コートとジャケット。この違いを知っていますか?
コートは、主には防寒・防風目的のアウターウエアです。ジャケットは、用途に関係なく着られる上着です。
コートとジャケットはどちらも衣類の上に着る「上着」であり、着方に微妙な差がありますが、分かりやすいその違いは丈の長さにあります。
冬はもちろん、春先、秋が深まるとき、少し肌寒い夏の夜。コートとジャケット、どちらを着るか迷うとき、ありませんか?
また、上着を着ると、その上着一色になってしまい、ありきたりな着こなしになってしまいがち…。
双方の違いを理解すれば、好感を持たれる着こなしをしてイメージチェンジも可能です!
実は、コートとジャケットは重ね着をすることも可能ですよ♪
違いを生かした組み合わせで、おしゃれファッションを楽しみませんか。
コートとジャケットの明確な違いは丈の長さ!!
コートとジャケットは、どちらも洋服の上に着る物なので上着の一種です。
上着の中で、コートとジャケットの位置づけ=違いはさまざまありますが、丈の長さが明確な違いとなっています。
コートとは
- 衣類の上に着る防寒・防風・雨除けする物。ヒップより下まである長い丈の上着
- ピーコート、トレンチコートなどで、留め具(ボタン、ファスナーなど)が付いている物
コートは、ヒップより下まである長い丈が特徴です。
コートは、どちらかといえば役割がきちんとある上着ですね。
私は、肌寒いときに防寒対策で暖かいコートを着ます。時折マフラーを巻いたり、帽子を被ったりすることもあります。私の場合は、さらに手袋も(笑)
あとはレインコートですね。これも雨除けです。こう考えると、着るべきタイミングで着るといったところでしょうか。
ジャケットとは
- 衣類の上に着る物。腰からヒップの上を覆う上着
- ミリタリージャケットダウンジャケットなどで、留め具(ボタン、ファスナーなど)が付いた衣類
対してコートは、腰からヒップ上の短い丈が特徴です。
ジャケットは、着る機会に特にしばりがないような気がしますよね。
私は、ブラウスだけでは物足りないときにその上にテーラードジャケットを着ますが、それだけで気分があがります!
物足りないな…と思う洋服の上にジャケットを身に着けるだけでテンションUPしますよね。
このことからも、どちらかといえば、自由に着ることができる上着といったところでしょうか。
コートとジャケット、それぞれに特徴がありますね。一概にはっきりと示せる違いは、丈の長さでした。
コートとジャケットのクリーニングはするべき?
コートとジャケットの違いが分かりましたね。はっきりとした違いは丈の長さでしたが、お手入れ方法などに違いはあるのでしょうか?
使用する期間が終わったら、お手入れも重要になりますので、それぞれの特徴とともにお手入れ方法を見ていきましょう。
コートもジャケットも、クリーニングをすべきかは素材によります。
コートの場合
見た目では分かりにくいですが、意外にもコートは傷んでいる事があります。
コートは素材にもよりますが、クリーニングに出すことをおすすめします。
お手入れする場合は、1シーズン1回で十分です。
ただ、クリーニングに出すとコストがかかりますよね…。できればクリーニングは避けたいと思うところ。
でも実は、耐水性の高いコートなら自宅の洗濯機で洗えます!(※必ず洗濯表示の確認を!)
トレンチコートは、乾かしたあとにはアイロンがけをおすすめするなど、それぞれの素材ごとにやるべきことがあります。
そもそも、自宅の洗濯機で洗えるコートには注意事項があるはずです。必ずタグ確認をしましょう。
ちなみに、洗濯出来ないコートやアイロンがけの手間を考えたら、ズボラな私は宅配クリーニングを利用します(笑)
ジャケットの場合
チェックすべきはほとんど同じですが、コートとは違い、ジャケットは着たままで何かをすることが多いので、全体的にチェックをした方が良いです。
また、ジャケットを洗う際に気を付けたいのは型崩れ。
お気に入りのジャケットが洗濯でキレイになったのに型崩れしたら、そのショックは計り知れないですよね…。
ジャケットのタグに洗濯マークと手洗いマークがあったら、洗濯機の使用が可能です。
わざわざクリーニングに出さずに、コストを抑えられますね。
洗剤はおしゃれ着洗剤を使用し、汚れが酷いカ所を部分洗いし、ジャケットを裏返して洗濯ネットに入れます。
干す際に使用するハンガーは、肩幅とピッタリの物を使用しましょう。
コートとジャケットの重ね着NGとOKファッション
実は、ジャケットは薄手が多いので、その上にコートを重ね着する事ができます。
特に、普段スーツの上にコートを着ている場合は、ジャケットの下に着る衣類にも気を付けないと、着膨れになるので動きづらくなります。
衣類に気を付ければ、組み合わせ方次第でコートとジャケットの重ね着をして、上手に体温調整することができます!
重ね着NG編
まずは、重ね着NGのファッションです。ファッションは人それぞれですので、これを完全に否定するわけではありません。
ただ、一般的には控えた方が良いとされるものが以下の組み合わせです。
- カジュアルなミリタリージャケットやテーラードジャケットの上に、紳士服用の背広を着る
- ロングコートの上にジャケットを着る
上記は、バランスが悪い為、オススメできません。
自分自身でTPO(時間・場所・場合)に合った重ね着ができれば、着こなしに迷うことも少なくなりますね!
一方で、コートとジャケットの重ね着が可能な組み合わせもあります。
ロングコート×ダウンジャケット【重ね着OK編】
ロングコートの下に薄いダウンジャケットを着る場合は、ダウンジャケットの下に半袖を着る方法があります。
冬場に勇気が出ませんが(笑)、ダウンジャケットは保温性が高い為、その上にロングコートを着ているのでさほど寒さを感じません。
どうしても半袖に抵抗があれば、薄手のロングスリーブTシャツがオススメです。
ロングコートとダウンジャケットだけでも暖かいですが、さらに防寒したい場合はニットワンピースを着ると安心です。
ファーコート×デニムジャケット【重ね着OK編】
個人的には、この組合せが一番おしゃれに見えます。(でも一番難しい…!)
私も、この組み合わせに憧れてチャレンジをしたことがあります。
そのときは厚手のデニムジャケットを買ってしまい、ファーのボリュームもあり上半身がマッチョになりました(笑)
ファーコートは1枚着るだけで暖かいしおしゃれですが、ちらっと見えるデニムジャケットが一段とコーディネートを良くしてくれます!
さらに、ボトムスをジーンズにするとデニムonデニムになってお洒落上級者の仲間入りです。
デニムジャケットは厚過ぎずストレッチの効いた物を選ぶと良いですね!
まとめ
- コートとジャケットの違いで明らかな点は丈の長さ
- コートは、ヒップ以上の長さがあるので体を暖めてくれる
- ジャケットは、腰からヒップまでの長さがあるので体温調整がしやすい
- コートとジャケットのお手入れは、素材によってはクリーニングではなく洗濯でもOK
- コートとジャケットの重ね着はTPOを意識する
コートとジャケットの違いは、ズバリ丈の長さでした。
また、双方のメリットや特徴の違いを上手に生かし、重ね着をすると、防寒が高まり個性的なファッションを楽しむことができます。
ファッションはあくまでも個人の自由。縛られないファッションを楽しみましょう!
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