夕食後、つい小腹が空いてしまうときってありますよね。
何か食べたいけど、気になるのが「食べたら太らないかな」ということ。できれば影響の少ないものをつまみたい…。
そうだ、夜食にヨーグルトってどうなんだろう?ヨーグルトなら身体に良いし。
私も気になり、調べてみました。すると、意外なことが分かりました。
むしろ、ヨーグルトは「夜」に食べた方が効果的なのだそうです。
ダイエット中のあなたにもぜひ、おすすめしたいのが夜ヨーグルト。
しかし、どうして夜食にヨーグルトが向いているのでしょう?気になりますよね。
そんなあなたのために、「夜食にヨーグルトが効果的な理由」についてまとめてみました。
具体的な効果の内容や、効果を得る食べ方などについても、詳しく解説しています。
夜食にヨーグルトは効果的!ただし食べ方に注意
夜食にヨーグルトを食べることで、いろいろと嬉しい効果が得られます。
ただし、食べても良い量や食べても良い時間帯などは、ある程度決まっています。
これからお伝えする内容を守って食べれば、きっと嬉しい効果が期待できるでしょう。
しかし、嬉しい効果とは一体なんなのでしょう。まずは、効果の内容からお伝えしますね。
夜食にヨーグルトを食べる効果
夜食にヨーグルトを食べることで得られる効果は、たくさんあります。
夜食にヨーグルトを食べることで得られる効果
- ダイエット効果
- 美肌効果(肌荒れ改善)
- 便秘改善
- 安眠効果
- アレルギー症状の緩和(花粉症など)
- 風邪予防
これだけの効果が期待できるのは、嬉しいですよね。
ヨーグルトは「朝」に食べるものだと思っていましたが、その常識がくつがえりそうです。
私は学生の頃寮に住んでいたのですが、確かに細身だった友人は、毎日夜にヨーグルトを食べていました。
まずは、上記効果を得るための適切な食べ方についてご紹介します。
1日の摂取量は200g
1日に摂取するヨーグルトの適量は、200gです。
「朝」と「夜」に分けて食べるのであれば、「100gずつ」が良いでしょう。
「夜」だけ食べるのであれば、夜に「200g」摂取してOKです。
大切なのは習慣化
しかしながら、ヨーグルトを一日食べただけでは効果は期待できません。
上記の効果を得るためには、時間をかけて腸内環境を整えることが必要だからです。
最低でも、半年から一年間続けてみることが大切です。
一日食べただけでは、腸内環境は変わらないということですね。
夜にヨーグルトを習慣化することで腸内環境が整い、その結果、上記のような成果に繋がっていくのです。
食べるのは就寝の2時間前まで
いくらヨーグルトと言っても、やはり、寝る直前に食べるのは禁物です。
量を食べすぎたり、寝る直前や遅い時間帯に食べたりすると、体重増加に繋がってしまいます。
遅くとも、寝る2時間前までには食べ終えるようにしましょう。
22時以降は太りやすい時間帯とされているので、できれば21時までが目安です。
ヨーグルトはドリンクタイプのものでもOKです。どちらのタイプでも効果は期待できます。
最後に、効果を得るための食べ方を以下にまとめます。
ただし、ダイエットの場合は少し異なるので、「ダイエットの場合」という項目を参考にしてみてくださいね。
相性の良いヨーグルトの見つけ方
ヨーグルトにもいろいろな種類があります。それに伴い、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の種類もさまざまです。
一体、どのヨーグルトが自分に合っているのかしら。
まずは、同じヨーグルトを2週間、毎日200gを目安にとり続けてみましょう。
2週間ほどたち、「便通が良くなったな」「眠れるようになったな」「肌の調子がよくなったな」そんな効果を感じられるようになったら、そのヨーグルトは相性の良い証拠です。
朝と夜に食べるなら種類を変えるのがおすすめ
ただし、朝と夜1日2回、ヨーグルトを食べるのであれば、ヨーグルトの種類を変えるのがおすすめです。
なぜなら、さまざまな菌を摂取できるからです。
研究によると、「腸内に存在する菌の種類が多彩なほど良い」という結果が出ているそうです。
そのため、朝と夜1日2回食べる場合は、なるべく異なるヨーグルトを摂取しましょう。
ダイエット中の場合
ダイエット中であれば、無脂肪や低脂肪のヨーグルトを選ぶと良いでしょう。
「痩せる身体」をつくりたければ、夕食後に食べることをおすすめします。
夕食後に摂取すると整腸作用が高まり、お腹がスッキリして、痩せる体づくりの土台が出来上がるのです。
しかし、普段の夕食にそのままプラスするとカロリーオーバーとなってしまうので、ダイエットの場合は、夕食を軽めに済ませ、その分をヨーグルトで補うと良いようです。
ただし、「ヨーグルトのみ」を夕食代わりとして食べることは、避けましょう。
必要な栄養が足りなければ、きれいに痩せることはできません。
ダイエットには、栄養のバランスが大切ということですね。
冷えが気になる場合
冷えが気になるようであれば、温めて食べてもOKです。
ただし、温めすぎると菌がなくなり効果が薄れてしまうので注意しましょう。38度〜40度くらいが目安です。
ヨーグルト100g〜120gに対し、500Wの電子レンジで40秒ほど温めると良いでしょう。
温める際、ラップはかけなくてOKです。耐熱容器を使用してくださいね。
温めて食べるのは、ダイエットにも効果的だそうです。
ただし、いずれにしても温め温度には注意しましょう。
夜食にヨーグルトをおすすめする理由
夜食にヨーグルトをおすすめする理由は、腸内環境が整い、嬉しい効果が期待できるからです。
