料理をすれば、どうしても出てしまう生ゴミ。野菜や果物の皮、魚を食べた後の小骨、残ってしまった残飯…。あげればきりがありません。
ゴミ箱に捨てるのはいいけど、気になるのはその「臭い」と、群がる「コバエ」。
もうダメだ、ゴミ捨ての日まで耐えられない…!
そんなあなたにおすすめなのが、「生ゴミを冷凍庫に保存しておく方法」です。
悪臭やコバエの発生から解放されて、快適に過ごすことができますよ♪
でも、生ゴミを冷凍庫に入れるってどうなの?衛生上大丈夫?汚くないか不安…。
実は、生ゴミを冷凍庫に入れることは、それほど不潔なことではありません。むしろメリットがあります!
今回は、生ゴミを冷凍する際に生じる疑問や、生ゴミ冷凍の効果、その方法などについてまとめました。よければ読んでみてくださいね。
生ゴミは冷凍庫に入れても大丈夫!実はメリットが
生ゴミを冷凍庫に入れるってどうなの…。
衛生的によくない気がするけど大丈夫?
そもそも食材と一緒に生ゴミを保存するなんて、抵抗がありますよね。
衛生上の問題
結論から言いますと、生ゴミを冷凍庫に入れることは、それほど不潔なことではありません。
生ゴミを冷凍庫に入れることに抵抗があるのは、おそらく、「生ゴミ」=汚いもの、というイメージがあるからだと思います。
しかし、本当に「生ゴミ」=汚いもの、なのでしょうか?
よく考えてみると、人参も玉ねぎも、皮をむく前は同じ「食材」です。調理に使わない部分が、たまたま「ゴミ」となっただけなのです。
「生ゴミ」=元々は同じ食材。そう考えると、生ゴミの冷凍保存に対する抵抗も和らぐのではないでしょうか?それだけではありません。
生ゴミは、冷凍保存してしまった方が、むしろ、衛生的です。次の項目で説明しますね。
生ゴミの冷凍によって得られる効果
生ゴミの冷凍保存がむしろ、衛生的な理由は、「生ゴミを冷凍保存することによって得られる効果」にあります。
生ゴミを冷凍保存することによって得られる効果
- 「悪臭」からの解放
- 「コバエ」からの解放
- 「カビ」や「菌」からの解放
- 「三角コーナー」からの解放
生ゴミを冷凍保存することによって得られる最大の効果。
それは、あの「嫌な臭い」や「コバエ」のストレスから、解放されるということです。
腐る前に、生ゴミを冷凍庫に入れて凍らせてしまうことで、あの嫌な臭いが発生しなくなるのですね。
たかっていた「コバエ」もいなくなります。おまけに、三角コーナーからも解放されます。
生ゴミは、冷凍庫内にその都度入れてしまうので、三角コーナーを置いておく必要性が無くなるのですね。
それだけではありません。「カビ」や「菌」の繁殖も防いでくれます。
生ゴミ冷凍は、臭いの元となる「カビ」や「菌」が繁殖する前に凍らせてしまうので、おのずと、それらの繁殖自体も防げるようです。
ゴミ捨ての日までストレスなく、快適に過ごすことができますよ。
いかがでしたでしょうか?生ゴミの冷凍保存は、「臭い」「コバエ」「カビや菌」、これだけのことを防いでくれます。
総合的に考えると、むしろ冷凍してしまった方が、衛生的に良いと思いませんか♪
次の項目では、いよいよ、生ゴミを冷凍庫に保存する方法についてご紹介します。
生ゴミを冷凍するやり方とは?手順とポイント
生ゴミを冷凍庫に保存する方法は実に簡単です。やり方について、以下に示しますね。
また、気を付けたいポイントについてもご説明します。
生ゴミを冷凍する手順
生ゴミを冷凍する手順
- 生ゴミの「冷凍保存場所」を決める
- 出た生ゴミを「水切り」する
- 水切りした生ゴミを「容器や袋」に入れる
- 所定の場所に保存し、冷凍する
- 「ゴミ出しの日」に取り出し、処分する
まずは、生ゴミの「冷凍保存場所」を決めましょう。
最初は、食材と一緒に保存することに、抵抗があるかもしれません。
抵抗がある場合は、100均のボックスなどを用意して、そこに保存していくことをおすすめします。
「他の食材との間に仕切りがある感じ」がとても安心するし、抵抗感もおのずと和らぎます。
恐れることはありません!むしろこの後、悪臭に悩まされることの方が恐ろしいです(笑)
次に、生ゴミが出たら水切りをし、密閉されたジッパーや容器に入れてその都度冷凍していきましょう。
そうして溜まっていった生ゴミは、「ゴミを出す日」に冷凍庫から取り出し、通常の生ゴミとして捨ててしまえばOKです。
ちなみに、あらかじめ「生ゴミの冷凍保存場所」を決めておくことは、もう一つメリットがあります。
それは、「うっかり出し忘れ!」を、防げるということです。もし、保存場所を決めておかないと、次のようになりがちです。
色々なものを保存していく内に、それが一体、「食材」なのか「生ゴミ」なのかが、分からなくなってしまうのですね。
しかし、保存場所を決めておけば、「生ゴミ」の存在が一瞬にして分かるので、おのずと、処分し忘れを防ぐことができるのです。
そのため、「生ゴミの冷凍保存場所」をあらかじめ、決めておくことをおすすめします。
場所さえ共有していれば、あなた以外の誰かがゴミを出すことになったとしても、心配せずに済むでしょう。
いかがでしょうか?生ゴミの冷凍保存♪保存の仕方は意外と簡単ですね。
