ちょっと小腹が空いたとき、せっかくなら美容や健康にいい効果があると言われるものを食べたいところ。
アーモンドは、低糖質でダイエット中のおやつとしても有名です。
しかし、アーモンドはカロリーが高いと聞くので、どのくらい食べてもいいのか悩みます。
アーモンドの一粒あたりのカロリーを知っていれば、ダイエット中も安心して食べることができますよ。
アーモンド(無塩ロースト)一粒のカロリーは、約6kcalです。
アーモンドのカロリーは決して低くはありませんが、適量を太りにくい食べ方で食べるとダイエットの味方になりますよ!
また、1日の適量やアーモンド一粒に含まれる栄養素の美容と健康に効果的な力もご紹介しています。
高カロリーのアーモンドを上手に食べられるようになりましょう♪
アーモンド一粒のカロリーはナッツの中で3番目に高い
ダイエットしているときや小腹が空いたとき、手軽に食べられるアーモンド。
スーパーやネット通販でも買うことができるので身近な食品ですね。
しかし、気になるのは「マーモンドはカロリーが高い…!」とよく聞くこと。実際にどのくらいのカロリーがあるのかと不安になっていませんか?
アーモンド(無塩ローストアーモンドの場合)一粒あたりのカロリーは、約6kcalです。
やはり「アーモンドはカロリーが高い。」と言われるように、実際に高カロリーな食品となります。
アーモンド以外のナッツのカロリーを比較してみましょう。
各一粒当たりのカロリー | アーモンド一粒分に換算したカロリー | |
アーモンド | 6kcal | 6kcal |
マカダミアナッツ | 14kcal | 7kcal |
くるみ | 27kcal | 6.75kcal |
カシューナッツ | 9kcal | 4.5kcal |
ピスタチオ | 3kcal | 2kcal |
※各kaclともに、一般的なものでおおよその値になります |
まず左は、分かりやすく、それぞれの一粒当たりのカロリーです。
そこから、それぞれナッツは一粒の大きさが異なりますので、アーモンド一粒分に換算したものが黄色部分になります。
黄色部分に注目すると、ピスタチオがナッツ類の中ではカロリーが低く、マカダミアナッツのカロリーが一番高いです。
つまり、アーモンドは高カロリーではない…?
ナッツのカロリーは、マカダミアナッツ>くるみ>アーモンド>カシューナッツ>ピスタチオとなります。
ナッツ類の中では3番目に高カロリーですが、少しわかりづらいですね。
そこで、一般的に高カロリーのおやつと言われるポテトチップスと比較してみることにします。
アーモンド一粒が6kcalで、ポテトチップス1g(約1枚分)が約5.54kcalです。ポテトチップスより少し高いと分かると、気軽にどんどん食べられるカロリーではありませんよね。
アーモンド一粒のカロリー!だということを忘れずに!ですね
カロリーが高いなら、食べるのやめようかなとダイエット中は特に思いますよね。
アーモンドのどんな種類のアーモンドを選ぶのかで、高カロリーでも食べる価値があると思わせてくれる力があります。
アーモンドには塩やバターなどの味がついたものもありますが、カロリーがますます高くなってしまうのでダイエット中には向いていません。
アーモンドの持つ効果を十分に感じるためには無塩のローストアーモンドを選ぶことをおすすめします。
※こちらの記事では、特記しない場合はすべて無塩ローストアーモンドを前提にしております。
1日の適切な摂取量
手軽に食べられるアーモンドは、カロリーが高いとわかっていてもついつい食べすぎてしまいがちです。
食べすぎないように、アーモンドは1日どのくらいの量食べてもいいのか知っておきたいですね。
1日のおすすめのアーモンド摂取量は、男性も女性も20粒〜25粒ほどです。
太りにくい食べ方
アーモンドがダイエットのおやつにぴったりという話は、アーモンドの食べ方にも理由があります。
アーモンドは歯応えがあるので、噛む回数が自然と増えます。
噛む回数が増えるとダイエット効果が期待でき、これこそが太りにくい食べ方の秘訣になります!
