ジムや体育館などで見かけるトランポリン。
トランポリンは、飛び跳ねるのが楽しいだけではなく、実はダイエット効果もあります。
子供の頃は何も考えずに飛んでいましたが、どうやら私は脂肪を燃焼していたようです…!
ダイエット効果があるのならやってみたいと思うトランポリン。
運動の定番であるジョギングと比べるとその効果はどのくらいの違いなのでしょうか。
トランポリンの飛び跳ねる運動とジョギングの走る運動では、鍛える部分が異なるため、効果に違いがでてきます。
この記事では、トランポリンとジョギングの効果や消費カロリーの比較、トランポリンの飛び方について解説しています。
また、私が実際に使用しているトランポリンや、おすすめのものもご紹介しています。
トランポリンはジョギングと効果に違いがある!
トランポリンと聞くと、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか。
「ラウンドワン」などのアミューズメント施設や子供の施設などで見かけますよね。「運動」というより、「遊び」のイメージが強いかもしれません。
しかし、トランポリンはれっきとした運動。もちろんダイエット効果もあります。
楽しみながらダイエットができるトランポリンなのですが、どのくらいダイエットの効果があるのか気になりませんか。
特にダイエットの定番であるジョギングと比べると、ダイエット効果に違いはあるのでしょうか。
トランポリンは、ジョギングとは違ったダイエット効果があります。飛び跳ねる運動と走る運動では、効果がある部分に違いが出てくるためです。
トランポリンにおけるダイエット効果について詳しく解説していきます。
トランポリンにおけるダイエット効果について
- 姿勢が良くなる
- むくみが解消される
- 脂肪燃焼効果
- ストレスの軽減
ジョギングなど、普通のダイエット法では得られないたくさんの効果が期待できます。
姿勢が良くなる
まず1つ目の効果は、姿勢です。
私は気を抜くとすぐ猫背になってしまうので、姿勢が良い人がとてもうらやましいです…。
姿勢がキレイな人は、立っているだけでも美しく見えますよね。背筋がきちんと伸びているかどうかは、意外と人に見られています。
実はトランポリンを飛ぶことによって、体幹を強くするために必要な筋肉がきたえられ、姿勢を良くすることが可能なのです。
姿勢を良くするためには体幹を強くすることが大切。体幹をまっすぐに保つためには、お腹や背中、腰周りの筋肉全てをきたえる必要があります。
トランポリンは空中でバランスを取る動きをするので、さまざまな筋肉を使うことができます。また、体幹を強くするのに必要なバランス感覚も養われます。
そして、姿勢が良くなるとぽっこりお腹の引き締めにとても効果があります。また腰痛が無くなったり、筋肉を常に使う状態になるので代謝が良くなったり、良い効果だらけ!
姿勢が良くならず悩んでいる人には、真っ先にトランポリンをおすすめしたいです。
むくみが解消される
続いてトランポリンの2つ目の効果は、むくみの解消です!
足がむくんでしまうと、それだけで太く見えてしまいます。しかし、日々が忙しいとむくみケアもサボりがちに…。
しかし、足のむくみに関する悩みは、トランポリンを飛ぶことによって解決できる場合があります!
足のむくみは、血液やリンパ液が下半身にしか巡らなくなり、余計な水分が溜まってしまうことによって起こります。
トランポリンを飛ぶと全身の血液とリンパ液が巡回するため、身体の血行が良くなります。その結果、足のむくみが解消されることが期待できるのです。
さらに身体の血行が良くなると、冷えや肩こりの改善にもつながります。
脂肪燃焼効果
トランポリンは、元々ジョギングや縄跳びと同じ有酸素運動です。
一気に筋肉に負荷をかける筋トレとは違い、有酸素運動はゆっくりと時間をかけながら脂肪を燃やしていきます。
トランポリンは、有酸素運動の中でも脂肪燃焼効果はかなり高いです。なおかつ、ジョギングに比べて足に負担をかけにくいというメリットがあります。
脂肪燃焼効果が高いとそれだけダイエットの成果を実感することができます。
目に見えて身体に変化があるととても嬉しいですよね
コツコツとトランポリンエクササイズを続けることによって、より確実に身体は引き締まっていきますよ。
ストレスの軽減
最後にご紹介するトランポリンの効果は、ストレスの軽減です。
一見「ストレスとダイエットって関係あるの?」と疑問に思ってしまいますよね。しかし、ダイエットとストレスには深い関係があります。
例えばリバウンドなどは、過度なダイエットをしてストレスが溜まっていき、反動で食べすぎることによって起こります。
また、ダイエットを始めたはいいものの、しんどすぎて三日坊主になってしまった経験はありませんか?きついダイエットは効果もありますが、その分辛く諦めてしまいがちです。
トランポリンダイエットは飛び跳ねる楽しさがあり、ストレスが溜まらないどころか、むしろ日々のストレスも軽減されます。
私がむしろこれでトランポリンを始めました。ザ!ストレス解消です!
