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酢飯の保存は冷凍が最も長持ちする!炊飯器を使った保存方法も解説!

暮らし

何か良いことがあったときのお祝いやパーティーなどで、手巻きずしやちらしずしは定番ですよね。

お刺身を買えば準備はそれほど大変ではないため、私もよく手巻きずしを夕飯に作ります!

おすしを作るときに必ず用意するのが「酢飯」だと思うのですが、張り切ってつい酢飯を作りすぎてしまった経験はありませんか?

使い道がわからないからとりあえず冷蔵庫で保存したものの、一晩たったら固くなってしまった…ということになったらもったいないですよね。

実は、最も保存期間が長く、酢飯のおいしさを保つことができるのは冷凍保存です。

この記事では酢飯の保存方法について、主に冷凍、冷蔵、常温の3つの方法を詳しく解説していきます。

炊飯器を使った裏技的な保存方法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

酢飯の保存は冷凍がオススメ!冷蔵保存も紹介

ホームパーティーやひな祭りなど、イベントにぴったりな料理であるおすし。握りずしのほかに、手巻きずしやちらしずしなどもおうちで作るおすしの定番です。

しかし、いつもの白米と違い、酢飯は余らせたらあまり使い道が思い浮かばないですよね。

おかずと一緒に酢飯をそのまま食べるのは無理があるし、かといって2日連続おすしは飽きてしまう…。

そんなとき、「なるべく酢飯が長く保存できたら良いのに!」と思いますよね。白米に比べると、保存方法は変わってくるのでしょうか。

約1ヶ月という長い間、おいしさを保ったまま酢飯を保存できるのは冷凍保存です。また、冷蔵でも保存はできますが、乾燥を防ぐための工夫が必要です。

ここからは、酢飯の冷凍と冷蔵の保存について詳しく解説していきたいと思います。

それぞれの保存方法やメリットについて紹介しているので、自分に合った保存方法を試してみてください。

 

酢飯を冷凍保存する方法と注意点

冷凍保存の特徴

  • 約1ヶ月も保存ができ、酢飯の保存期間の中では最も長い
  • ちらしずしなど、具が混じっているものは冷凍に向いていない
  • 1食分ずつラップにくるんで保存することがコツ
  • 食べたいときに解凍して使うことができるため便利

冷凍保存の最大の特徴は、長期間保存ができるというところにあります。

お肉や野菜などレシピにレパートリーがある食材に比べると、酢飯はレパートリーが限られており、つい余りがちになってしまいます。

私も、酢飯を大量に作ってしまい、食べきれなくてだめにしてしまったことがあります。基本おすしにしか使えないのが少々やっかいですよね。

冷凍で酢飯を保存すると好きなときに解凍して使うことができるため、すぐに酢飯を使い切らなくてはならないという焦りがなくなります。

さらに冷凍だとお米がパサつかずに保存ができて、時間が経ってもおいしい!

 

冷凍だとご飯の味の質が落ちてしまうのではないかと心配になってしまうかもしれません。しかし、実際は酢飯のおいしさは変わらないので安心してください。

ただし、ご飯が黄色く変色していたり、変な酸っぱさがあったりする場合は腐っている可能性があるので食べないようにしましょう。1ヶ月以内に食べきることをおすすめします。

また、お刺身などなまものの具が乗っていた場合は冷凍保存をしても食べられなくなってしまう場合が多いです。

ちらしずしなど具がすでに混ざっているものも冷凍保存には向いていません。何も入っていない酢飯を保存するときに冷凍保存が使えると思ってください。

ここからは実際に酢飯を冷凍保存するときのやり方について説明します。冷凍保存の方法は非常に簡単で、普通の白米を冷凍するときとほぼ変わりません。

酢飯の冷凍保存の仕方

  1. 酢飯を1食分ずつに分ける
  2. 分けた酢飯をラップで包む
  3. ジップロックなどの袋に入れる(空気はしっかりと抜く)
  4. 冷凍庫に入れる

冷凍庫に入れる際、金属のトレーに入れておくと冷気が伝わるのが早いため、より新鮮な状態のまま冷凍することができます。

小分けにしておくことで1食分だけ解凍することができるので、食べたいときに使えて便利ですよね。

大きなかたまりのまま酢飯を冷凍すると、凍る時間が場所によって変わってしまい、おいしさを損ねてしまう可能性がありますので小分けにすることをオススメします。

 

