をコロコロ変えているとも教えてくれました。

長時間同じ場所だと集中力が切れるので、学校の図書室や塾のロビー、喫茶店やファミレス、帰宅したらリビング、最後に自室の勉強机。

そして、なぜか夜に勉強机に向かうときが、慣れた環境だからか安心して勉強がはかどる、とも言っていました。

場所を変えても勉強できるのは、自分の勉強机という本拠地があってのことだったのかもしれません。

いかがでしょうか。高校生でも、慣れ親しんだ勉強机を最大限活用していくこともできるのです。

自分の勉強習慣に合わせて、自分に合った使い方ができれば、勉強机は買い替える必要がありませんね。

 

 

高校生の勉強机は使いやすく変えるのが吉

高校生の勉強机は買い替えなくても良い場合があることをお伝えしました。

しかしそれでも、成長したことにより勉強机が身体に合わなくなったり、好みに合わなくなったりすることもあるでしょう。

今ある勉強机に不満があるなら、高校生にも使いやすく好みにも合うよう、アレンジすることをおすすめします。

 

デスクマットは外す

小学生の頃にもうやった!というツッコミが聞こえてきそうですが、念のため(笑)

勉強机を子供っぽく見せている最大の原因が、このデスクマットです。

私も小学校高学年の頃に、マットを外した記憶があります。

シンプルなクマのイラストが描かれたデスクマットで、1年生の頃はキャラクター物ではないことが不満でしたが、高学年ともなるとクマでも恥ずかしかったのです。

時間割を挟むなど使い道はあることはあるのですが、まずは撤去してしまいましょう。

 

サイズ感を合わせる

これも当たり前ではありますが、使用者の成長に合わせて、机と椅子の高さを変える必要があります。

机と椅子のサイズ感が合っていないまま長時間勉強をすれば、体を痛めてしまいます。

デスクワークをする社会人でもそうですが、成長期の体にだって良くありません。

まずは、椅子の高さを変えましょう。勉強机に付属の椅子であれば、何段階かに高さを調節できるはず。

身長が伸びれば、座面を低くして、机との距離を調節しましょう。

そしてできれば、机の高さも調節しましょう。数は少ないですが、上下昇降機能の付いた勉強机も存在します。

一般的に、身長が高くなるほど、机も椅子も高くする方が良いです。

158cmの人であれば机の高さは66cm、椅子の座面の高さは39cmが目安だそうです。

173cmの人であれば机は73cm、椅子は42cmの高さにするのが良いと言われます。

使用者の身長に合わせて、机や椅子の高さをマメに変えることが大切なのですね。

 

収納棚を外す

収納棚や引き出しなど、収納が多いことが勉強机の魅力のひとつ。

しかし、少なくとも小学生の頃より片付けが上手になった高校生にとって、そんなにたくさんの収納スペースは必要でしょうか?

それよりも、勉強机の天板の広さをフルに使えた方が良いはずです。

勉強机に座ったときに正面に見える収納棚は、思いきって外してしまいましょう。

大体はネジで止めてあるだけなので、ご家庭でも簡単に外せます。

たまに外せないタイプのものもありますが、そのときはできるだけ棚に物を置かないようにした方が良いです。

勉強に集中できる環境を作るためには、視界に入るものを極力減らしておくことが大切です。

ただでさえ、好きでやっている人が少ない勉強。隙あらばサボりたいと思うのは、昔の私だけではないはずです(笑)

収納棚を取り払って視界をすっきりさせてしまえば、圧迫感はなくなりますし、勉強机感も薄れますよ。

外した収納棚は、そのまま床置きして使うこともできますので、新しい用途を考えてみても良いですね。

 

DIYでリメイクする

大きく存在感のある勉強机ですから、アレンジ次第では部屋の雰囲気もガラリと変えることができるはず。

ホームセンターなどで材料をそろえ、リメイクしてしまうのも楽しいですね。

例えば、紙やすりで塗装を一度はがしてからペンキで真っ白に塗り変えるだけで、おしゃれで爽やかな雰囲気に!

学習机のツルツルした塗装の上からペンキを塗るとはがれやすいので、先に元のニスや塗装をはがしてくださいね。

ペンキを流行りのくすみ系の色にすれば、ぐっとシックに大人っぽくなりますね。

黒に塗れば、マニッシュなインテリアになり、カッコイイ雰囲気にも。

ペンキをムラなく塗る自信がない人は、カッティングシートやリメイクシートを買ってきて貼るのも良いですね。

取っ手をアンティーク風のものに付け替えると、それらしい雰囲気にもなります!

手間はかかりますが、勉強机を捨てて買い替えるよりもずっと安く済みます。

何より、慣れ親しんだ勉強机が自分好みの雰囲気に生まれ変わる過程が見られるのはとても楽しいこと。

勉強机は捨てずに部屋をガラリと模様替えしたい!という場合は、ぜひお試しを。

 

 

まとめ

  • 高校生に勉強机がいらないかどうかは、その人の勉強習慣によって変わる
  • 小学生でリビング学習をする子は勉強机がいらない
  • 中学生になると勉強机での勉強をするようになる
  • 高校生になって勉強時間が短いなら勉強机はいらない
  • 高校生で勉強を長時間するなら勉強机はあった方が良い
  • 勉強机は広いので勉強効率がアップする
  • 勉強机を買い替えるかリメイクするかは子供の体格や好みをよく考えて判断する

私が小学生の頃、自分の勉強机を買ってもらったときはとっても嬉しくて、友達に自慢したことを覚えています。

小学生になったんだ、勉強をするんだ、という実感のためにも、勉強机は最初はあった方が良いのではないでしょうか。

生活習慣、部屋の面積、学習スタイルや性格を考慮して、高校生になってもぴったり合った机と付き合っていけると良いですね。

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