桜餅の葉っぱの販売なら富澤商店やカルディ!売っている時期に注意!

行事

春に食べたい、甘酸っぱい香りの桜餅。ひな祭りやお花見などに出すと喜ばれますよね。

手作りすることもあると思いますが、桜餅の葉っぱがどこで販売しているかご存知ですか?

時期にもよりますが、桜餅の葉っぱはカルディや富澤商店(製菓材料店)で販売されています。

カルディではひな祭り前まで、富澤商店では3月の下旬くらいまで販売しているようです!

桜餅のシーズンは3月下旬から4月上旬くらいまでと言われているので、カルディは少し早い時期に出回るのですね。

お餅をふんわり包み込んでくれる葉っぱは、色も香りも桜餅をぐっと引き立ててくれる名脇役。

そんな桜餅の葉っぱにまつわるあれこれを徹底調査しました。

販売店から作り方、桜餅を葉っぱで包むことになった由来まで、これを読めばなんでもわかります!

 

 


桜餅の葉っぱの販売ならカルディや富澤商店!


甘酸っぱい香りの桜餅。彩りもあざやかで、春の訪れを感じさせてくれます。

よし、今年は桜餅を手作りしてみるか、と思い立ったところで、桜餅の葉っぱがどこで販売しているのか、疑問に思ったことはありませんか?

時期にもよりますが、桜餅の葉っぱはカルディや富澤商店(製菓材料店)で販売されています。

カルディではひな祭り前まで、富澤商店では3月いっぱいくらいまでは販売しているようです。

3月下旬に調査したところ、カルディでは見つけることができませんでした。

店員さんに聞いたところひな祭りまでは置いていたけれど、終わってからは片付けてしまったそうです。

しかし、富澤商店ではばっちり置いてありましたよ!

富澤商店では桜フェアをやっていて、葉っぱ以外にも桜の花フレークや桜の花の塩漬けなど、いろいろな桜の商品が置いてありました。

富澤商店での名前は「桜葉の塩漬け(伊豆産)」。お値段は45枚入りで712円 (税込)でした。

結構高い…。桜餅の材料より高価なのでは?

少しお高いですよね。それもそのはず、桜餅の葉っぱは希少で、全国で5社(2021年3月現在)でしか作られていないのです。

45枚入りが多いと感じたあなたには、富澤商店のオンラインショップがおすすめ。

富澤商店のオンラインショップには、10枚入り388円 (税込)の、少なめバージョンが販売されています。

ただ、オンラインショップだと送料が590円かかってしまいます。(5,980円以上で送料無料)

余ったら冷凍保存もできるので、多めに買って少しずつ使ってもいいですね。

使い方は桜餅に巻くだけでなく、水ようかんの下にしいたり、おにぎりに巻いたりする方法もありますよ。保存&解凍の方法はこちらです。

  • 冷凍保存の方法
    残った葉っぱをラップできっちり(できれば二重に)巻き、ジップロック袋に入れて冷凍庫で保管
  • 解凍の方法
    冷凍庫から冷蔵庫に移動し、ゆっくりと解凍させてください。

 

 


桜餅の葉っぱを代用するならグラシンカップ

桜餅の葉っぱは販売元が少ないこともあり、手に入りづらい商品でもありますね。

手に入らないときは、代用品を使うという手もあります。

桜餅の葉っぱの代用によく使われるのは、グラシンカップやアルミホイルのカップ、プラスチック製の葉っぱなどです。

まず、グラシンカップというのは画像のような、マフィン型などに敷く紙でできたケースのことです。


100均などに売っているので手に入りやすく、手を汚さずに食べられて便利ですね。

一方で、プラスチックの葉っぱは「人工桜葉」という商品名で、水ようかんやくず餅などを包むのに使われています。

お値段は本物の葉っぱよりもお安めで、富澤商店では200枚で495円 (税込)で売っていました。

代用とあなどるなかれ。桜餅に巻くと彩りがきれいで、ぐっと食欲が増しますよ。

プラスチックの葉っぱじゃ、塩っけがなくて桜餅がおいしくないのでは?

「塩っけのある葉っぱがなくては桜餅がおいしくないのでは」と考えているあなた!