酢飯を冷蔵保存する方法と注意点

冷蔵保存の特徴

  • 冷蔵で保存できる期間は1~2日ほど
  • 冷蔵庫の温度が低いため、ご飯が固くなってしまう
  • 酢飯が固くなることを防ぐために、濡れた布巾などをかけておくことが必要
  • 野菜室で保存すると、酢飯が固くなるのを抑えられる

これまでの解説でわかる通り、冷凍保存が保存方法の中でも保存期間が長く、味の質も変わらないということになります。

しかし、場合によっては冷凍保存ができなかったり、あまり冷凍したくなかったりすることがあると思います。

例えば、冷凍庫がいっぱいでこれ以上食材が入らない場合や、近い日のうちに食べきってしまいたいから冷凍する必要がないときです。

私の家の冷凍庫も、たまに食材がパンパンに詰まっていて、何も入れる隙がないことがあります(笑)

何か理由があって冷凍したくないときは、主に冷蔵で保存したくなると思います。そのときのために、酢飯の冷蔵保存のやり方をご紹介します。

まず、冷凍保存で注意したいのは保存の仕方です。そのままラップをかけて保存するだけでは、固くぽろぽろとしたおいしくない酢飯になってしまいます。

なぜ固くなってしまうのかというと、気温が低いことでお米のでんぷん質が壊れてしまうからなのです。

しかし、お米を固くすることを防ぐ方法が2つあります。1つは野菜室に保存すること、もう1つは酢飯に濡れた布巾やキッチンペーパーをかぶせることです。

ご飯に何かをかぶせるということは、普段あまりしないから少しびっくりしちゃいますよね。しかし、この方法が酢飯を保湿できる力を持っているのです。

具体的に、濡れた布巾やキッチンペーパーのかけ方について紹介していきます!

酢飯の冷蔵保存の仕方

  1. タッパーなどに酢飯を移す
  2. 水で濡らし、固く絞った布巾やキッチンペーパーを酢飯の上にかける
  3. 蓋をして冷蔵庫へ

布巾やキッチンペーパーに指定はありませんが、おすすめはリードを使うこと。リードは水の吸収率が良く、乾きにくいです。

また、冷蔵庫の中でもやや温度が高い野菜室は、低い温度だと固くなってしまう酢飯の保存にはうってつけ。ご飯が固くなることを遅らせることができます。

酢飯を布巾やキッチンペーパーなどで保湿することと、野菜室で保存すること。酢飯を冷蔵で保存する際は、この2つをぜひ実践してみてください。

ただし、酢飯を冷蔵で保存する場合はあまり日持ちしません。1~2日以内には食べきるようにしましょう。

 

 

酢飯の保存は常温でも可能!季節に注意しよう

ここまで、酢飯の冷凍と冷蔵の2つの保存方法について紹介してきました。

冷凍保存が最も長持ちする保存方法ですが、冷蔵でも工夫次第では保存できることがわかりましたね。

しかし、酢飯は冷蔵庫で保存すると固くなってしまうという話を聞いたとき、「それなら常温で保存したほうが固くならないのでは?」と疑問に思ったかもしれません。

そして、酢には殺菌作用が含まれているので、酢飯なら常温でも雑菌が繁殖しなさそうなイメージも少しありますよね。

その一方で、調理された食べ物は冷蔵庫で保存するのが一般的だと思います。酢飯は、冷蔵や冷凍ではなくても保存ができるのでしょうか。

結論を言うと、酢飯を常温で保存することは可能です。しかし、夏などの気温が高い季節によっては常温保存だと傷んでしまう場合があります。

季節 酢飯の保存方法
春、夏、秋 雑菌が繁殖する恐れがあるので、できれば常温の保存は避ける
涼しい気温の日は常温で保存ができる。保存できる期間は1日ほど

ここからは、季節ごとの酢飯の保存方法についてより詳しく解説していきたいと思います。

 

夏と気温の高い春秋の保存方法

気温が高い夏や春、秋の酢飯の常温保存はあまりおすすめしません。なぜかというと、やはり気温が高いぶん雑菌も繫殖しやすく、食べ物が腐ってしまいやすいからです。

最近は5月~10月頃まで暑さが続き、春や秋でも真夏日のような気温の日はありますよね。私も気がついたら、1年中汗をかいてしまっている気がします(笑)

酢飯は酢が入っているため、確かに白米に比べたら殺菌作用はあります。しかし、酢による殺菌も万能ではないため、あまりその効果に頼らない方が良いでしょう。

大丈夫だと思って常温で酢飯を置いていたけど、結局傷んでしまっていた…。

せっかくおすしにしようと食材を用意していたのに、肝心の酢飯が食べられなくなってしまったらとてもがっかりしてしまいますよね。

できたら危ない橋は渡らずに、酢飯は冷凍や冷蔵で保存することをおすすめします。

どうしても常温で保存したい場合は、冷房が効いた涼しい部屋に置くなどの工夫をしてください。

日の光も酢飯の温度が上がる原因になるので、部屋の中はカーテンを閉めるなど、日光をなるべくさえぎるようにしましょう。

 