人はリズミカルな運動を繰り返すことにより、ストレスを軽減させる神経伝達物質セロトニンが活性化されます。通称「幸せ物質」と呼ばれている成分です。
ダイエットは辛く苦しいものというイメージがどうしてもあると思いますが、トランポリンダイエットは楽しく痩せることが可能です。
ちなみに我が家の愛用トランポリンはこちら。トランポリンに見えませんが、トランポリンです(笑)
コンパクトですがしっかりと飛べます。マンションや下が気になる場合におすすめですよ。
もっと本格的なの!という場合はこちらがおすすめ。こちらも大人気です。手すりつきが子供にも大人にも人気の秘密。耐荷重は300kgでとても丈夫です。
トランポリンとジョギングはどっちを選ぶべき?
トランポリンダイエットを行うことによって、さまざまな身体に良い効果が表れることがわかりました。
でもいまだにジョギングとトランポリン
どっちをやるか迷っている…
ジョギングも、気軽に始められるうえに、もちろん少なからずダイエット効果はありますので、迷うところ。
トランポリンにはたくさんのメリットがありますが、ジョギングにも同じようにメリットがあるのです。
トランポリンとジョギングはどっちもダイエットに効果があります。ただし、その効果には違いがでてきます。
自分により合っているダイエット法を選ぶことが大切です。
ここからは、トランポリンとジョギングのメリットやおすすめポイントについて解説していきます!
どちらの特徴も理解した上で、自分にとってより良いダイエット方法を選びましょう。
筋肉をつけたいならトランポリン
トランポリンがジョギングと違うのは、トランポリンを跳ぶだけで下半身全ての筋肉がつくということです。
ジョギングは足の筋肉はつきますが、腹筋や腰回りなどの筋肉はあまりつきません。
ダイエットは筋肉をつけることでより脂肪が燃焼しやすくなるため、ジョギングをする場合は筋トレも取り入れることが大切になってきます。
しかし、汗だくで必死に走った後で筋トレをするのはかなりしんどいですよね。最悪途中で諦めてしまうことも…。
その点、トランポリンは脂肪を燃焼しながらも腹筋、腰回り、背中などダイエットで引き締めたい筋肉を効率良く刺激することができます。
どうせダイエットをするなら、お腹をすっきりさせたりくびれを作ったり、きれいな体型になりたいですよね!
またトランポリンは楽しく、続けるストレスが少ないため、他のダイエットに比べると継続して続けやすいのもメリットと言えるでしょう。
ある程度走らなくてはならないジョギングに対して、トランポリンは1日5分からでも始められるので、時間のコントロールがしやすいのも継続できる理由です。
トランポリンダイエットのメリット
- 筋肉をつけて美しい体型になることができる
- 楽しいのでストレスがほとんどなく、継続できる
- 時間のコントロールがしやすい
手軽に始めるならジョギング
続いて、ジョギングのメリットやおすすめポイントをご紹介したいと思います。
ジョギングでダイエットをすることの一番のメリットは、やはり思い立ったらすぐ始められる手軽さです。
もちろん、本格的なウェアや靴を買おうと思ったら、時間やお金はかかります。しかし道具にこだわらないのであれば、極端な話、今からでも走りに行けますよね。
逆に、トランポリンは買うまでのハードルがやや高いと思います。また、買わないとしてもトランポリンがある体育館などに行かなくてはならないため、お金と時間がかかりますね。
今は走った距離を計測してくれる無料のスマホアプリなどもありますので、簡単にジョギングデビューすることができます。
かくいう私も、初めてやったダイエットはジョギングでした!走ろうと思ったらすぐに外に飛び出していました(笑)
また、ジョギングはカロリー消費量が大きく、継続していると早い段階で身体の変化に気づくことができるのも魅力的。
「継続は力なり」とは言うものの、やはり変化がすぐに表れた方がモチベーションになりますよね。
続けていくと持久力も身につくので、ジョギングから他のダイエットに切り替えたときも鍛えた持久力が活きてくると思います。
ジョギングダイエットのメリット
- 手軽に始められる
- カロリーを消費しやすく、身体に変化が表れやすい
- 持久力が身につく
トランポリンとジョギングのメリットを比べてみて、自分がより重視する特徴に合わせてどちらにするか選んでみてください!
