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巨峰は皮ごと食べられる!栄養価が高い成分とは?農薬の心配はある!?

暮らし

おいしい「巨峰」といえば、ぶどうの中でもポピュラーな品種のひとつです。

とってもおいしい巨峰ですが、一粒ごとに皮を剥いて食べるのは正直面倒ではないですか?

巨峰の皮は食べられるの?という問いの答えですが…、巨峰は皮ごと食べても大丈夫、むしろ食べるべきです!

巨峰の皮にはポリフェノールがたくさん含まれているので、できるだけ皮ごと食べた方が栄養をより多く摂ることができます。

ちなみに海外では、ぶどうの皮は剥かずに食べるのが主流だそうです。

巨峰の皮が食べられると分かったら、皮にはどんな栄養が含まれているのか?農薬の心配は?などさまざまな疑問がわいてくるのではないでしょうか?

実は食べられる、巨峰の皮についてまとめました。

巨峰の栄養を余すことなくいただいちゃいましょう

 

 

巨峰の皮は食べられる!皮を剥くのは日本だけ!?

日本では皮を剥いて食べることが多い巨峰ですが、実は皮ごと食べられるのです。

食べられるうえ、巨峰の中で多くの栄養が含まれているのが、種と皮の部分です。

栄養を余すことなく摂るなら、巨峰を丸ごと食べるのが一番です。

海外では「ぶどうは皮ごと食べられる」というのは、当たり前の認識です。

ではなぜ日本では、剥いて食べることが一般的なのでしょうか?

日本は世界の中でも、雨が多い国です。降水量の多い日本ではヨーロッパに比べて薄い皮のぶどうの栽培が難しいのです。

そのため、日本で流通しているぶどうは皮が厚くてかたいものが多くなり、皮を剥いて食べる文化が一般的になったといわれています。

また、ヨーロッパでは日本よりも赤ワインを飲む文化が浸透しています。

赤ワインはぶどうを皮ごと絞り、皮の苦みや渋みもひとつの美味しさとして好まれています。

日本ではヨーロッパの人ほど、皮の苦みや渋みの味に慣れていない人が多いことも、皮を剥いて食べる文化が定着した理由のひとつといわれています。

私も赤ワインの独特な渋みが苦手です。日本人ではそういった人が、外国人と比べると多いかもしれませんね。

 

 

巨峰の皮に農薬は?安心して食べてOKな理由

「巨峰の皮は剥かずに食べても大丈夫」といわれても農薬が心配だから…。そう思ったのではないでしょうか?

いくら皮に栄養がたくさんあっても、同時に農薬も食べてしまったら体に毒ではないか、そう考えるのはごもっともです。

しかし、実はそれは無用な心配だったのです。

巨峰は、皮ごと食べても農薬の心配をしなくて大丈夫です!実は巨峰の場合、一般的に実がなる前までしか農薬は使いません。

実がなると、収穫するまで袋をかぶせたままにします。

虫や鳥の被害から守るためですが、同時に農薬の付着も防いでいます。

また、巨峰を市場などで販売する際、農薬の残留検査が行われます。

検査で基準値を上回る残留農薬が検出されれば、出荷することはありません。

また、農薬の多くは、虫に対しては有害ですが人に対しては無害だと言われています。

しっかりと管理されていて、そもそも人に対して無害なら農薬は心配しなくても大丈夫そうね♪

しかし、どんなにしっかり管理していたとしても、無害だったとしても世の中絶対ということはありえません。

疑いたくないけれど、自分と家族の健康のために農薬の付着には慎重になっている、そんな意見も聞こえてきそうです。

巨峰に使われている農薬は、水溶性なので水でしっかりと洗い流せば問題ありません。

巨峰に限った話ではありませんが、流水で30秒以上手やスポンジでしっかりと洗い流せば、残った農薬はほとんど洗い流すことができます。

それでも心配と思うなら野菜用洗剤や水素水、重曹で洗うという方法もあります。

こういった方法を用いれば、ほとんど農薬の心配はないと言われています。

ちなみに、皮に白い点が付いていて農薬と勘違いされる場合もあります。

巨峰の皮の白い点は農薬ではありません。水分が蒸発するのを防ぐための成分で「ブルーム」といいます。

「ブルーム」は巨峰が自発的に発した物質で、新鮮な証拠ともいわれています。

 

 

巨峰の皮は栄養が豊富!成分と効果について

巨峰の皮には、多くのポリフェノールや食物繊維などの栄養素が含まれています。

ポリフェノールは、抗酸化作用が強く体内の活性化酸素などの有害物質を、無害に変える作用があるといわれています。

また、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つといわれています。

悪玉コレステロールを抑え、アンチエイジングに効果があるという研究結果もあります。

今まで捨てていた皮に、こんなに栄養があったなんて驚き!