冬の保存方法

冬の寒い時期であれば、夏よりも食材を腐らせてしまう心配は減りますよね。

私も冷蔵庫の中がいっぱいになってしまったときに、冬であれば暖房がついていない部屋に料理を置いたりすることもあります。

酢飯も冬の間は常温で保存することができます。ただし、保存期間は短いため、翌日までには食べきるようにしましょう。

ちらしずしや手巻きずしなどは温めてしまうとあまりおいしくないので、常温保存は一番おいしい温度を保つことができる保存方法だと言えるでしょう。

また、常温で酢飯を保存するときにも、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

常温で保存するときの注意点

  • 濡らしたキッチンペーパーや布巾をかけておく
  • 涼しく、直射日光をさけた場所に置く
  • クーラーボックスなどがあれば、保冷剤を入れて酢飯を入れ保存する
  • お刺身などが乗っていた場合は取り除く(心配なら常温保存はやめる)

ポイントが少し多いかもしれませんが、それだけ常温保存は冷蔵や冷凍よりも保存性が少ないということでもあります。

もちろん食べられたら問題はないので、常温で保存する際には気温に少し気をつかってみてください!

 

 

酢飯の保存は炊飯器でできる!裏技をご紹介

ここまで、酢飯を常温保存するときの注意点について紹介してきました。

いくつかポイントをおさえ、季節に気をつければ常温でも保存できることがわかりましたね。

最後に、炊飯器を使った裏技的な保存方法についてご紹介していきます!

炊飯器にご飯を入れっぱなしにして保存することはありますが、酢飯をもう一度炊飯器に入れるという発想はなかなか出ないと思います。とても斬新で驚きますよね。

炊飯器の「保温」状態では酢飯は保存できませんが、逆に炊飯器の中で酢飯を冷やすことで保存が可能になるのです。

炊飯器に入れておくことができたら冷凍庫や冷蔵庫の場所をとることもありませんし、低温が保たれるため傷みもせず安心ですよね。

常温で保存したいと思った場合でも、こちらの炊飯器を使った保存方法を試してみることをおすすめします。

常温の保存方法の説明でクーラーボックスを使うと良いという話をしたのですが、この方法はクーラーボックスを自分の周りにあるもので作るという発想に近いです。

ここからは、炊飯器を使った酢飯の保存の仕方について、具体的な方法をお伝えしていきます。

炊飯器を使った酢飯の保存方法

  1. 炊飯器の底に保冷剤を敷き詰める(炊飯釜は入れっぱなしでOK)
  2. 布巾やタオルを1枚敷く
  3. 酢飯をラップで包み、2の上に置く

この方法も保存期間は1日程度なので、早めに食べきるようにしましょう。

炊飯器と保冷剤があれば誰でも簡単にできますよね。温度は冷蔵庫よりも高いため、お米が固くなってしまうのもある程度は防ぐことができます。

また、炊飯器で保存するときのポイントは、ラップの空気をしっかりと抜くようにすることです。

空気が入らないようにすることでお米の乾燥を予防して、傷まないようにすることができます。ぜひ意識してみてください。

 

 

まとめ

  • 酢飯の保存方法は冷凍、冷蔵、常温などの種類がある
  • 冷凍保存は最も酢飯のおいしさを保つことができ、保存期間も1ヶ月と長い
  • 酢飯を冷蔵保存すると固くなってしまうため、濡れた布巾やキッチンペーパーをかぶせるとよい
  • 酢飯は冷蔵保存だと1~2日もつ
  • 酢飯は常温で保存できるが、夏などの暑い季節は傷みやすいので注意が必要
  • 酢飯の常温保存は涼しく直射日光を浴びない場所で行い、翌日には食べきる方がよい
  • 保冷剤を敷き詰めることで炊飯器でも酢飯を保存できる
  • 炊飯器によって保存された酢飯も、翌日には食べきる方がよい

酢飯の保存方法について、冷凍、冷蔵、常温の3つの種類について詳しく見ていきました。

また、少し変わり種な例として炊飯器を使った保存方法も紹介しました。

どの方法にもメリットとデメリットがあるため、自分の状況に合わせて保存方法を変えてみましょう。

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