荷物を送りたいときや押し入れに保管したいとき、必ずといっていいほど必要になるのが段ボール。
家にある段ボールのサイズが大きすぎて困っていませんか?
スーパーにもらいに行くのも面倒だし、購入するにもお金がかかる…。
そんなとき、家にある段ボールを小さくすることができたら便利ですよね。
段ボールの一部をカットするだけで、段ボールのサイズを小さくすることができます。
段ボールのサイズを小さくしてコンパクトに梱包する方法をご紹介します。
実際に試してみましたが、簡単に小さくすることができました♪
段ボールの測り方や、引っ越しの際に必要な段ボールの枚数などについても解説しています。
段ボールのサイズを小さくする方法をご紹介
段ボールのサイズを小さくする方法を2つご紹介します。
段ボールのサイズを小さくすることで、適切なサイズに梱包することができます。
荷物を送る際は隙間が大きいと梱包物が動いてしまい破損する危険性があります。
段ボールを小さくできれば、わざわざ段ボールを購入しなくて済みますし、緩衝材を用意する手間なども省けて便利ですね。
一度覚えておくと大変便利なテクニックです。カッター1本でできますし、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
横幅を短くしたい場合
横幅を短くして段ボールを小さくする方法をご紹介します。
用意するものは、カッターとガムテープです。以下に手順を示します。
- 段ボールの一面を切り離す。両端の角に沿ってカットすればOK【画像①②】
- 切り離した一面を、小さくしたいところまでずらす【③】
- 飛び出た段ボールの部分を4、5cm余るようにカットする【④⑤】
- 底面の余分な部分も切り取る【⑥】
- 先ほど余らせた4、5cmの部分を内側に折り込む【⑦】
- 切り離した面を外側から合わせる【⑧⑨】
- つなぎ目をガムテープでとめる【⑩】
- 商品を入れ、ガムテープでとめれば完成【⑪】
難しく感じるかもしれませんが、一度工程を把握してしまえば後は簡単です。できると嬉しいですし、達成感がありますよ♪
底が抜けてしまうといけないので、底面にもガムテープをはることをおすすめします。
高さを低くしたい場合
高さを低くして段ボールを小さくする方法をご紹介します。
こちらも用意するものは、カッターとガムテープです。以下に手順を示します。
高さを低くして段ボールを小さくする手順
- 低くしたい高さまで四隅に切り込みを入れる
- たたむ前に、内側に折り目をつける
- 折り目に合わせて段ボールをたたむ
- 商品を入れてガムテープでとめれば完成
低くしたい高さのところに、ペンなどで印をつけておくと切り込みが入れやすかったです。
今回は、カッターの刃を閉まった状態で折り目をつけています。
折り目は多少アバウトに入れても問題ありませんでした(笑)
段ボールサイズの測り方!サイズ表示の見方も!
段ボールサイズの測り方やサイズ表示の見方についてご紹介します。
家に段ボールがなくて購入したい。そこで段ボールの販売サイトを見ると、「長さ・幅・深さ」などと書いてあります。
しかし段ボールには内側と外側があり、どこを測れば良いかよく分からないですよね。
それにこの単位、いまいち分かりにくくないですか?
サクッと解決して、梱包物に見合ったサイズの段ボールを購入しましょう!