トランポリンとジョギングのカロリー消費量を比較!
それぞれの違いやメリットが分かると、トランポリンとジョギングの消費カロリーについても気になるところですよね。
結論から言うと、トランポリンはジョギングに比べて消費カロリーは少ないです。ただし、飛び方を工夫すれば、消費カロリーを多くすることが可能です。
消費カロリー計算には「METs」という値があり、カロリー消費量が多いほどこの値も数字が大きくなっていきます。
トランポリンのMETsが「3.5」であるのに対して、ジョギングのMETsは「7.0」となっています。この値を計算式に入れることで消費カロリーを計算することができます。
こうしてみるとジョギングはトランポリンの値の2倍ですから、消費カロリー自体はジョギングの方がはるかに多いことがわかりますね。
ちなみにウォーキングのMETsは「3.5」なので、ちょうどトランポリンと同じくらいのカロリー消費量になります。
「ジョギングよりもカロリー消費ができないなんて、トランポリンは痩せにくいのでは?」と心配になってしまいますよね。
しかし、安心してください。飛び方を工夫することで、トランポリンのカロリー消費量を増やすことが可能なのです!
ここからは、より効率よくトランポリンでカロリーを消費するための飛び方をご紹介します。
トランポリンでよりカロリーを消費する飛び方 | |
ウォーキング | しっかりと腕を前後に振りながら、トランポリンの上を歩く。このときに身体が跳ねすぎないようバランスを保つ。 |
回転ジャンプ | 小さくジャンプしながら、少しずつ回っていく。8回のジャンプで一周するというペースを意識する。 |
ダッシュ | 1秒間に2回トランポリンを踏みつけることを意識しながら、腕を振って走る。背中が曲がらないように注意。 |
ツイストジャンプ | 腰を交互に左右にひねりながら飛ぶ。ひねった瞬間にお腹に力を入れると腹筋がより鍛えられる。 |
開脚ジャンプ | 大きくジャンプし、空中で足を開く。かなり負荷が高いので、慣れるまでは短い時間で行う。 |
一口にトランポリンと言っても、飛び方にかなり工夫ができることがわかりましたね。さまざまな飛び方がマスターできたら、飽き防止にも繋がります。
こんなに飛び方がたくさんあると、さっそく試してみたい!とうずうずしてしまいますよね(笑)
ダイエットとしてトランポリンを活用する場合は、一日20~30分飛ぶのが基本になってきます。
5分×4セットなど、適度に休憩をはさみながら行うと無理せず最後まで飛ぶことができますよ。
トランポリンダイエットをする際は、ぜひさまざまな飛び方を取り入れて、カロリー消費量を増やしていきましょう!
まとめ
- トランポリンとジョギングのダイエット効果は違う
- トランポリンを跳ぶと姿勢が良くなり、むくみも解消される
- トランポリンダイエットは脂肪燃焼効果が高い
- トランポリンにはストレスを軽減させる効果がある
- トランポリンはジョギングよりカロリー消費量が少ない
- トランポリンとジョギングどちらを選ぶかは、自分が重視するメリットによって決める
- 全身の筋肉がつくのはトランポリン、手軽に始められるのはジョギング
トランポリンとジョギングではダイエット効果に違いがあることがわかりました。
飛び方もたくさんあり、エクササイズとしてとても楽しく続けられそうですね。きれいな身体に近づくために、ぜひトランポリンダイエットにチャレンジしてみてください!
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