ビール片手においしい焼肉!おうち焼肉って最高ですよね。
しかしそんな最高のイベントに毎回つきまとう残念なものといえば…。そう、油汚れです。
お肉を焼くたびに飛び散る油はね。せっかくきれいに拭いたのに部屋中にただよう油の臭い…。
せっかくの楽しい焼肉も、こんな状態では一気にテンションが下がってしまいます。
困った「油はね」には、どう対策したら良いのでしょうか。
実は、油はね対策が徹底されたすばらしい商品があるんです!
この記事では、おすすめ商品のご紹介とともに、手軽にできる油はね対策や油汚れの洗濯方法などについてご紹介します。
もしよければ参考にしてみてくださいね。ノンストレスで思いっきり焼肉を楽しみましょう!
焼肉の油はね対策!2つの油汚れへの対処法!
焼肉で発生する油汚れには、2種類あります。「油はね」と「オイルミスト」です。
「油はね」と「オイルミスト」では、それぞれ汚れる「原因」や「対策」が異なります。一つずつみていきましょう。
油汚れの原因
テーブルの上や近くの床が油で汚れる原因、それは「油はね」によるものです。
お店で運ばれてくるハンバーグ、鉄板の上で油がパチパチと跳ね上がりますよね。
家でお肉を焼くとき、ホットプレートにのせるとジュワーッと油が弾けますよね。
これが「油はね」です。「油はね」は、水と油がぶつかって飛び散ることで発生します。
「油はね」は目で見ることができますし、飛んでいく範囲もすぐ近くです。
なーんだ。普通の「油はね」のことね。
一方、部屋中が油で汚れる原因は、「オイルミスト」によるものです。
「オイルミスト」は、熱せられた油が空気中をただようことによって生じます。
油が霧のように部屋中をただよい、「壁」や「カーテン」「ソファー」や「床」などに付着します。
きちんとテーブルを拭いたのに、なんだか部屋中が油くさい…。そんな経験ありませんか?
それはおそらく「オイルミスト」によるしわざです。
「オイルミスト」は目で見ることができず、飛んでいく範囲も広範囲です。
へー部屋中が汚れるのは「オイルミスト」のしわざだったんだ。
では早速、それぞれの「対策」をみていきましょう。
新聞紙やチラシを敷く
一番定番なのは、やはり「新聞紙やチラシを敷く」方法です。
購入する手間もコストもかからないので、一番楽な「油はね」対策といえるでしょう。
食べた後は汚れた新聞紙を捨てればいいだけですし、お掃除も楽ですね。
敷くのと敷かないのとでは、天と地の差!
「油はね」はテーブルの上だけでなく、近くの床にも飛び散ります。
「テーブルの上一面」及び「床にもなるべく広範囲」で新聞紙やチラシを敷くことをおすすめします。
ただし新聞紙ですと、飛んだ油でインクがにじみインク油が発生する可能性があります。インク油の上を歩くと足の裏や靴下の裏など黒くなってしまいますので、注意してくださいね。
インクのにじみが気になる場合は、新聞紙ではなく、大きなチラシを敷くことをおすすめします。
ペーパータオルでホットプレート内の油をこまめに拭き取ることも、油はねの防止になりますよ♪
焼肉シートを敷く
新聞紙やチラシがない場合は、「焼肉シート」を購入すると良いでしょう。
新聞をとっていないご家庭もありますよね。ちなみに我が家はもっぱらスマホから情報を得るタイプでして、新聞紙がすぐに使える便利アイテムとして機能しなくなりつつあります。
焼肉シートは油ハネ対策として新聞紙よりも機能性が高く、また見た目も良いので、「新聞紙だとちょっと…。」という場合にもおすすめです。
「表は吸水性の良いパルプ素材」「裏は水や油を通さないラミネート加工」になっています。
下まで汚れを通さないので、食べ終わったら「焼肉シート」をポイッと捨てるだけでOKです。
面倒な拭き掃除をしなくて良いなんて、なんという主婦の味方!