噛む回数が多いと期待できる効果
- 食欲抑制効果
- 満腹感が持続する
- エネルギー消費が増える
アーモンドを食べてエネルギーを摂取していますが、噛む回数を増やすことでエネルギー消費できます。
アーモンド一粒を噛む回数の目安は、30回を目指してください。
アーモンド一粒を30回噛むのは大変そう…
最初は噛む回数を増やすのは大変かもしれませんが、だんだん慣れてきますよ。
また、アーモンドを食べながら水分を摂ると、満腹感を感じやすく腹持ちがよくなるのでおすすめです。
ダイエット効果をアップさせたいなら、アーモンドを食べるときに噛む回数を意識してみてください。
アーモンド一粒は何グラム?
アーモンドを買いに行くと、アーモンドのパッケージなどには、グラムで表記されていますよね。
分かりにくい、というのが正直な感想です…!
覚えておきましょう。アーモンド一粒は、約1〜1.2gです。100gのパッケージのアーモンドを買った場合100粒前後入っていることになりますね。
100gのアーモンドを買って、1日20粒毎日食べると5日分ということになります。
チョコレート効果素焼きアーモンド一粒のカロリー
アーモンドはチョコレートと相性バツグンですね。
チョコレートも高カカオのものであれば、健康効果を見込めます。
そんなチョコレートとアーモンドを掛け合わせた商品「明治 チョコレート効果 素焼きアーモンド」があります。
「チョコレート効果」は、もともと高ポリフェノールが売りのチョコレート菓子です。
高ポリフェノールチョコレートで素焼きのアーモンドを包んだら、一粒いったいどのくらいのカロリーになるのか気になりますね。
こちらがパッケージ裏に記載されている栄養成分表示です。
「チョコレート効果 素焼きアーモンド」栄養成分表示1箱(81g)当たり | |
エネルギー | 468kcal |
たんぱく質 | 10.4g |
脂質 | 36.2g |
炭水化物 | 29.8g(糖質20.8g 食物繊維9.5g) |
食塩相当量 | 0g |
これだけでは1粒のカロリーはわかりませんので、実際「チョコレート効果 素焼きアーモンド」を買って計算してみました。
チョコレート効果素焼きアーモンド1箱の中に22粒入っていました。
1箱468kcal÷22粒=21.2727kcalになります。
一粒のカロリーがわからないとついつい食べすぎてしまいますが、「今、21kcal摂取した」と数値でわかれば食べ過ぎ防止にもなりそうですね。
アーモンド一粒の栄養素は?美と健康に効果的なワケ
アーモンド一粒のカロリーは、約6kcalで高カロリーでした。
しかし、「アーモンドがいい」と言われるのはなぜなのでしょうか。
アーモンドには、食物繊維やビタミンなど「美容と健康に効果的」と言われている栄養素が含まれているからです。
アーモンド一粒あたりの栄養素をまとめましたので、どんな栄養素が含まれているのか見てみましょう。
アーモンド一粒あたりの栄養素 | 期待される効果 | |
エネルギー | 約6kcal | – |
脂質 | 約0.5g | 動脈硬化や血栓予防 |
食物繊維 | 約0.1g | 整腸作用・生活習慣病予防 |
たんぱく質 | 約0.2g | 良質な筋肉作りを助ける |
ビタミンE | 約0.3mg | アンチエイジング効果 |
ビタミンB2 | 約0.3mg | 元気・発育の源 |
マグネシウム | 約0.05mg | 骨の健康維持 |
アーモンドがどれだけ美容と健康の助けをしてくれるのかが分かる!
これまで「アーモンドを食べるといいんだって。」くらいの知識でしたが、すぐにでもアーモンドを買いに行きたくなっています!