ちなみによく、60サイズや140サイズなどといった表示も見ますが、これらの表示の見方についてもお伝えします。
段ボールサイズの測り方
段ボールサイズの測り方は、段ボールを組み立てた状態で行います。
フタから底までの距離が「深さ」、長い辺が「長さ」、短い辺が「幅」となります。「長さ×幅×深さ」で表記されます。
単位は「mm」と決まっています。例えば「長さ40cm・幅20cm・深さ30cm」の場合、段ボールサイズの表記は「400mm×200mm×300mm」です。
会社によって「横×縦×高さ」で表記しているところもありますが、「横(長さ)×縦(幅)×高さ(深さ)」と考えて頂ければOKです。
コンビニや宅急便で送る際は基本、段ボールの外側を採寸して値段が考慮されますので、こちらの測り方で構いません。
しかし段ボールの販売サイトでは、外側の採寸が表示されたり内側の採寸が表示されたりと、表示の仕方がまちまちです。
外側の採寸とは、段ボールの厚みを含んだ採寸です。「外寸」といいます。
内側の採寸とは、段ボールの厚みを含まない採寸です。「内寸」といいます。
内寸は、段ボールの厚みをひいた内側のサイズとなっているので、梱包する商品が段ボールに入るかどうかをそのまま確認できて便利ですね。
しかし外寸で表示されている場合は、段ボールの厚みも含まれたサイズになっているので、購入する際は段ボールの厚みを引いた状態で荷物が入るかどうか検討しましょう。
一般的な段ボールの厚みは、3mmと5mmが多いですよ。
「〇〇サイズ」の見方
宅急便の料金表を見ると60サイズや140サイズなど、「〇〇サイズ」という表示がよくされていませんか?しかしこの表示、見方がよく分からないですよね。
実は段ボールの「〇〇サイズ」は、「長さ+幅+深さ」の合計なのです。
例えば、「長さ(40cm)+幅(20cm)+深さ(60cm)」の場合、合計は120cmです。
したがって、段ボールサイズは「120サイズ」となります。
「長さ(80cm)+幅(40cm)+深さ(40cm)」の場合、合計は160cmです。
そのため、段ボールサイズは「160サイズ」となります。
でも、いつもピッタリのサイズになるとは限らないわ。126cmになったり158cmになったり合計はまちまちよね。
サイズがピッタリでない場合は、おさまるサイズの段ボールが選択されます。
サイズは一般的に、60、80、100、120、140、160サイズあります。
合計が126cmの場合は140サイズが選ばれ、合計が158cmの場合は160サイズが選ばれることになります。
宅急便の料金表の見方がやっとわかったよ。
段ボールのサイズや重さによって料金も変わってきますから、段ボールの大きさも梱包物に見合ったものを選びたいですね。
私もこのサイズの見方が分からなくて、値段をおさえて荷物を送りたくてもどうしたら良いのか分からず苦労しました。
これからは「101サイズ」になってしまったら「100サイズ」におさまるように頑張りたいと思います(笑)!
段ボールのサイズで引っ越しに最適なのは?
特に段ボールが大量に必要になってくる場面といえば、引っ越しですよね。
しかし段ボールにもいろいろなサイズがあります。
どの段ボールを用意したら良いか迷ってしまいませんか?
引っ越しに最適な段ボールのサイズをご紹介します。
引っ越しに最適な段ボールのサイズ
引っ越しに最適な段ボールは、100サイズ、120サイズ、140サイズです。
引っ越し会社でも、この3つのサイズを主に使用しています。
この3つのサイズですが、それぞれ何を入れたら良いかある程度決まっています。
100サイズ | 重たいもの:食器・書籍など |
120サイズ | 書類・Tシャツ・おもちゃなど |
140サイズ | 軽くてかさばるもの:コート・靴など |
基本的には、重い荷物は小さいサイズ、軽い荷物は大きいサイズの段ボールに入れることをおすすめします。
大きい段ボールに重い荷物を入れてしまうと重さに耐えられず底が抜けてしまう可能性がありますし、重たいので運ぶのも大変です。
あなたの荷物はどのようなものが多いでしょうか?
食器や書籍など重たい荷物が多い場合は100サイズの段ボールを、衣類など軽い荷物が多い場合は140サイズの段ボールを多めに用意しておくと良いかもしれませんね。
ちなみに「100サイズ」はだいたい、カラーボックス1段分です。
段ボールのサイズも目安に検討すると、準備のめどがつきやすいかもしれません。
用意する段ボール数の目安
下記の表は、世帯人数ごとの標準的な段ボールの使用数を示したものです。使用している段ボールは、100、120、140サイズです。
世帯人数 | 段ボールの枚数 |
1人(1ルーム〜1LDK) | 10〜20枚 |
2〜3人(1LDK〜2LDK) | 30〜40枚 |
4〜5人 | 50〜80枚 |
「家族の人数×10〜15+α」で計算すると、必要な段ボールの枚数が割り出せます。
しかしこちらはあくまでも目安です。荷物が多い場合は、多い枚数を用意しておく必要があります。
段ボールは余るよりも足りない方が、準備に支障をきたします。余裕をもって準備しておきましょう。
見積もった枚数よりも、10枚くらいプラスで用意しておくことをおすすめします。
まとめ
- 段ボールのサイズは小さくすることができる
- 横幅を短くしたり高さを低くしたりして小さくすることが可能
- 段ボールサイズの測り方は「長さ×幅×深さ」
- 60サイズや140サイズといったサイズ表示は「長さ+幅+深さ」の合計
- 引っ越しにベストな段ボールは、100、120、140サイズ
- 引っ越しに必要な段ボールの枚数は「家族の人数×10〜15+α」で割り出せる
段ボールのサイズを小さくする方法は、やってみるととても簡単です。
適切なサイズに調整できるので、段ボール選びに奮闘する時間が省けておすすめです。
ぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか♪
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