時間に余裕がある休日は「一人で映画館に行って映画でも見ようかな」という気持ちになることがあると思います。
しかし映画館に一人で行ったことがない場合、少し敷居が高いですよね。どの席に座ったら良いのかわからず、つい諦めてしまうことも…。
一人で映画館に来たとき、おすすめしたい席があります。
あなたが最も気にすることは何か。どうしたいか。何が嫌か。これによっておすすめの席が変わってきます。
あまり一人映画になじみがない場合、人の目も気になりがちです。席選びは一番迷いますよね。
私は一人でも映画館に行けるタイプなのですが、以前はやはりどの席を取るかというのは毎回悩んでいました。
この記事では、一人映画のおすすめの席について、どう決めたらよいのかについて紹介しています。
カップル向けの映画館や、映画館の席は移動できるのかについても解説していますよ。
映画館の席でおすすめの一人席3選!あなたの目的は?
一人でどこかに行くということが少ないと、一人映画館は緊張しますよね。人の目が気になってしまうこともあると思います。
特に、一人映画館で重要なのは席でしょう。せっかく一人で来ているのですから、ゆっくりと落ち着いてみたいものですよね。
自分にとって快適な席で映画を見るだけで、楽しさは倍増します!
一人で映画館に来た際におすすめの席は通路側です。また、場合によっては中央や後方席も居心地が良く、目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。
映画館は広いので、席によって見え方は相当変わってきます。できたらリラックスして映画が見られる席を選びたいですよね。
一人映画館でおすすめの席
- 通路側
- 中央席
- 後方席
ここからは、それぞれの席のおすすめポイントを紹介します。自分に合ったお気に入り席を探してみるのも楽しいですよ。
一人映画館でおすすめの席「通路側」
最初におすすめするのは、通路側の席です。一人映画にとって、通路側が便利なことは多々あります。
通路側席のおすすめポイント
- 片側は、席がないので誰も来ない
- トイレなど、席を離脱する際に気を遣わない
- 空いていることが多く、予約を取りやすい
まず、おすすめポイントとして、隣に人が来ない(座らない)ことが挙げられます。
一人で映画を見る場合、両隣に知らない人が座ることがあります。
混んでいたらなおさら。また、どうしてこの席に!?と、空いているのにもかからず隣の席にくることも…。
通路側の席であれば、片側には絶対に人が来ることはないので、よりリラックスして映画を見ることができます。
トイレで離脱するときも、通路側であれば人に気を遣わず外に出られますよね。
このように、通路側の席の最大のメリットは、人の目を気にせず映画が楽しめるということになります。一人映画初心者におすすめしたい席です。
しかし気になるのは映画の見やすさ。通路側の席と言われたときに、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?
通路側だと、中央よりも映画が見にくそう…?
通路側はどうしても端に寄ってしまうため、映画を見るのに支障が出そうなイメージがありますよね。
しかし、映画館はどこでも見やすいように設計されていることがほとんど!通路側でも問題なく鑑賞できます。
見やすく、リラックスできるうえに予約も比較的取りやすいのがありがたいです。私もよく通路側の席にお世話になっています。
デメリットとしては、聞こえる音の大きさが左右で違う所です。音にこだわる場合は、次に紹介する中央寄りの席をおすすめします。
一人映画館でおすすめの席「中央席」
次におすすめしたいのは、中央付近の席。映画鑑賞にとっては、最も王道な席と言えます。
中央席のおすすめポイント
- 映画が最も見やすく、迫力がある
- 音響にかたよりがほとんど無い
一人映画にだんだん慣れてくると、中央の席にも一度は座ってみたくなりますよね。
中央の席におけるメリットは、なんと言っても見やすさと画面の迫力です。音響も左右均等に聞こえるため、映画の中に入り込めます。
私も一度思い切って中央の席で見てみましたが、映画への没入感がありとても感動しました。作品に思い入れが生まれたような気がします。
アクション映画などを見る際には、中央の席に座ることをおすすめしますよ。
ちなみに、最前列にしてしまうと首が疲れてしまうので、真ん中からやや後方辺りの席をおすすめします。
そんな迫力があって映画を心から楽しめる中央席ですが、デメリットもあります。デメリットは、隣に人が来やすいこと。
家族連れやカップルなど、複数で中央席の予約を取っていることも多いので、運が悪いと囲まれてしまうことも…。
隣に人が来るということが気にならないのであれば、中央席は映画を見るのに最適であると言えるでしょう。
一人映画館でおすすめの席「後方席」
最後におすすめするのは、映画館の中でも後方1/3辺りの席です。
後方席のおすすめポイント
- ゆったり映画を楽しめる
- 後方なら中央寄りでも予約が取りやすい