もう少しアーモンドの栄養素について詳しく解説します。
脂質
アーモンドは栄養素のおよそ50%が脂質となっています。
脂質が多いと聞くと、「体に悪そう」「太りそう」というイメージがありますよね。
しかし、アーモンドの脂質は、悪玉コレステロールを下げる働きをする「オレイン酸」と血圧を下げる働きをする「リノール酸」を多く含んでいます。
オレイン酸とリノール酸は、動脈硬化や血栓を防ぐ働きが期待できると言われています。
食物繊維
アーモンドには、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は、言わずと知れた腸内環境を正常化する働きをしてくれます。
食物繊維をしっかり摂ると、便秘が解消したり血中コレステロールを低下させたり、生活習慣病を予防する効果も期待できます。
たんぱく質
アーモンドにはたんぱく質も含まれており、良質な筋肉作りを助けてくれる効果があります。
筋肉がつくと代謝が上がりますので、ダイエットにもつながりますね。
ビタミンE
アンチエイジングや美肌に大事だと言われるビタミンEを、アーモンドは多く含んでいます。
アンチエイジングは女性の永遠の課題!それがアーモンドを食べることで少しでも助けになるならこんないいことはありませんね。
ビタミンEは抗酸化作用が強く、老化などにつながる体内の酸化を防ぐ働きをしてくれます。
ビタミンB2
元気・発育のビタミンと呼ばれるビタミンBは、エネルギーを作る助けをしています。
不足するとぐったり元気が出ないなど感じることがあります。
また、皮ふや爪や髪などの健康維持を助ける働きをします。つやつや肌の源なのですね!
マグネシウム
ミネラルの一種であるマグネシウムは、骨の健康を保つために必要です。
日本人は、もともとマグネシウムが不足がちという話も聞いたことがあります。
ストレスが要因でマグネシウムは体外に排出されてしまうこともありますので、将来スカスカな骨にならないためにも積極的に摂取したいです。
また、マグネシウムの他にもアーモンドにはカルシウムや亜鉛、鉄、リン、銅など必須栄養素が含まれています。
アーモンド一粒でこんなにもたくさんの栄養素を含んでいるので、アーモンドは「美と健康に効果的」といわれる理由でした。
しかし、先ほどもお伝えしたように食べれば食べるだけカロリーも摂取してしまいます。
アーモンドは、一度にたくさん食べると効果が出るというものではなく、長期的に食べ続けることで効果を発揮してくれます。
1日20粒程度を毎日食べ続けることが、美と健康につながりますよ。
アーモンド一粒の糖質は?低GIだけど注意が必要!
糖質制限ダイエットがメジャーになって、食品の糖質を気にかける機会も増えました。
アーモンドは、糖質が低いことを示す「低GI食品」に分類されています。
GI(グライセミック・インデックス)は、食後の血糖値の上がりやすさの目安となる値です。
そして、低GIの食品ほど食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。
アーモンド一粒あたりの糖質は、約0.1gです。
方法はさまざまあるかと思いますが、一般的な糖質制限ダイエットでは、間食から約10gの糖質を1日にとってもよいとあります。
アーモンドを一粒の糖質が0.1gなので、100粒食べると10gの糖質を取ったことになります。
1日にアーモンド100粒食べてもOKと考えるとかなりの量ですよね。
アーモンドが低糖質ということが分かります。
糖質だけ考えると100粒食べてもいいように思えますが、先ほどもお伝えした通りアーモンドの適切な1日の摂取量は20粒〜25粒です。
また、アーモンドは低糖質ではありますが、高カロリーな食品でもあります。
食べすぎると、いくら低糖質でもカロリーの摂りすぎでダイエット失敗につながりますので注意が必要です。
まとめ
- 無塩ローストアーモンド一粒のカロリーは、約6kcal
- ダイエット効果を高める食べ方は、噛む回数を増やして水分を一緒に摂る
- 1日に食べるアーモンドの適量は、男女ともに20粒〜25粒
- アーモンドには、食物繊維やビタミンなど美容と健康にいいと言われるほどの栄養素が含まれている
- アーモンド一粒の糖質は、約0.1g
- 低糖質だけど、高カロリーなので食べ過ぎは注意が必要
カロリーは高いのですが、アーモンド一粒に含まれる栄養素はとても魅力的に感じました。
食べ過ぎに注意すれば、ダイエット中もおやつ我慢のストレスからも解放され、栄養摂取もできるので積極的に取り入れたいですね!
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