子育て中にはいろいろな悩みがありますよね。
私が子育て中、悩んだりイライラしたりしたことの一つが、「子供がご飯を食べないこと」です。
子育て中によくある悩みですが、一生懸命作ったご飯を食べないとき、悲しくなったりイライラしたり、精神がおかしくなりそう…!となるのはママあるある。
怒りすぎてしまい、後から罪悪感を感じて落ち込むときも。
どうしたら子供に対してイライラしなくて済むのでしょうか?イライラを解決するには気持ちを切り替えるのが一番とされています。
もちろん、簡単ではないことも承知。自分もそうでしたから。
子供がご飯を食べないとき、気持ちを切り替えるためにはどうしたらいいのかをまとめました。
大丈夫!たくさん悩んでイライラしても、「子育ては大変だったけど、それもいい思い出」そう思える日がくるはずです。それまで一緒にがんばりましょう♪
子供がご飯を食べないときイライラしたら切り替えが大事
子供がご飯を食べないとき、イライラしたら、とにかく意識を切り替えることが大事です。
ただ、「分かっているけど、それができないから苦労しているのよ!」そんな声が聞こえてきそうです。
イライラしている時はなかなか冷静になれませんよね。私もです。
ただ、やはり気持ちや意識を切り替えることが一番になることは間違いありません。
というのも、SNSなどで挙げられているどんな工夫やどんな努力も、間違いない!みんなが食べる!というものは一つもないからです。
やはり、食事に工夫を施すだけではなく、自分との闘い、切り替えが必要です
事前にどんな切り替え方をしたらいいか知っておくと、イライラせずにスムーズに気持ちを切り替えられます。
そこで、ここではどんな風に気持ちを切り替えたらいいのかをまとめました。
今は食べなくてもいい
子供がご飯をあまり食べないと、たくさん食べてほしい親心から「もっと食べなさい」と言いたくなってしまいます。
「好き嫌いがないようにしつけなければ!」そんな思いからついつい怒ってしまいますよね。
イライラするのは、それだけ子供の事を思っている気持ちの裏返し!何もあなたは悪くありません。
しかし、少し考えてみてください。
いつもより少ない量でおなかがいっぱいになったり、全然おなかが減らなかったり、あなたにもそんな日がありませんか。
子供にもそんな日があるでしょう。毎日だよ!というあなた。それが何ヶ月もずっと続くことはほぼありません。
食べなくても「もういらない」というなら下げてしまいましょう。
今は食べなくても、後からでもOK!と気持ちを切り替えます。
時間がたってから「おなかすいた」と言われたときのために、おにぎりやサンドイッチなど軽食を準備しておけばOKです。
もし言われなくても、軽食を次の食事に回せば無駄になることもありません。
用意をしておくことで、急に言われたときのイライラは減ります
少ない量でもいい
子育てに100%の自信がある親は、ほとんどいないでしょう。そう見えていても、みんな手探りです。それはみなが初めてだから。
そんな中で子供の食事について参考にするのは、育児本やネットでの情報収集などではないでしょうか。
しかし、育児本やネットにある情報すべてが自分の子供に当てはまるとは限りませんね。
体の大きさや、食べられる量は人それぞれです。
特に少食の子は盛り付けるときに少なめに盛り付ける方がいい、といわれています。
そして、全部食べたときは「食べられたね!」とたくさんほめてあげてくださいね。
そうすることで、自信がついて食事が楽しくなるはずです。
私の娘も少食なのですが、幼稚園に入ったばかりの頃、おなかいっぱい食べられるように、お弁当を多めに持たせていました。
少食の子供にとっては、毎日お弁当を残す事がストレスになっていたようでした。
先生から「全部食べられると自信がつくので、少な目にしてあげてください」と言われました。
最初は、少なくて大丈夫なのかと心配でしたが、毎日完食して自信がついたら、だんだんと食べる量が増えていきました。
子供がご飯を食べないと心配になりますが、成長すれば必ず食べる量は増えていきます。
他の子供と比べない。最初の盛り付けは少なめ、を意識する。ことが大事です。
遊びながらでもいい
遊び食べはしつけの面でよくないので、子供を厳しく叱りがちです。もちろん食べ物で遊ぶのはよくありません。
しかし、食事の時間に叱られてばかりでは、食事の時間が楽しくなくなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、スマホの自撮りアプリです。
動物に変身できる自撮りアプリを活用してみましょう。
「ウサギさんになってキャベツを食べてみて。」
「ママはペンギンさんになってお魚を食べているよ。」と声をかけてみると食事が楽しくなるかもしれません。
動物になりきって、普段は食べない野菜も食べるかもしれません。
食事中に遊ぶのはダメと考えるより、柔軟に頭を切り替えてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
立って食べるのはあまり勧められませんが、座っているのなら多少の動きはよしとしましょう!
子供がご飯を食べないなら簡単にすませてOK♪
気持ちを切り替えようとしてみても、思うようにいかない時もあります。
疲れていたらささいなことでイライラしますし、いろんな手を尽くしても子供がご飯を食べないときもあります。
イライラしたり、疲れていたりそんな日はご飯を作りたくないのは当然です。
作りたくない日は簡単にすませる。たまには、いえ、ときどきでも、そんな日があってもいいでしょう。
栄養バランスは二の次。普段は食べないのに、簡単にすませたときに限って喜んで食べることもあります(笑)
レトルトやお惣菜
スーパーやコンビニに行く余裕があれば、お惣菜やお弁当ですませましょう。
コンビニ食も、選べば栄養バランスはしっかり取れます。
パンでもいいのです。子供自身に好きなものを選ばせれば、たくさん食べてくれますよ♪
ついでに、自分へのご褒美にスイーツも買っちゃいましょう!