実は、桜餅の葉っぱは食べないほうがおいしいかもしれないことをご存知ですか?

 

 

桜餅の葉っぱは食べる?食べないほうが美味!?


なんと、全国和菓子協会は、桜餅の葉っぱを「食べないことを推奨」しているそうです。

その理由は「外したほうが本来のお菓子の味を感じられ、より風味がするから」。

ではなぜ葉っぱを巻くのかと思いきや、お餅の乾燥を防ぐのと、桜の香りをつけるためだそうです。

桜餅のあの甘酸っぱい香りは、お餅本体ではなく葉っぱから出ていたのです。

ちょっとびっくりですよね。お餅の甘いのと葉っぱのしょっぱいのが混ざっておいしいから、葉っぱを巻いているのかと思っていました。

桜餅の葉っぱを塩漬けにするのは、お餅単体だと甘すぎるから…ではなく、塩漬けにすることで桜の香りが強くなるからとのこと。

葉っぱを食べると体に悪いというわけではありません。あくまでも食べないほうが「風味がいい」からおすすめなのですね。

あえて言うなら、桜の葉っぱにはクマリンという成分があり、毎日たくさん食べると肝毒性や腎毒性の心配があるという話はあります。

しかし、桜の葉っぱを毎日食べる人はあまりいないでしょうし、あまり気にする必要はないようです。

私は今まで、甘いのとしょっぱいの両方味わうために巻いているのかと思っていましたが、次は葉っぱをはずして、桜餅本来の味を味わってみたいと思います!

 

 

桜餅の葉っぱの作り方紹介!半年の熟成が必要

桜餅の葉っぱがなくても、おいしい桜餅は作れることがわかりましたね。

でも、やっぱりあったほうがいい!作り方がわかれば、自分で作れそうだなあ。

桜餅の葉っぱがなければ自分で作ればいいじゃない!と思うあなたに作り方をご紹介します。

桜餅の葉っぱの作り方

  1. 葉っぱを熱湯にさっとくぐらせ、冷たい水につけて冷ます
  2. 葉っぱに重しを乗せ、水を切る
  3. 充分に水が切れたところで葉っぱを10枚ずつ重ね、タッパーに入れる
  4. 塩水(100ccあたり塩80グラム)を葉っぱがかぶるくらいに注ぐ
  5. 上にラップかクッキングシートなどを乗せ、重しを乗せて2~3日置いておく
  6. ジップロック袋に塩水少々と一緒に入れ、空気を抜く
  7. 半年ほど冷蔵庫に置き、塩が浸かるのを待つ
半年も冷蔵庫に置くの!?

桜の葉にしっかり塩が浸かるには、半年ほどの時間がかかります。

漬け込む期間が短いと、葉っぱ臭さが取れず、食感も悪くなります。

できあがりの目安は桜の香りと、艶やかなべっ甲色。

意外とかかりますよね。梅干しや果実酒を作っているような感覚です。

初夏に仕込めば、翌年の桜のシーズンにはいい感じに浸かっているので、楽しみに待つという手もありますね。

 

 

桜餅の葉っぱにはオオシマザクラが使われている

桜餅の葉っぱに使うのはどの種類の桜でもよいわけではなく、オオシマザクラという桜を使います。(上記画像が桜餅の葉っぱに使われるオオシマザクラです)

オオシマザクラの葉っぱは大ぶりで、5cmから10cmほど。フチに細かいギザギザがあるのが特徴です。

香り成分であるクマリンを多く含んでいるので、塩漬けにすると、桜餅特有のいい香りがします。

オオシマザクラが葉っぱを生やすのは5月の上旬から8月の下旬なので、その時期になるべく大きくて傷のないものを集めましょう。

葉っぱは高いところに生えていることが多いので、怪我をしないよう気をつけてくださいね。

 

 

桜餅の葉っぱは何に使われる?お菓子作りにも

せっかく桜餅の葉っぱを買ったり作ったりしても、使いみちがないわ…というあなた!