後方席はあまり人気が無い印象を受けますよね。その理由は、やはりスクリーンが遠く、迫力に欠けることだと思います。
しかし、後方の席は穴場中の穴場。デメリットだけではなく、良い面もたくさんあります。
後方席のメリットは、人の圧迫感が少ないため、リラックスしてゆったり映画を楽しめること。
アクション映画やホラー映画など、迫力重視の映画は少し物足りないかもしれませんが、恋愛映画など落ち着いて見たい映画は後方席がおすすめ。
私はミステリー系の映画を後方席で見ることが多いです。落ち着いて見られるうえに、画面全体が見えるので謎解き要素がある映画に最適だと思います。
また、予約が取りやすいというのもメリットです。当日「映画に行きたい!」と思い立ったときにも空いていることが多いのは嬉しいですね。
ちょうど真ん中辺りの席は埋まってしまっていることが多いですが、後方だと中央の席でも予約しやすいです。
デメリットとしては、やはり映画が少し見にくいことと、映画ならではの迫力を感じることが難しいという点があります。
自分が見に行く映画のジャンルをある程度把握しておいて席を予約すると、より楽しむことができるかもしれませんね。
映画館の席でカップルにおすすめなのはペアシート!
ここまで、一人で映画館へ行くのにおすすめの席を紹介しました。映画のジャンルや、目的によって席を選ぶと良いことがわかりましたね。
1人席で見たい!というあなたも、ここぞ!というときにはカップルでいくこともあるでしょう。
そこで、カップルにおすすめの席についても合わせて解説していきたいと思います。
情報を持っているのと持っていないのでは、違いがでますよ!ちなみに、カップルシートやプレミアムシートは親子や兄弟でも見ることが可能です。
映画館でカップルにおすすめの席はペアシートです。値段や雰囲気が映画館によって違うので、デートの目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
映画デートは定番ですし、見終わったあとに感想を語り合うのも楽しいですよね。
しかし、映画デートに何度も行っていると少しマンネリ化してくることもあるかと思います。
映画デートをもっと新しい方法で楽しみたいなぁ
普段とは違う映画デートを楽しみたいときにおすすめなのがペアシートです。ペアシートはその名の通り二人掛けの席ということ。
一般の席とは離れていることがほとんどなので、より二人でゆっくりと映画を楽しむことができますよ。
とはいえ、都内にはたくさんのペアシートがあります。どの映画館を選べばいいのか迷うこともあるでしょう。
ここからは、ペアシートを選ぶときに見ると良い基準を解説していきます。
カップルがペアシートを選ぶときの基準
- 価格
- 設備
- サービス
ペアシートの価格は差があり、一般席と同じ値段で使える場所もあればお金がかかる場所もあります。
有料のペアシートは施設やサービスが充実していることが多いので、デートの目的に合わせて決めることをおすすめします。
例えば普段のデートに特別感を出したいのであれば無課金の席でも楽しめます。逆に記念日デートなどの場合は少し豪華にしたいですよね。
「映画をじっくり楽しみたい!」「席の質が良い所が良い!」などさまざまな望みがあると思うので、恋人と相談しながら決めてみてください。
続いて、ペアシートがある都内でおすすめの映画館を5つ紹介します。
カップルにおすすめのペアシート(プレミアムシート)がある映画館 | ||
映画館名 | おすすめポイント | |
TOHOシネマズ南大沢 | プレミア・スクリーンが一般料金と変わらない値段で使えるため、コスパが非常に良い。足を伸ばしてリラックスしながら映画鑑賞ができる。 | |
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場 | 高級感はないものの、十分に2人席を堪能できる。なんと追加料金はなし。2席単位での購入となる。 | |
T・ジョイPRINCE品川 | IMAXデジタルシアターのため、音と映像に迫力がある。ペアシートは一般料金のまま使えるので、映像や音にこだわりたいカップルに最適。 | |
ユナイテッド・シネマ豊洲 | プレミア・ペアシートはゆったり座れる。少々お高めですが、専用ラウンジを使うことができるという素敵な特典付き。特別な記念日にも。 | |
新宿ピカデリー | プライベート・ルームの場合二人きりの空間でゆっくり映画が楽しめる。バルコニーやこだわりのイタリア製シートなど、設備が充実。一生の思い出になるはず。 |
※行かれる際には今一度ご確認をお願いします
ペアシートは、価格やその設備など、さまざまな違いがあります。
私は南大沢のペアシートがお気に入りです。コスパ面も最高ですし、そこまで肩肘張らずにリラックスして見られますよ。
マンネリしてしまいそうな定番の映画館デートも、ペアシートに座ることで違った雰囲気を楽しむことができますね。
映画館の席移動は基本してはいけない!理由は?
