今日も上司に怒られた…と落ち込んでいませんか?
怒られると憂うつになり、仕事へ行くのも辛くなりますよね。
私も怒られたときには、お昼休みに会社から飛び出して、散歩をしながら気分を変えるようにしていました。
怒られやすい人といえばネガティブなイメージですが、実は出世しやすいとも言われています。
怒られやすい人は良くも悪くも改善の機会を多く与えられるので、うまくいけば出世できる可能性が高いのです。
しかしながら、怒られやすければみんな出世できるかと言えば、答えはノーです。
怒られやすい人には出世するタイプと出世しないタイプがあります!
上司がなぜ怒るのか把握し改善のため行動できれば、将来出世できるかもしれません。
出世する怒られやすい人の特徴、怒られる原因や対処法までまとめました。
怒られやすい人が出世する理由とその特徴
怒られやすい人が出世しやすいのはなぜなのか気になりますよね。
しかしながら、怒られやすい人全員が出世するかと言えば違います。
怒られやすい人は良くも悪くも改善の機会を多く与えられるので、うまくいけば出世できる可能性は高いです。
怒られたことを自分が改善できるチャンスだと思えれば、怒られて悲しい気持ちも前向きな気持ちになれますよね。
怒られやすい人の中でも出世する人と出世できない人には、それぞれ特徴があります!
よく怒られていても出世する特徴があるのなら、出世しやすいタイプかもしれません。
出世する人の特徴
上司とよい関係になることは、出世に欠かすことができない要素です。
上司は怒ってばかりなので、きっと自分のことは嫌いだと思う…
怒られやすい人すべてが、上司に嫌われているとは限りません。
私は、「怒る」という行為は、かなりエネルギーを使うと思っています。
上司はエネルギーを使ってまで怒っている、つまり何か改善を期待しているということですよね。
ですから、怒られやすいけれど、このような特徴に当てはまれば出世できる人になります。
はじめに、怒られてばかりなのに出世できる人は、上司から言われたことに逆らわず、すぐに行動にうつせる人が多いです。
上司が怒っている内容から、求められていることを把握して実行しています。
行動できれば、必然的に上司もきちんと自分の伝えたいことをわかってくれていると感じ、評価が上がります。
次に、怒られたとしてもくよくよせず、笑顔でいられるというところも出世する人の特徴です。
家庭内でも考えてみると、たとえばあなたがごはんの最中に立ち歩く子どもに「ごはんを食べるときは、座って食べるんだよ!」と怒ったとします。
子どもが笑顔で「はい!」と返事をすると、「言ってよかったな、わかってくれたんだな。」と思いますよね。
しかし、子どもが不機嫌そうな顔をするといかがですか?
座って食べるんだよ、という言い回しから、座って食べなさい!と、きつい言い回しになりますよね。
結構単純な問題かもしれませんね。
子供は怒られたあと、笑顔で「はい!」とは言わないので、みんな疲弊するんですね(笑)
最後に、おだて上手も出世する人の特徴になります。
怒られているとどんどん萎縮してしまい、上司に話をすることが難しくなります。
最低限の報告、連絡、相談はビジネスにおいて大切ですが、さらにもう一歩。
上司を上手におだてることができれば、ぐっと出世が近づいてきます。
おだてると言われても難しいし、失敗しそう…
「おだてる」をはき違えてしまうと確かに失敗します(苦笑)
たとえば、怒られた内容について「◯◯さん(上司)に指摘していただいて、改善できました。またいろいろ教えてください!」などと上司に伝えるのです。
怒られたあと、一言上司が嬉しくなるような言葉を言うことができれば上司との関係も良好になるでしょう。
ちなみに名前を呼ぶことも、重要なポイントです。
ときどき行くお店で急に名前で呼ばれると、よくわからないけど嬉しい気持ちになったり、親近感が湧いたりしませんか?
名前を呼ぶことにはプラスの心理的効果が働きますので、ぜひ活用してください。
もちろん怒られたことに対して、何もアクションしていないのにただおだてるだけでは効果はありません。
最初にご紹介した「言われたことに逆らわず、行動できる」ができてこそですね。
あなたが緑の枠内の特徴を持っていれば、怒られやすい人でも出世するタイプかもしれません。
しっかり仕事で結果を出せば、出世は必然的にできるはずです。
出世できない人の特徴
逆に、怒られやすくても出世できない人の特徴もあります。
最初に、怒られるたび機嫌を損ねていると、上司との関係は悪化の一途をたどります。
良かれと思って言ったことに対して不機嫌な態度をとられると、上司もムキになって怒らなくていいことも怒るという状況ができてしまいます。
特に顔や態度にすぐに出てしまう場合は、注意が必要ですね。
機嫌を損ねていると、任せたいと思っていた仕事も別の人に回ってしまうかもしれません。
次に、出世できない人は、怒られても失敗を認めようとしません。
自分は悪くないと周りに責任を押し付け、言い訳をします。
すこし上司の言い分に反論があったとしても、「でも」や「いや」など否定的な発言は避けてください。
怒られているときは、とにかく素直に受け入れましょう。
素直に人の話を聞けないと、上司はあなたを認めることはありません。
でも、納得いかないことでも、全部受け入れなくてはいけないの?