ポリフェノールはほとんどの植物に含まれている成分で、5000種類以上あるといわれています。

巨峰に含まれているポリフェノールは、どんな効果があるのでしょうか。

また、巨峰の皮に含まれる食物繊維にはどんな働きがあるのでしょうか。

気になりますよね?ひとつひとつご紹介します♪

 

アントシアニン

巨峰の皮の紫色は、アントシアニンというポリフェノールです。

アントシアニンの効果

  • 眼精疲労や視力を改善する効果が期待できる
  • 活性酸素を取り除いて老化や免疫力の低下を防ぐ効果が期待できる
  • コラーゲンの合成を促進する効果があり美肌にも良いといわれている

目にいい果物としてよく名前が挙がるブルーベリーも、アントシアニンがたくさん含まれています。

巨峰にも同じように、目にいい効果が期待できます。

栄養価が高いだけではなく、美容にもいい効果が期待できるのは嬉しいですね♪

 

カテキン

カテキンもポリフェノールの一種です。カテキンは緑茶にも含まれていて、少し渋みがあります。

カテキンの効果

  • 脂肪燃焼効果が期待できる
  • コレステロールを吸収抑制する効果があるといわれている
  • 血圧を下げる効果・抗がん効果などが期待できる

実は皮の渋みは、このカテキンが関係しています。この渋みが苦手で、皮ごと食べることをためらってしまう場合もありますよね。

ただ、皮の渋みには、ダイエットにも効果があるとか…!

脂肪燃焼効果があると聞いたら、少々苦手でも食べないと損な気がしてきますね(笑)

 

タンニン

タンニンもポリフェノールの一種です。タンニンもカテキン同様渋みがあります。

タンニンの効果

  • 生活習慣病の予防効果が期待できる
  • 肌の引き締めや美白など美容効果が期待できる
  • 下痢の改善効果があるといわれている

タンニンは、栄養価が豊富なだけではなく、美容効果も期待できます。

特に肌の引き締め効果があるというのは、驚きですね。

開いた毛穴を引き締めるためにも、巨峰の皮は食べないと損ですね。

私もこの事実を初めて知ったとき、今まで巨峰の皮を捨てていたことを後悔しました。

 

レスベラトロール

レスベラトロールも巨峰の皮に含まれるポリフェノールの一種です。

レスベラトロールの効果

  • 細胞の酸化を防ぎ肌の弾力を改善する効果があるといわれている
  • 生活習慣病の予防に効果があるといわれている
  • 認知症の予防効果への期待もいわれている

他のポリフェノールと同様、レスベラトロールも美容効果が期待できます。

認知症の予防効果もあるなら、両親や祖父母にも皮ごと食べるようすすめたいです!

赤ワインにはさまざまな栄養価があるとともに、美容効果があるといわれます。

飲みすぎはもちろん注意が必要ですが、赤ワインをたしなむ程度なら、罪悪感もなくなりそうです(笑)

巨峰を皮ごと食べれば赤ワインが苦手でも同じ効果が得られるということですね♪

 

食物繊維

食物繊維は、よく耳にする栄養素のひとつではないでしょうか。

必要と分かっていても普段の食生活で、不足しがちなのが食物繊維です。

食物繊維の効果

  • 糖質や脂質の吸収を遅らせ肥満予防になるといわれている
  • 肥満予防になることで生活習慣病の予防にもなるといわれている
  • 腸の動きが活発になり便秘になりづらくなる
  • コレステロール値を低下させる効果が期待できるといわれている
  • 高血圧を予防する効果が期待できるといわれている

私は普段食べたものをアプリで記録して、栄養バランスをしっかり取れるように気にしています。

気にしていても、なかなか理想的な量を摂取できないのが、食物繊維です。

なかなか摂取できない食物繊維を、捨てていると考えたらとてももったいないですね。

私の父は肥満や高血圧が気になっているようなので、実家においしい巨峰を送って親孝行しようかなと考えています。

自分だけでなく、家族の栄養について気になるならぜひ家族にも皮ごと食べるようにすすめてみてくださいね。

それぞれ効果があるとは言い切れないものばかりですが、食べることのマイナス点がないのなら、食べたいと思いませんか。

 

 

