習字の筆がボサボサに!?解消法と予防法を知って長く使うコツ

子育て

大体どの学校でも、小学3年生になれば始まる習字の授業。

習字は中学、人によっては高校、大学まで続きますから、習字セットは買い替えることなく大事に使いたいもの。

しかし日常的に使うことのない習字道具の手入れはどうしてもサボりがちで、気付いたら筆がボサボサ!なんてことも…。

習字の筆がボサボサになる原因は、やはり日頃の使い方と手入れの仕方にありました。

週に何度もない授業のためであっても、なるべく書きやすい筆を使って、なるべくきれいな字を書きたいですよね。

筆の穂先がボサボサになってしまったときの対処法と、ボサボサにならないための手入れの仕方を調べました!

お悩みを一気に解決♪さっそく見ていきましょう!

 

 


習字の筆をボサボサから復活させる洗い方

おろしたての頃はピカピカの筆も、使っていくうちにカピカピのボサボサに…。

それを一番実感しているのは筆の持ち主のはずですが、こういうことは小学生より親の方がダメージを受けがちです。

道具は使えば古くなるとはいえ、習字の授業は少ないし、いくらなんでも消耗が早すぎない?と嘆きたくもなりますよね。

そもそも、習字の筆がボサボサになる原因は、きちんと洗えていないから。

使う度にしっかり洗えば解決!なのですが、学校で筆を洗うことを禁止されている場合もあり(流しが汚れるから)なかなか難しい問題ですよね…。

ここでは、ボサボサになってしまった習字の筆を、しっかり洗って整える方法をご紹介します。

ボサボサ筆の洗い方

  • ぬるま湯にしばらくひたし、墨を溶かす
  • 根元をやさしくほぐしながら墨を洗い流す
  • 水が透明になったら穂先を下にして吊るした状態で乾かす
  • 墨が残っていたら再度洗って乾かす

元通りとまではいかなくても、今よりずっと書きやすくなるはずですよ!

 

ぬるま湯で墨を徹底的に洗い落とす

繰り返しますが、ボサボサの原因は筆を十分に洗えていないことに尽きます。

習字の筆がカピカピのボサボサになってしまったら、かなり根気よく洗わなくてはなりません…。がんばりましょう。

まずは、ぬるま湯に30分ほどひたして、墨が溶けて筆が柔らかくなるのを待ちます。

十分に洗ってこなかった筆は、墨が固まってカチカチになっているはずだからです。

30分経ったら筆の穂全体を触ってみて、少しほぐれてきたなと感じたところで、根元部分をもみほぐしはじめましょう。

最初は「えっこれほぐれるの?!」というくらいに固いと思いますが、どうか負けずにがんばって!大丈夫です!

ずっと根元ばかりだと筆も傷むし心も折れてしまうので(笑)、根元が少しほぐれてきたら全体を軽くほぐします。

一度水で墨を洗い流したら、もう一度根元をもみ、全体を軽くほぐし、洗い流します。これを何度も繰り返します。

注意点としては、全体がカチカチだからといって力任せに洗わないこと!筆が傷んでしまいますよ。

 

水が透明になったら筆を吊るして乾かす

根元をもみ、全体をほぐし、洗い流す、の手順を何度も繰り返すと穂先が柔らかくなり、洗い流す水が透明になってきます。

一度ここで区切りをつけて、筆を干して乾かします。お疲れさまです。

穂先を下に向けて、できれば吊るして乾かしましょう。

しかし、洗う前にボサボサのカチカチだった筆ほど、ここで終わらせてはくれません…。

乾かし始めて少し経つと、洗い残しの墨が降りてきて、穂先が黒くなります。

この場合は、お察しの通り、もう一度水洗いをお願いします!

長らくきちんと洗えていなかった筆ほど強敵です。墨はしつこく出現します。

諦めずに何度でも洗って吊るしてを繰り返してください。

吊るしても墨が降りてこなくなればミッションコンプリート!

穂先の毛流れを整え、そのまま完全に乾かしてください。

場所は直射日光を避けた、風通しの良い場所が最高です。

これでボサボサ筆の水洗いは完了です。今度こそ大変お疲れさまでした!

 

 


習字の筆の洗い方にはリンスを使う方法も

ボサボサでカチカチの習字の筆を元に戻す洗い方を紹介しました。

さきほどは水と手だけで完結する洗い方でしたが、次はお役立ちアイテムを紹介します!