どうしても納得がいかない場合や反論がある場合は、上司の言い分をすべて聞いたあとがいいかもしれません。
最後に、協調性がないと出世が難しいです。仕事は会社というチームでこなしていくものです。
社内にいる他の人とコミュニケーションがとれていないと、仕事もうまくいきません。
怒ってばかりの上司も、言うなればチームメイトです。
チームの輪を乱すような行動をしていると、上司も出世させようと思いませんよね。
協調性を持って、仕事に取り組んでいないのも出世できない人の特徴です。
ひとつでも当てはまるなら、出世できないタイプになりそうです。
怒られやすい人が出世する方法をご紹介!
出世しやすいタイプに当てはまったら、出世する方法を実践するとさらに明るい未来が待っているかもしれません。
怒られやすい人が出世するためには、上司からの評価を上げていくことが重要です。
評価を上げることが何より難しい…
どうすればいいのかわからないまま、ただやみくもに努力しても評価をあげるのは難しそうですね。
怒られやすい人が出世する方法には、3つのステージがあります。
怒られやすい人が出世するための3つのステージ
- 怒られる理由を把握し改善できるよう努力をする
- 上司と接触回数を増やす
- 出世した人の考え方や行動をお手本に真似する
上司の信頼を得られなければ、出世の道は開けてきません。
どれかひとつではなく、1から順番に挑戦してみましょう。
怒られる理由を把握し改善の努力を(ステージ①)
怒られている理由がはっきりわからないと、同じように上司から怒られる日々が続きます。
まずは、上司が何に対して怒っているのか明確にしていきましょう。
どうしても理由がわからない場合は「こういうことで、このように取り組みます。」と、行動する前に宣言してみるのもよいかもしれません。
確認すれば、上司から怒った理由のヒントがもらえるかもしれませんよね。
なぜ怒られているのかわからないままにしないことが、怒られやすい人が出世する方法のポイントです。
怒られた理由がわからないと、改善する努力もできません。
改善しているという状況が見て取れなければ、「全然わかってない!」とまた上司の怒りにつながり、悪循環です。
ステージ①がある程度できたら、上司の評価も上向きになっています。ステージ②へ進みましょう。
上司と接触回数を増やす(ステージ②)
怒られると気まずくなり、相手から距離を置きたくなりますよね。
もちろん一旦はトイレに逃げ込んで、気持ちを落ち着けても大丈夫です!
しかし、ずっとトイレにはいられないですよね。気持ちが落ち着いたら、何事もなかったように上司に話しかけてください。
今からこういうことやりますという宣言でもいいですし、やってみるとこんな壁にぶつかってしまいましたなど相談でもいいかもしれません。
もちろん仕事以外の話ができそうでしたら、仕事以外の話をはさんでもいいです。
ただ怒られて逃げるのではなく、上司との接触回数を増やしてよい関係を保ちましょう。
上司と接触回数を増やすと、また怒られそう…という懸念もありますが、そこはぐっと勇気を出してみましょう。
また怒られるようならステージ①に戻って、怒られる理由を把握して改善に取り組むことをおすすめします。
出世した人をお手本にする(ステージ③)
怒られやすいながらも上司とよい関係もできてきました。
最終ステージでは、出世した人の考え方や行動を真似してみましょう。
おそらくステージ①で怒られた理由を把握し改善に努めていても、ゴールまで一人で到達するのは難しいこともあると思います。
出世した人がどのような考え方をして、その結果どんな行動をとったのか観察してみるといいかもしれません。
身近にお手本にできる出世した人がいればラッキーですね!
真似をしてみると、自分とは違う何かが見えてくると思います。
ここまでできると、怒られやすい人でも出世する可能性が高まります。
しかし、出世する方法を試したあと、上司から認められることばかり期待しすぎないように。
信頼関係を築くには、時間がかかるものです。すぐに効果が感じられなくても、継続して取り組んでみてください。
怒られやすい人の原因4つと対処法をチェック!