夜食にヨーグルトをおすすめする理由
- 「腸内環境を整えてくれる効果」をより、促してくれるから。
- 腸内環境が促進されれば、嬉しい効果が期待できるから。(ダイエット効果、美肌効果、安眠効果、風邪予防、アレルギー症状の緩和など)
しかし、なぜ、朝でも昼でもなく「夜」に食べることが良いとされているのでしょう。
腸が最も活発な時間帯は「夜」
朝でも昼でもなく「夜」に食べると効果的な理由。それには、「腸の働き」が関係しています。
腸が最も働いてくれる時間帯が「夜」なのです。
つまり、夜の方が断然、ヨーグルトの効果を引き出せるのです。
腸とヨーグルトの相乗効果を最大限に得られるのが、「夜食にヨーグルト」ということか。
腸が最もよく働いてくれる時間帯は、「22:00〜深夜2:00」です。
この時間帯を利用してヨーグルトの効果を得ようというのが、ズバリ、「夜食にヨーグルト」なのです。
ただし、先ほどお伝えしましたが、寝る直前や遅い時間帯に食べると体重増加に繋がってしまいます。
遅くても就寝の2時間前まで、そして、夜21時には食べ終えていることをおすすめします。
ヨーグルトが持っている効果
しかし、ヨーグルトには元々、どのような効果があるのでしょうか?気になりますよね。
ヨーグルトには元々、「腸内環境を整えてくれる効果」があります。
夜にヨーグルトを食べると、腸内環境を整えてくれる効果をさらに促進してくれるのです。
腸内環境が整えば便秘改善に繋がり、便秘が改善されれば、ダイエット効果や美肌効果、安眠効果が期待できます。
さらに、風邪予防やアレルギー症状の緩和も、期待できます。
なぜなら、ヨーグルトには善玉菌がたっぷり含まれているからです。
肌にも効果があるなんて嬉しい。だけど、ちょっと意外。
意外かもしれませんが、肌の調子と「腸」は、密接に関係しています。
「肌の状態は、腸内環境をうつしだす」と、言われるほどです。
便秘とは、身体に良くない物質がいつまでも身体の中に居座っている状態です。そして、良くない物質は、血管を通って全身をめぐります。
それがやがて肌に到達し、「お肌のトラブル」となって現れるのです。
だからこそ、腸を整えて便通を良くすることが、肌トラブルの改善に繋がっていきます。
老廃物がたまるとお肌に良くない、と聞いたことはありますが、そういうことだったのですね。
化粧水や乳液でお肌を整えるより、ヨーグルトで腸を整えた方が安上がりな気がしてきました(笑)
夜食のヨーグルトにははちみつがGOOD
夜食でいくらカロリーは控えたいといっても、無糖のヨーグルトをそのまま食べるのはちょっとしんどい。
甘さがほしいというあなたには、ヨーグルトに「少量のはちみつ」を加えて食べることをおすすめします。
「はちみつ」が良い理由
ヨーグルトは、「オリゴ糖」や「食物繊維」と一緒に食べると、さらなる効果が期待できると言われています。
はちみつには、そのさらなる効果が期待できる「オリゴ糖」がたくさん含まれているのです。
さらに、はちみつはお砂糖に比べ、甘さは3倍なのに対して、カロリーは25%も低いと言われています。
血糖値の上昇も緩やかなので、脂肪が蓄積されるのも抑えてくれます。
量としては、1日5〜10g程度摂取すると良いようです。
無糖で食べることに飽きてしまったら、はちみつを少量加えてみてはいかがですか。
しかし、はちみつ以外にも、夜食にヨーグルトの効果を高めてくれるトッピングは他にもあります。
以下でご紹介しますね。いろいろ試して楽しんでみてはいかがでしょうか。
〇〇と食べると効果大
はちみつ以外におすすめなトッピングは、以下になります。
ヨーグルトにおすすめなトッピング
- りんご
- オレンジ
- バナナ
- 寒天
- ナタデココ
特に、ヨーグルトと相性の良い食べ物は「果物」です。
りんごやオレンジは「食物繊維」が豊富ですし、バナナには「オリゴ糖」がたくさん含まれています。
寒天やナタデココも「食物繊維」が豊富なので、おすすめです。
低カロリーなので、夜食にもダイエットにも嬉しいですね。
〇〇と食べると効果減
一方で、とりすぎると腸内環境を悪化させる可能性が高いものもあります。
つまり、とりすぎるとヨーグルトの効果が台無しに…。
摂取のしすぎに要注意
- 糖質ゼロやカロリーゼロなどに含まれる「人工甘味料」
- パンやパスタに含まれる「グルテン」
- 保存料や着色料といった「食品添加物」
- マーガリンやショートニングなどの「トランス脂肪酸」
- 「動物性脂肪」の長期的なとりすぎ
ヨーグルトの効果を得るためにも、上記のような食品のとりすぎには、充分注意しましょう。
まとめ
- 夜食にヨーグルトは効果的で、習慣化することが大切
- ヨーグルトの適切な摂取量は1日200g
- 寝る2時間前まで、夜21時までには食べ終えること
- 腸が最も活発に働いてくれる時間帯は「夜22:00〜深夜2:00」
- ヨーグルトには腸内環境を整えてくれる効果がある
- 腸内環境が整えば、便秘や肌質の改善、ダイエットや安眠効果など期待できる
- 食物繊維やオリゴ糖と一緒に食べると、さらにヨーグルト効果がアップ
- トッピングには、「はちみつ、果物、ナタデココ、寒天」がおすすめ
- 悪玉菌を多く含む食品のとりすぎには要注意
夜食にヨーグルトを食べることで、これほどまでに効果が得られるとは嬉しいですね。
しかし、夜食といっても食べる量や時間は決まっているので、注意したいところです。
夜食ヨーグルトで、毎日調子の良い生活を送りたいですね♪
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