油だけでなく、しょうゆやソースといった液タレ汚れの防止としても役立ちます。
使いたい大きさに合わせてシートをカットすることもできるので、無駄なく使えて便利ですね。
基本的にはテーブルの上に敷くシートなので床対策には適しませんが、滑らないようであれば床に敷くのもアリかもしれませんね。
家具にはシートをかぶせる
次はいよいよ、手強い「オイルミスト」対策です。
オイルミストは部屋中にただよう油なので、遠くにあるソファーやカーテン、床や壁などにも付着します。
一番手軽な対策としては、家具にシートをかぶせてオイルミストの付着を防ぐことです。
新聞紙をかぶせるとインク油で黒く汚れてしまう可能性があるので、新聞紙よりも「チラシ」や「いらない布」などをかぶせた方が良いでしょう。
余った「焼肉シート」を家具にかぶせてもいいですね。
床は、なるべく遠くまでチラシを敷くことをおすすめします。
焼肉は200C°で引きづり焼き
なかなか手強い「オイルミスト」ですが、実は「オイルミスト」が発生するのは、油の温度が220C°を超えたときです。
つまり、220C°以下の設定温度でお肉を焼けば、「オイルミスト」の発生を防げるということです。
でも、お肉は高温で焼かないとおいしくないよ…。
そうなのですが、ここで朗報です!お肉は引きづりながら焼くことで、高温を保ったままおいしく焼くことができます。
つまり、220C°以下で引きづりながら焼くことで、「オイルミスト」を発生させずに焼肉することは可能なのです。
実はお肉を「置いたまま」焼くと、その部分だけ一気に熱が下がってしまうのですが、「引きづり焼き」はそれを防ぐことができます。
つまり、お肉を一定の場所に置かず引きづりながら焼くことで、ホットプレートの温度が下がってしまうことなく、常に高温を保ったまま焼くことができるのです。
そのため、設定温度が低めの200C°であっても、高温を保ったままお肉をおいしく焼くことができます。
「ジュー」っという音が、良い温度で焼けている証拠です。
おいしく焼けて「オイルミスト」による油汚れも防げる。まさに一石二鳥ね♪
生肉に触れた箸で食事をすると食中毒のリスクが高まりますので、充分注意しましょう。
お肉を焼くときは「焼く箸」と「食べる箸」を必ず分けてくださいね。
油汚れ対策された製品の購入!
これまで手軽にできる「油汚れ」対策をお伝えしてきました。しかし、こんな疑問がわきませんか。
チラシを敷いたところで結局「オイルミスト」までは防げないんだよなあ…。
「低温での引きづり焼きでオイルミストは防げる」って言ったって、結局続けられるのも時間の問題…。孫に強いるのも可哀想だわ。
残念ながら、これまでの「油はね」対策だけでは限度があるんですよね。
結局一番おすすめする対策は、油汚れ対策が徹底された商品を購入することです。
これから先、油汚れを気にしないで楽しく焼肉を食べたいのであれば、もうこの方法以外ないのではと思います。
ホットプレートの購入は確かにお値段が張りますが、油汚れに対する「ストレス」は格段に減るでしょう。
次の項目では、油はね対策がされた商品をご紹介します。
焼肉で油はねしないホットプレートはコレ!
焼肉の油汚れ対策でおすすめしたいのは、山善の、煙の少ない焼肉プレート「XGRILL PREMIUM」です。
吸煙ファンをつけると「すんっ」と煙が下へ吸収されて驚きます。油跳ねもほとんどしないのです。
たこ焼きプレートもついています!
口コミもみてみました。以下のような口コミが多かったので、ご紹介したいと思います。
油はねがほとんどない!
部品が取れるのでお手入れが簡単!掃除がラク♪
焼肉してもほとんど煙がでなくてびっくり!
「ほとんど煙が出ない」というのは「ほとんどオイルミストがでない」というのと同じことです。
「煙を吸い込んでくれる」ということは、空気中に一緒に舞う「オイルミストも吸い取ってくれている」ということだからです。
お値段は少ししますが、ここまで煙や油汚れを防いでくれるのであれば、多少お値段が張るのも仕方のないことでしょう。
我が家はBBQを夏によくするのですが、風の強い日や寒い日にあたると、家で焼肉できたらいいのにな、とつくづく思います。
家の中で、子供が近くにいても、安心に楽しめる、一家に一台のプレートです。
焼肉の油はねを洗濯で落とす方法とは!?