会社内には他にも社員がたくさんいて同じように仕事をしているけれど、怒られやすい人がいますね。
怒られやすい人には、ついつい上司が怒ってしまう原因があります。
怒られる原因により、対処法も異なります。
どんな原因があって怒られているかを知っていれば、上司に怒られたときに適切な対処法で対応できますよ。
怒られやすい人が怒られる4つの原因
- 主体性がない
- 報告をしない
- ビジネスマナーができていない
- 上司とそりが合わない
当てはまる原因がありますか?それぞれの原因の対処法をお伝えしますので、確認してみてください。
適切な対処法で「怒られやすい人」から脱することができるかもしれません。
①主体性がない
ビジネスにおいては、主体性を持っている人が重宝されます。
主体性とは、自分で考えて、やるべきことが決まっていなくても行動することです。
つまり、指示待ち人間の人は、怒られやすくなります。
上司に、言わなくてはわからない、行動できないと思われているのです。
言われる前に察知して、行動してみると怒られる回数が減るかもしれません。
②報告をしない
そもそも上司が求めている仕事の結果が出せないと怒られやすくなります。
怒られていると、気持ちが落ち込み、仕事をしてもうまくいかず、なんの報告もできないという負のスパイラルに陥りがちです。
なんの報告もないということは、上司にとっては「仕事をしていない」のと同じなのです。
会社に来て、仕事をしていないと思われると怒られやすくなりますよね。
対処法としては、結果がでていないのであれば、途中経過でもいいので上司に報告しましょう。
仕事に取り組んでいる姿を理解してもらえれば、次は怒るのではなくアドバイスをもらえるかもしれません。
③ビジネスマナーができていない
学生時代の生活指導のような怒られ方が多いなら、ビジネスマナーができていないことが原因かもしれません。
会社で働く以上、他社の人から見るとあなたも会社の顔なのです。
ですから、ビジネスマナーができていないと上司も怒らざるをえないというわけです。
特にあいさつと時間を守ることなど基本的なところからしっかり実施してみてください。
服装や髪型、言葉遣いに至るまで、ビジネスマナーを徹底的に叩き込みましょう。
今は、ビジネスマナーの本もたくさんありますし、YouTubeなど動画でも学ぶことができます。
ビジネスマナーができれば、怒られることが減ったなと思うかもしれません。
④そりが合わない
なんとなく居心地が悪い、波長が合わないと感じる人がいますね。
上司もあなたもお互いに合わないなと感じていることが、怒られやすい原因とも考えられます。
もしそりが合わないことが原因で怒られているのなら、性格や価値観が根本的に違っているので対処が難しいです。
そりが合わない場合、よい情報よりも悪い情報の方が定着しやすいようです。
そりが合わないと感じるなら、仕事のみの割り切った関係を意識してください。
怒られたときも反論せず、受け入れることをおすすめします。
怒られやすい人がもし出世しても
怒られやすい原因を対処しきれない場合は、もしかしたら出世しても辛い現実が待っているかもしれません。
出世して部下ができたときに、主体性がないままだったり、仕事ができないままだと部下はついてきません。
また、出世しても、上司はずっとあなたの上司なのです。そりが合わないままだと、出世しても怒られる日が続くかもしれませんよね。
今ある課題の改善に全力を尽くして、出世したとき困らないようにしたいですね。
4つの原因以外に
さて、あなたに怒られやすい原因がある場合のほかにも、上司が怒ることがあります。
残念ながら、あなたの成長のためを思う上司ばかりでないのが現実です。
上司が怒る理由に理不尽さを感じたら、別の働き方もあると視野を広げることをおすすめします。
成長のため以外に上司が怒る理由で多いのがこちらです。
上司の気分や余裕のなさから、怒りをぶつけてくるようなら、そんな上司に従う必要はないのかなと思います。
理不尽な理由で上司が怒り続けるなら、メモを取るなどして感情のまま発した言葉を記録しておいてもいいかもしれません。
また、怒ることで恐怖を与え、あなたをコントロールしようとしているような上司がいる職場は、健全とは言えませんよね。
上司が怒る理由が理不尽なら、転職を考えてもいいかもしれません。
まとめ
- 怒られやすい人は改善の機会を多く与えられるので、出世しやすくなる
- 怒られやすい人は出世しやすいタイプと出世できないタイプがある
- 出世のために怒られやすい人になるのは間違い。仕事で結果を出して出世しよう
- 怒られやすい人が出世する方法は、3ステージある。効果をすぐに期待しないことが大切
- 怒られやすい原因は4つあり、それぞれ対処法が異なる
- 怒られやすい原因の改善ができないときは、出世してもつらいかも
- 理不尽に上司が怒るなら、別の働き方もあると視野を広げる
怒られやすい人は出世できる可能性が高いかもしれませんが、上司が怒る理由が理不尽だった場合は出世どころか働き方を考えた方がいいことがわかりました。
怒られやすい人は、怒られている状況をしっかり見極めることが出世につながりそうですね。
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