巨峰を皮ごと使う簡単調理法!おすすめ4選

巨峰の皮にはたくさん栄養があり、農薬の心配がないとわかっていても、厚くてかたい皮の食感が苦手、渋みや苦みが苦手、そんな声も聞こえてきそうです。

食べ方を工夫したり、調理してみたりすることで、皮までおいしく食べることができます。

そこで、巨峰を皮までおいしく食べる簡単な調理法を紹介したいと思います。

 

巨峰を皮ごと冷凍

皮がかたくて食べづらいと感じているなら、冷凍すると食べやすくなります。

冷凍すれば、保存期間も伸ばすことができます。

枝から1粒ずつ落とし、バラしたら洗います。

キッチンペーパーで水気を拭き取り、保存袋に平らになるように入れて冷凍庫で保存します。

たくさんあって一度に食べきれないときも便利です。

冷凍すると甘味が増し、シャーベットのような食感になるので、さらにおいしくいただくことができますよ。

 

巨峰で皮ごとジャム

私は果物がたくさん余ったとき、ジャムにすることが多いのですが、巨峰で作るジャムはおいしいのでおすすめです。

ジャムは巨峰と砂糖だけでも作ることができ、お好みでレモン汁を加えてもおいしいですよ♪

巨峰ジャムの材料

  • 巨峰 お好みの量
  • 砂糖 巨峰の分量の約30~40%(お好みで調節してください)
  • お好みでレモン汁 大さじ1

作り方

  1. 実を枝からとって洗い軽量する
  2. 鍋に実と砂糖を入れてよく混ぜ1時間置く
  3. 中火で煮て沸騰したら弱火にしてアクをとる
  4. 20~30分煮込んだら火を止め、実を潰していく
  5. 種がある場合はざるを使い種をこす
  6. しっかり実が潰れたらお好みでレモン汁を加えさらに弱火で煮る
  7. しっかり煮詰まったら完成

少ない材料で簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみてください。

パンやヨーグルトに合わせて、朝食にピッタリです♪

 

巨峰で皮ごとスムージー

スムージーも簡単に作れて、皮の栄養分まで丸ごといただける調理法です。

スムージー1人分の材料

  • 冷凍した巨峰 1/2房
  • 無糖ヨーグルト 巨峰の重さの半量程度

作り方

  1. 巨峰を一粒ずつ分けて冷凍しておく
  2. 巨峰とヨーグルトをミキサーに入れて混ぜる

種なしの巨峰で作ると楽ですが、種がある場合は冷凍する前に半分に切って種を取り除いておきましょう。

スムージーは手軽に取り入れられますし、栄養を丸ごと摂ることができます。

 

巨峰の皮でゼリー

皮ごと食べてみたけれど、結局苦手で普通に剥いて食べてしまった。そんなときもありますよね。

皮をゴミに捨てる前に、皮を絞って出た果汁をゼリーにしてみるのはどうでしょう?

巨峰の皮ゼリーの材料

  • 剥いた後の皮 1房文
  • 水 250cc
  • 砂糖 大さじ2~3
  • レモン汁 少々
  • 粉ゼラチン 5g

作り方

  1. 巨峰の皮、水、砂糖を鍋に入れ沸騰するまで煮る
  2. 沸騰したら弱火にして10~15分程度煮る
  3. 火を止めザルでこす
  4. レモン汁とゼラチンを加える
  5. 容器に入れ冷蔵庫で固める

これなら実は今まで通り剥いて食べて、その後皮の栄養もしっかり摂ることができます。

ゼリーに巨峰の実をのせて食べるのもおいしいですね。

我が家の場合ですがいろいろ工夫しても、子どもは「やっぱり嫌だ」といって皮を食べてくれません。

ゼリーにすれば、子供もおいしく食べてくれます。

 

 

まとめ

  • 巨峰の皮は食べられるうえ栄養が豊富
  • 海外ではぶどうは皮ごと食べるのが一般的
  • 日本は雨が多いため皮の薄い巨峰の栽培が難しい
  • 巨峰は皮ごと食べても農薬の心配はせずに食べられる
  • 巨峰の皮には多くの栄養が含まれていて、さらには美容効果も期待できる
  • 巨峰を皮ごと食べるのが苦手なら、食べやすくなる調理法もある

巨峰の皮は食べられるうえに、栄養豊富でむしろ捨てるのはもったいないものです。

たくさんの栄養価があり、美容効果を捨ててしまうのは損をしています。

巨峰を皮ごといただけば、美しく健康的な体に近づけるかもしれませんよ♪

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