桜餅の葉っぱは桜餅以外のいろいろな用途に使えるのです。

たとえば、ミンチにした桜餅の葉っぱを白あんに混ぜ込むことで桜餡(さくらあん)にしたり、粉末にしてパンやケーキに使ったりするなど、何にでも使うことができます。

良質なオオシマザクラの産地である静岡県西伊豆では、桜餅の葉っぱを粉末にして蕎麦に練り込んだ「桜葉そば」(佐野製麺㈱)が販売されています。

葉っぱの塩の味わいと、桜の香りがとてもいいのだとか!

さすが名産地、何にでも桜を入れてしまうのですね。

桜の甘い香りはスイーツとも相性が抜群で、静岡県松崎町では、バニラアイスに混ぜた桜アイス(わたなべ(有))が好評販売中とのこと。

ここでは桜の葉っぱの粉末を使ったマフィンの作り方をご紹介します。

材料

  • 無塩バター50g
  • 砂糖80g
  • 塩ひとつまみ
  • 卵1個
  • 薄力粉120g
  • ベーキングパウダー小さじ1
  • 牛乳50cc
  • バニラエッセンス3滴
  • 桜の葉パウダー6g(富澤商店)

下準備

  • 無塩バターを常温に戻す
  • 卵は割ってよく溶き合わせる
  • 薄力粉、ベーキングパウダー、桜の葉パウダーはあわせてふるう
  • 型にグラシン紙のマフィン用カップを敷く
  • オーブンを180度に予熱する

作り方

  1. ボウルに無塩バターを入れてクリーム状になるまで練る
  2. バターに砂糖加えて空気を含ませるようによく混ぜる
  3. 溶き卵を2〜3回に分けて加えて混ぜる
  4. ボウルに溶き卵を2〜3回に分けて加えて混ぜる
  5. ボウルに牛乳、バニラエッセンスを加えて混ぜる
  6. 薄力粉、ベーキングパウダー、桜の葉の粉末を加えてさっくり混ぜる
  7. マフィン型に生地を入れて180℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く

オーブンから出すと、バターの甘い香りと桜の甘酸っぱい香りが漂ってきます。

桜の花の塩漬け(35g 378円/富澤商店)を飾れば、おもてなしにぴったり。

マフィン以外にもアイス、クッキー、ケーキなど、何にでもまぜてみると、面白い使い方を発見できるかもしれません。

 

 

桜餅の葉っぱの由来!感動の桜餅誕生秘話とは


桜餅の葉っぱって、とっても手間がかかっているのですね。

桜の香りが葉っぱから香っていたなんて、今まで意識したことがありませんでした。

誰がこんな風流なお菓子を考えたのか、知りたくありませんか?

これからお話するのは、長命寺という桜餅の由来です。

桜餅にはもち米でつくられた道明寺と、クレープのような形の、小麦粉でつくられた長命寺の2種類があります。

特に西日本では、道明寺のほうが有名だといわれていますが、実は先に誕生したのはクレープタイプの長命寺のほう。その長命寺の誕生物語です。

長命寺の桜餅は、江戸時代の山本新六という人が作ったお餅が由来と言われています。

というわけで、桜餅の生みの親、山本新六さんの物語を想像と脚色を加えてお届けします!

ところどころ事実と異なる点があるかもしれませんが、雰囲気は近いのではないかな?と思うので、読んで頂けると幸いです。

山本新六です。よろしくどうぞ。

 

由来

山本新六さんは、あの「暴れん坊将軍」で有名な徳川吉宗の時代に生きていた人で、長命寺というお寺の門番をしておりました。

徳川吉宗は倹約家で有名な人で、その影響なのか山本新六さんも、倹約精神にあふれた人だったようです。

毎日お寺の掃除をしながら、空から落ちてくる大量の桜の葉っぱを利用できないか、日々考えていました。そしてある日ひらめくのです。

桜の葉っぱを醤油漬けにして売れないかな!?