ここまで、映画館でおすすめのカップル席についてお話してきました。同じペアシートでも価格や設備は違うことを知りましたね。
最後に、映画館の席移動はしても良いのかということについて解説していきます。
結論から言うと、当日券でも席を移動することはできません。基本的に大手シネコンは完全指定席のため、勝手な席移動はトラブルを起こすからです。
映画館でせっかく席を予約したのに、いざ行くと前の席の人との身長差で見えない…という悲しい出来事はありませんか?
私は身長が低いので、前後の座席に高低差がないと見るのが難しいです。前の人は全く悪くないので何も言えないですが…。
もし「画面が見えない」などのアクシデントが起きて隣に誰も座っていない場合、席の移動を少し考えてしまいますよね。
せっかく映画館に見に来たのに、見えないのは悲しすぎる…。
どうしても席を移動したい…。
ここからは席を移動してはいけない理由と、それでも席を移動したいときの対処法について解説していきます。
席を移動してはいけない理由
先ほども少しお話したように、席を移動することは基本的に禁止されています。
ちなみに、大手シネコンは全席指定席のため席移動はできませんが、小さい映画館であれば自由席があることも。その場合席移動はOKです。
指定席の映画館で席移動をしてはいけない最大の理由は、ほかのお客さんや映画館とのトラブルにつながるからです。
映画館の席がガラガラの場合、席を移動してもバレないのではと思うかもしれません。
しかし、あとからお客さんが遅れて入ってくることもありえます。そのとき相手に怒られてしまったら…トラブルの元になります。
さらに、映画館でトラブルが起こってしまうと、対応するのは映画館で働くスタッフさんですよね。
お気に入りの映画館だったのに、トラブルを起こしてしまったせいで足が遠のいてしまうのはもったいないです。
しかし、それでも「映画を快適に見たい」という気持ちはあって当然ですよね。
かくいう私も、背伸びしないと見えない席に当たったときは「移動したい…」と思いながらプルプル震えていました(笑)
映画を満足に見られないので席を移動したいという理由はよくわかるのですが、無断で席移動をするのはやめておきましょう。
どうしても席移動したいときの対処法
指定席だけど映画館内がガラガラのため、「どうしても席を移動したい…」と思うこともあるでしょう。
どうしても映画館で席を移動したい場合は、映画館の窓口やスタッフさんなどに「席移動はできますか?」とたずねてみましょう。
無断で席を移動するのはトラブルになってしまう可能性が高いですが、映画館の方に直接聞くだけでトラブルが起こることは無くなります。
もし映画館のスタッフさんが席移動を許可してくれたら、誰かが座る席かもしれないとおびえることもありません。
自分からたずねることはとても誠実なので、映画館で席を移動したい場合は試してみてください。
ただし、席移動が許可されないことももちろんあります。スタッフさんの指示に従うようにしてくださいね。
映画館でのルールはきちんと守って、楽しく映画鑑賞をしましょうね。
まとめ
- 一人で映画館に来た際におすすめの席は通路側、中央席、後方席で、目的に合わせて選ぶのがおすすめ
- 通路側の席は片側に誰も座らないため気を遣わないことや、予約が取りやすいというメリットがある
- 中央付近の席は映画が最も見やすく音響の偏りもほとんど無いが、一人だと隣に人が座りやすい
- 後方の席はゆったり映画を楽しめ、中央寄りでも予約が取りやすいが、映画の迫力が少ない可能性がある
- 映画館デートでカップルにおすすめなのはペアシート
- ペアシートは値段や雰囲気が映画館によって違うので、デートの目的に合わせて選ぶのがおすすめ
- 指定席の映画館で席移動をしてはいけない理由は、ほかのお客さんや映画館とのトラブルにつながるから
- どうしても映画館で席を移動したい場合は、映画館のスタッフさんに席移動ができるかたずねてみる
映画館に一人で行く場合のおすすめ席について紹介してきました。目的別に席を選べたら一人でも映画を楽しめそうですね。
また、カップルなど二人で行く場合でも、ペアシートという非日常的なワクワクする設備もあります。
席の移動は無断でしないように気をつけながら、ぜひ映画館で映画を楽しんでみてください。
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