最近はナイロン毛の筆もあるようですが、習字の筆は基本的には動物の毛を束ねて作られています。

動物の毛ということは、参考にできる物が身近にありますよね?そう、髪の毛です。

髪の毛がボサボサにならないようリンスを使って洗いますが、習字の筆も同じ洗い方ができるのです。

また、リンス以外にも使えるアイテムがありますので、合わせて説明しますね。

 

水洗いの最後にリンスで洗う

髪の毛はまずシャンプーで良く洗い、リンスで洗って仕上げますよね。習字の筆も同じです。

筆をしっかりと水洗いした後、洗面器にぬるま湯をはり、リンスを適量溶かします。

リンスの量は1プッシュ程度で良いと思いますが、調節してくださいね。

作ったリンス液に筆をひたし、全体を丁寧にほぐし洗いします。仕上げ洗いのイメージですね。

最後に水道水でリンスをすすぎ、筆を吊るして乾かして完了です!ボサボサの筆も、リンスを使うことで落ち着きます。

ただし、リンスをすることで筆が柔らかくなりすぎる可能性はあります。

ボサボサは解消されますが、コシのある筆にこだわりがある場合は、思い通りの仕上がりにならないかもしれません。

週に1度の授業で使うレベルだと気にならないかもしれませんが、習字教室に通っているような人だと書き味は大切ですよね。

その場合は予備の筆などでリンスを使い、書き味を一度試してみることをおすすめします。

 

シャンプーや石鹼はおすすめできない

筆が髪の毛と同じというのなら、シャンプーや石鹸を使えば楽に洗えるのでは?

という発想は自然なことなのですが、これは却下です!

シャンプーや石鹸は、筆の毛にある脂分を落としすぎてしまうため、おすすめできないのです。

この科学が発達した現代でも、わざわざ動物性の毛を使っている理由がこの脂にあります。

筆に脂分が足りないと、墨を含みにくくなり、書いているときに掠れやすくなってしまいます。

もしどうしても、カチカチに固まった墨が手強すぎる!と心が折れそうになったときは、水で薄めたシャンプーを使って洗い、仕上げにリンスを使うのが良いでしょう。

書道筆専用のシャンプーもあるので、そちらを使っても良いですね。

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ペットボトルはシンクを汚さず筆を洗える

次に、ペットボトルを使って筆を洗う方法を紹介します。

スタンダードな500mlペットボトルではなく、少し小さなサイズのものが良いと思います。

使い方は、ペットボトルにぬるま湯を入れて、その中に筆を入れて、筆を左右に振って洗うのです。

ペットボトルの底に筆をこすらないようにだけ、注意してくださいね。

この洗い方の嬉しいポイントは、墨を周囲にまき散らす心配がないこと。

墨は落ちにくいので、配慮せずに洗うと洗面台やシンクが真っ黒!なんてことにもなりかねません。

掃除の手間を省くためにも、ペットボトルの中で筆を洗い、汚れた水は排水溝にそっと流せるというのは魅力ですね。

ただこの洗い方は、使った後すぐに洗うやり方としてのご紹介にさせてくださいね。

使ってから時間が経ちすぎている筆は、この程度では墨が落ちません。先ほど紹介した洗い方で根気よくやりましょう。

ペットボトルでの洗い方についてはこちらに詳しく書いています。

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墨を洗い落とすにはぬるま湯がおすすめ

最後に、道具とは言えませんが、筆を洗う時の水温について説明します。

筆を洗うとき、つまり墨を洗い落とすには、ぬるま湯を使うと良いです。

墨の主成分は煤(すす)と膠(にかわ)なのですが、膠はコラーゲンから採取されるものです。

そのため、膠を落としやすくするためには、冷水でなくぬるま湯を使うのがおすすめです。

もちろん冷水を使用しても全く問題はありませんよ!

ただし、熱湯はNGです。毛が傷みますし、毛の根元をまとめている糊がとれてしまいます!

 

 

習字の筆は乾かし方にもコツがある


ここまで洗い方を紹介してきましたが、次は乾かし方です。

習字の筆がボサボサになる理由として、きちんと洗えていないことの他に、筆が古く、糊が取れていることが考えられます。

糊は使えば取れる、洗えば取れるものですから、筆もいつかはボサボサになります。

習字の筆のボサボサ化を少しでも防ぐために、根元に糸を巻くという乾かし方があります。

筆をぬるま湯で墨が降りてこなくなるまで洗い、毛流れを整えたら、根元から3分の1程度、糸でグルグル巻きにして縛っておくのです。

糸はタコ糸が使いやすいですが、手芸用の糸でも問題ありません。お家にあるものを使ってください。

糸を巻いた後の筆の乾かし方は、直射日光を避けた風通しの良い場所に吊るす、でしたね。

こうすることで、乾いた時にも穂先が広がらず、習字の時間に使いやすい筆になるというわけです。ぜひ、試してみてくださいね。

 

 

まとめ

  • 習字の筆がボサボサになるのはきちんと洗えていないから
  • 習字の筆は墨を徹底的に洗い流すことが大切
  • 習字の筆の乾かし方は、穂先を下にして吊るす
  • 習字の筆のボサボサを防ぐために、リンスを使うのも効果的
  • 髪用のシャンプーや石鹸は筆の脂分を落としすぎるのでおすすめしない
  • 墨の成分である膠は水よりぬるま湯を使うと落ちやすくなる
  • 習字の筆がボサボサにならないように、根元を糸で縛って乾かすと良い

習字の筆は使用頻度が低いからこそ、丁寧な手入れは面倒だと思ってしまいがちです。

しかし、ボサボサにしてしまったら、きれいな字が書けるはずもありません。書けたら弘法大師になれます。

きれいな字を書くためにまず道具をきれいにすること、学んでいけたらいいですね。


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