買い物に行くのも面倒くさい。そんな時は、簡単に作れるレトルトに頼るのもアリですね。
私はいつもレトルトカレーを常備しています。普段はなかなか食べないうちの娘も、レトルトカレーは大好きなので大喜びします。
いつもの食事もそのテンションで食べてくれたら助かるのですが…。うまくいかないものですね(笑)
事前に冷凍しておく
作りたくない日を見越して、事前に多めに作って冷凍しておくのも一つの方法ですね。
市販のものだと、塩分や添加物が気になる人もこれなら実践できます。
私はハンバーグや餃子を多めに作って冷凍しておくことが多いです。
チンするだけ、焼くだけの状態なら作るのも簡単です。
子供が残しても「せっかく一生懸命作ったのに!」という気持ちにならないので、イライラしにくいですよ。
子供がご飯を食べない時に疑う病気
仕事が終わってクタクタになりながら、子供のために作ったご飯。
「食べたくない~」なんて言われたらイラっとしますね。
しかし、食べないことには何か理由があるのかもしれません。
病気が隠れている可能性もあります。そこで、ここでは子供がご飯を食べないとき、可能性のある病気をまとめました。
風邪や突発性発疹
まだ自分で体調不良を訴えられない年齢なら、単純に体調不良でご飯を食べないのかも知れません。
発熱がないか、せきや鼻水が出ていないか確認してみましょう。
体調の悪いときに栄養をつけさせようと、無理に食べさせるのは逆効果です。
食べやすいものを食べられる分だけで大丈夫です。
ママやパパも一緒にゆっくり休んでくださいね。
口内炎
口内炎は痛いですよね。大人だけではなく子供にも意外に多いようです。
食事のたびに泣くようなら口内炎も疑われます。
口内炎ができているようなら、無理に食べさせなくても大丈夫です。
しかし、治るまでの間おなかも空くでしょうし、栄養不足も心配ですね。
脱水症状をさけるために、水分補給はしっかりとしましょう。
熱くないもの、薄味のもの、酸味の強くないもの、やわらかいものなら口内炎の患部にしみづらいので工夫してみてくださいね。
歯が生えかけている
病気というのとは少し違いますが、歯が生えかけている、抜けそうになっていることも食べない原因の一つです。
子供の歯が生え始めるのは、一般的に生後6ヵ月~9ヵ月頃と言われていて、個人差が大きいですが、2歳半頃に乳歯が生えそろいます。
まだ歯が目に見えるほど出てきていなければ、なかなか気付きづらいかもしれません。
歯が生える前の症状
- 泣く
- むずがる
- 夜泣き
- 食欲が落ちる
食事のとき以外にこのような症状が見られるなら、歯が生えかけている痛みが原因で食べられないのかも知れません。
思い返せばうちの娘も、一時期夜泣きがひどく、2ヵ月くらいほとんど寝れなかった時期がありました。
そのときは食事もあまり食べなかった覚えがあります。
今思えば、歯が生えてきた事が原因だったのかも知れません。
食べられなくても、水分補給をしっかりして脱水症状に気を付けていれば、無理に食べさせる必要はありません。
食事をやわらかいものや薄味のものにして、工夫してみてくださいね。
便秘
子供がご飯を食べない原因の一つとして、便秘の可能性もあります。
便秘になると、腸が膨張し胃を押し上げることで食欲が低下します。
便秘の症状
- おなかがはっている
- コロコロした硬い便が出る、または便が出ない
- 顔色が悪い
- トイレを嫌がる
便秘はそのままにして置くと、病気になったり慢性化したりする恐れがあるのですぐに対処しましょう。
便秘予防のために普段から水分を多めにとったり、食物繊維を取ったりするように心がけましょう。
嚥下障害(えんげしょうがい)
嚥下障害(えんげしょうがい)とは、食べ物や食事を上手く飲み込めない症状のことです。
嚥下障害の症状
- いつまでも噛んでいる
- のどにつまらせたり、むせたりする
- もどしそうになる
- ペースが遅い
こういった症状があり、気になる場合は病院で診察を受けてみましょう。
病院に行ってみて嚥下障害ではなかったとしても、相談することで的確なアドバイスをもらえれば、気持ちが軽くなるかもしれません。気軽に受診してみましょう。
まとめ
- 子供がご飯を食べないときにイライラしたら、気持ちを切り替えるのが良い
- 子供が食べないときは、今は食べなくてもいいと気持ちを切り替える
- 少量しか食べないときは、少ない量でもいいと気持ちを切り替える
- 子供がご飯に興味を持つように、たまには一緒に遊んでもいいと気持ちを切り替える
- イライラしてうまく切り替えられないようなら、ご飯を作らない日があってもいい
- 子供がご飯を食べなくてイライラする前に、病気が隠れていないか疑ってみる
子育て中は、ご飯を食べない子供にイライラすることがよくあります。
イライラしないためにはどんな風に気持ちを切り替えたらいいのか、それを知っているだけで気持ちが軽くなりました。
それでもやっぱり、イライラしてしまう日もあります。
頑張った分だけ、いつか「子育ては楽しかった」と言える日が来るのではないでしょうか。
そう思える日まで、適度に手抜きや息抜きをしながら頑張っていきましょう。
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