(山本新六さん)

桜の葉っぱを醤油漬けにしてみよう。そうひらめいた山本新六さん。

さっそく醤油樽を用意し、桜の葉っぱを洗っては、せっせと樽に漬け込みます。

数カ月後樽を開けると、桜の葉っぱはすっかりやわらかく、食べやすくなっていました。

一口食べてみると、味はまずまずといったところ。まあ、ご飯のお供にはなりそうです。

売り出してみたところ、桜の葉のお惣菜という風流さにつられて人は集まってきました。

しかし、言ってみればただの醤油味の葉っぱ。すぐに飽きられてしまいました。

落ち込む山本新六さん。しかし彼はあきらめませんでした。

試行錯誤の末、桜の葉っぱは醤油樽に漬け込むことで、桜の香りが消えてしまうことに気づきます。

醤油は匂いが強いので、せっかくの甘酸っぱい香りを潰してしまうのです。

そこで山本新六さんはある秘策を考えました。

桜の香りを消さないために、醤油じゃなくて塩につけてみよう。

醤油ではなく、塩漬けにすれば桜の香りが消えないのでは?

そう考えた山本新六さん。さっそく試してみると、予想したとおり、塩漬けにした桜の葉っぱからはかぐわしい香りが漂いました。

塩に漬け込むことで、桜の甘い香りが強くなったのです。

この香りをかいだ瞬間、あるひらめきが彼の脳裏をよぎりました。

「この甘酸っぱい香りにぴったりなのはスイーツだ」

こうして、桜の香りに合うお菓子づくりがはじまりました。

最終的にできたのが、今も受け継がれているクレープタイプの長命寺桜餅。

売り出してみるとこれが大人気で、江戸中の評判になったということです。

いやーん泣ける…。山本新六さんって根性の人だったのね。

あきらめないって、大切なことなのですね。この山本新六さんのお店は、「長命寺桜もち 山本や」という名前で現在も続いているのですよ。

 

長命寺桜もち 山本や

というわけで、桜餅の由来となった「長命寺桜もち 山本や」にいってきました!

「長命寺桜もち 山本や」は隅田川沿い、長命寺のすぐそばにあるお店。

普段は店内で食べることができるのですが、桜のシーズンはお持ち帰りだけとなっていました。


家に帰って、さっそく箱を開けてみると、3枚もの大きな葉っぱに包まれた真っ白いお餅が。

葉っぱを3枚も包むのは、絶対にお餅を乾燥させてなるものかという強い気持ちが伝わってきますね。

「長命寺桜もち 山本や」では葉っぱは外して食べるのがおすすめとのことで、私も外して食べました。

お餅はやわらかく、中のあんこが口の中でキラキラしています。

おかしな表現ですが、本当にキラキラしているのですよ!

口の中で弾けている感じがありました。とてもおいしかったです。

ちなみにその後、ふと思い立ってお餅と葉っぱを一緒に食べてみたのですが、塩っけが強すぎる気がしました。

葉っぱを外して食べることを勧めている理由がわかりました。

 

小噺(こばなし)

「長命寺桜もち 山本や」では、こんな小噺が伝わっているそうです。

ある隅田川沿いの茶屋で、桜餅を食べている客がいました。
その客は桜餅の食べ方を知らないのか、桜餅を皮(葉)ごと食べていました。
そこで隣の客が「旦那、皮をむいて食べたほうがいいですよ」と言ったところ、客は「あ、そうですか」と言い、そのまま川の方を向いて食べたそうです。

面白いお話ですね。「長命寺桜もち 山本や」のある隅田川沿いではさまざまな種類の桜が植えてありました。

私が訪れた3月中旬ではほとんどの桜がつぼみでしたが、きっと4月頃には満開の桜が咲き乱れているのでしょうね。

隅田川の方向を向いて食べたお客さんも、風流な食べ方だと納得したことでしょう。

 

 

まとめ

  • 桜餅の葉っぱはカルディや富澤商店で販売されている
  • 桜餅の葉っぱはひな祭り前から3月の間に販売されている
  • 桜餅の葉っぱの代用品にはグラシンカップやプラスチックの人工桜葉など
  • 桜餅の葉っぱは乾燥を防いだり、香りづけしたりするために巻いている
  • 桜餅の葉っぱの種類はオオシマザクラ
  • 桜餅の葉っぱの由来は、江戸時代の山本新六さん

桜餅の葉っぱは販売されている期間が短いのですね。

短い期間であっても、桜の香りを楽しめるお菓子を食べられることは、日本人の幸せのひとつだと感じました。

桜餅を食べるときは、葉っぱの香りも一緒に味わって食べようと思います。


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