服についた焼肉の油はね…。クリーニングに出すのはもったいないし、できることなら自分でなんとかしたいですよね。
焼肉で服についた油はねを洗濯する方法をご紹介します。
油はねは、普通に洗濯するのではなかなか落ちません。
洗濯する前にいくつかの工程がありますので、みていきましょう。
外出先などですぐに洗濯ができない場合の応急処置の方法についてもお伝えしていますので、参考にしてみてくださいね。
軽い油汚れの場合
軽い油汚れの場合、「食器用洗剤」で落ちるか試してみましょう。
軽い油汚れを落とす方法
- 油がついている部分に「食器用洗剤」をつける
- 指で優しく揉み込む
- なじんだら40C°くらいのお湯で流し、油を緩ませる
- 油が落ちたら洗濯して完了
食器用洗剤には「界面活性剤」が含まれており、それが油汚れをよく落としてくれます。
そのため、油汚れには「食器用洗剤」が最適です。
油は温度を上げるとやわらかくなるので、水ではなくお湯で洗い流しましょう。
洗い流しても落ちない場合は、1〜3の工程を繰り返し、油が落ちたら洗濯してください。
やってみたけど、なかなか頑固で落ちないわ…。
上記方法で落ちなければ、下記の「頑固な油汚れの場合の対処法」を試してみましょう。
頑固な油汚れの場合
頑固な油汚れは天敵ですね。少し面倒にはなりますが、クリーニング代のことを思えば試してみる価値はありそうです。
ただし、絹やウールなどデリケートな素材のものは行えません。
漂白剤が使用できないからです。残念ですが、プロであるクリーニング店にお任せしましょう。
頑固な油汚れを落とす方法(漂白剤編)
用意するもの
- 液体酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)
- クエン酸
- セスキ炭酸ソーダ
- 歯ブラシ
手順
- セスキ炭酸ソーダと酸素系漂白剤を1:1で混ぜ合わせる
- 油汚れの部分に塗り、歯ブラシで軽くたたく
- その上に熱湯を少しずつかける
- 仕上げにクエン酸水(クエン酸小さじ1:水100ml)をかける
- ぬるま湯ですすぐ
- 油が落ちたら洗濯して完了
クエン酸とセスキ炭酸ソーダは、100均で購入できます。
漂白剤は粉末タイプや塩素系のものもありますが、そちらは使用しないでくださいね。
酸素系漂白剤は「色物」や「柄物」でも使用できますが、念のためいらない布などでチェックすることをおすすめします。
一通り行っても油が落ちない場合は、1〜5の工程をもう一度繰り返しましょう。落ちたら洗濯機に入れて洗濯してください。
でもなんかちょっと手間ね。もっと簡単に落とせる方法はないのかしら?
もっと簡単に落とす方法はあります。クレンジングオイルを使って落とす方法です。
頑固な油汚れを落とす方法(クレンジングオイル編)
用意するもの
- クレンジングオイル
手順
- 乾いた状態の油汚れにクレンジングオイルをたっぷりたらす
- 揉んだり押したりして油汚れによくなじませる
- 3分〜5分置く
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
- 油が落ちたら洗濯して完了
クレンジングオイルは水に触れると洗浄力が落ちてしまうので、「油汚れが乾いている状態」で行うことが重要です!
一通り行っても油が落ちない場合は、1〜4の工程をもう一度繰り返しましょう。落ちたら洗濯機で洗ってください。
食器用洗剤で落ちなかった場合に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
外出先でできる応急処置
今外出先で焼肉中。油はねが服についてしまったの。放っておくとシミにならないか心配だわ。
せっかくの大事な服を無駄にしないためにも、外出先でできる応急処置をご紹介します。
外出先での応急処置
用意するもの
- ティッシュ(ハンカチでも代用可能)
- 水
- 石鹸(ハンドソープも可)
手順
- 乾いたティッシュで油部分をポンポンとたたき、油汚れを移しとる
- 別のティッシュを用意し、水と石鹸をつける
- たたくようにして油部分を湿らせる(油汚れの周りから中心に向かってたたく)
- 油汚れの裏側に乾いたティッシュをあてる
- 水を含ませたティッシュで油部分をたたき、汚れを押し出すように吸い取らせる
- 乾いたティッシュでおさえる
- 石鹸の成分がなくなるまで5、6を繰り返す
油を落とす際は、油汚れの周りから中心に向かうようにしてたたいて落としましょう。輪ジミになるのを防ぐためです。
またティッシュを湿らす際は、水分が多すぎないように注意しましょう。油汚れが広がるのを防ぐためです。
時間が経つほど落としにくくなるので、帰ったらなるべく早く洗って落とすことが重要です。
家で洗えない衣類の場合はクリーニングにお任せし、家で洗える場合は、しっかり油汚れを落としてから、洗濯機へと投入しましょう♪
まとめ
- 油汚れには「油はね」と「オイルミスト」の2種類がある
- 油はねは新聞紙やチラシ、焼肉シートを敷いて対策!
- 新聞紙の使用はインク油がついてしまう可能性があるので注意
- 200C°の引きづり焼きで「オイルミスト」対策が可能
- 一番の油汚れ対策は油はね対策された商品に頼ること
- 油はねとオイルミスト対策が徹底された商品といえばエーワングリルホットプレート!
- 軽い油汚れには食器用洗剤で対応
- 頑固な油汚れには漂白剤かクレンジングオイルで対応
おうち焼肉楽しいですよね。油汚れがなくなればもっと楽しめるのに…。とつくづく思います。
私はズボラなので、やっぱり油はね対策された商品に頼るのが一番だと思いました。
片付けやお掃除も含めて焼肉を楽しみたいですね。
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