次の項目では、生ゴミを冷凍する際に気をつけたい二つのポイントをお伝えします。
生ゴミ冷凍で気をつけたいポイント
生ゴミの冷凍保存。要は、「水切りした生ゴミを、袋に入れて冷凍庫にポイ」してしまえばOKなのです。
はっきりいって、心理的抵抗を乗り越えてしまえば、何も難しいことはありません。
慣れてしまえば、これであなたもストレスフリーです。
しかしながら、生ゴミを冷凍する上で気をつけたいポイントは、二つあります。以下に示しますね。
生ゴミ冷凍で気をつけたいポイント
- 生ゴミが発生したらすぐに冷凍すること
- 密閉された袋や容器に入れて保存すること
一つ目の気をつけたいポイントは、「生ゴミが発生したらすぐに冷凍させること」です。
なぜなら、時間が経つにつれて生ゴミの腐敗は進み、それが悪臭の元となるのですね。そうなる前に、冷凍してしまいたいのです。
朝出たゴミでも、すぐに冷凍です。調理で出た、人参の皮やキャベツの芯などもすぐに冷凍します。
残った魚の小骨や、お肉の骨なども、すぐに冷凍です。
夜まで持ち越さないようにしましょう。特に高温多湿の時期は要注意です。
臭いの元となる菌が繁殖しやすいので、気をつけましょう。
二つ目のポイントは、「きちんと密閉された袋や容器に入れて冷凍保存すること」です。
なぜなら、生ゴミの汁などがこぼれ出してしまうのを防ぎたいからですね。
生ゴミを冷凍庫から取り出す日(ゴミ出しの日)は、特に気をつけましょう。
冷凍していた分、溶け出すと水分が出やすいので、きちんと密閉された状態で保存しておくことをおすすめします。
もしかしたら、頻繁に開け閉めする引き出しへの保存は、最初から避けた方が良いかもしれませんね。
生ゴミを冷凍庫で保存する際の容器
さきほど、生ゴミを冷凍する際は、「きちんと密閉された容器や袋に入れて保存すること」をおすすめしました。
汁が漏れ出すのを防ぐためです。以下に、密閉が可能な容器や袋を紹介しますね。
密閉可能な容器や袋 |
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フリーザーバッグに入れるときは、空気をしっかりと抜いておくと、冷凍庫のスペースを無駄に取らずに済みますよ。
タッパーは色々な種類がありますが、密閉できるタイプのものを用いましょう。
密閉容器バイオキーパーの良いところは、汁物の保存も考えて設計されているところですね。
水分を多く含む生ゴミの保存に、適しているかもしれません。
しかしながら、実際のところ、私はポリ袋で保存しちゃっています(笑)
以下が、私の行っている生ゴミの冷凍方法です。よければ、参考にしてみてください。
私の生ゴミ冷凍保存方法
- 冷凍庫内に、生ゴミ置き場専用のボックスを設置する
- ゴミ箱と同じ要領で、ボックスにビニール袋をかぶせる
- 出た生ゴミはその都度ポリ袋に入れて口をきつく縛り、ボックス内に入れていく
- ゴミ出しの日にボックスに設置したビニール袋ごと外し、冷凍の生ゴミを入れたまま、口を縛る
- 処分する
ボックス自体にビニール袋をかぶせておくことで、万が一漏れ出してもボックス内におさまります。
それに、生ゴミを入れる袋はポリ袋の方が、すぐに縛れて楽です(笑)
ポリ袋は安くて、入っている枚数も多いので、節約にもなりますね。
毎日出る生ゴミに、毎回毎回、しっかりとしたフリーザーバッグを使うのは、なんだかもったいないなと思ってしまいます。
密閉容器ですと、洗わなくてはいけないので、それもまた面倒ですね。
ただし、ポリ袋にも不便な点はあります。例えば、卵の殻などを入れると破れてしまう可能性があります。
冷凍庫内でポリ袋同士がくっついて、それをはがそうとすると、これまた破れる可能性は否めません。
保存する生ゴミの種類によって、ポリ袋を二重にしたり、フリーザーバッグを使用したりと、容器を変えていくといいかもしれませんね。
野菜の皮はポリ袋、卵の殻はフリーザーバッグ、汁が多く出る残飯は密閉容器、このように、容器を分けて用いるのも良いと思います。
ちなみに、食パンなどのパンを入れている袋は、ポリ袋よりも丈夫なので、それを活用して保存していくのもありだと思いますよ。
まとめ
- 生ゴミを冷凍庫に入れることは、それほど不潔なことではない。
- 生ゴミは冷凍保存してしまった方が衛生的。
- 他の食材と分けて保存することで、生ゴミ冷凍に対する心理的負担が軽減される。
- 生ゴミ冷凍で「悪臭」「コバエ」「カビや菌」「三角コーナー」からの解放される。
- 気をつけたいポイントは、「即冷凍」することと「密閉して保管」すること。
- 野菜や果物の皮といった生ゴミの冷凍には、ポリ袋が経済的でおすすめ。
生ゴミを冷凍庫に保存する方法はとても簡単です。衛生的にもそれほど不潔なことではありません。
もし抵抗があれば、冷凍庫に「生ゴミ置き場専用」のボックスなどを置いて、その中に入れてみてはいかがでしょうか♪
「臭い」や「コバエ」から解放されて、快適に過ごせるといいですね。
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