そろそろ寝る時間なのにお腹が空いてなにか食べたい…。あなたにもそんな経験はありませんか?
なにか食べるものはないか?と思いキッチンを見渡すと見つけた残り物の味噌汁。
キッチンの引き出しの中にはインスタント味噌汁も発見!
味噌汁なら温め直すだけ、お湯を沸かすだけで食べられるので便利です♪
しかし、味噌汁を夜食として食べても問題ないか一瞬悩んでしまいますよね。
安心してください!味噌汁は、具材を選べば夜食に食べても太りにくい料理です。
そうは言われても、どうして夜食にいいといえるのか、インスタント味噌汁はどうなのか、カロリーやむくみなど気になることはたくさんありますよね?
そんな疑問にお答えしていきたいと思います。
普段の食生活に問題がないのなら、たまの夜食に罪悪感は感じなくても大丈夫です♪
夜食に味噌汁が良い理由!ただし具材に注意
他の食べ物と比べて味噌汁は、夜食にむいているのかな?となんとなく思ってはいても、理由までしっかりと答えられる人は少ないはず。
理由が分からなければ「本当に大丈夫かな?」と不安になってしまいますね。
そんなあなたの為に、他の料理と比べて、味噌汁が夜食にむいているといえる理由を解説していきたいと思います。
具材によっては、夜食にむいていない場合もあるので避けたほうがいい具材、おすすめ具材も合わせて紹介したいと思います。
たんぱく質が豊富
「味噌汁の原料である味噌は大豆からできている。」
日本人であれば、知らない人はいないのでは?といえるほどの常識です。
大豆には「たんぱく質」が豊富に含まれています。
たんぱく質には体温をあげ、カロリーを燃やす働きがあります。
ダイエット食として、高たんぱくの食品がおすすめされることがよくあるのはこれが理由です。
味噌汁がダイエット食だけでなく、夜食にもおすすめできる理由は、体温が上がることで寝つきやすくなる効果が期待できるからです。
また、寝る前にたんぱく質を摂取すると成長ホルモンの働きを促してくれるといったメリットもあるのです。
たんぱく質のサプリメントであるプロテインも、寝る前に摂取すると良いと聞きます。
それは、成長ホルモンの働きを助けてくれるからなのです。
体を温めてくれる
温かい味噌汁には、たんぱく質の効果以外に体を温めてくれる効果も期待できます。
寝る前に温かい飲み物やスープを飲むと、リラックス効果が得られ寝つきをよくすることができます。
たんぱく質にも体温をあげる効果があるので、温かい味噌汁ならW効果で体を温めることができますね。
寝る前のホットミルクもいいですが、味噌汁もいいですね
避けたほうがいい具材
ここまで、味噌汁が夜食にむいている理由を説明しましたが、それは具材抜きの味噌汁についてです。
いくら味噌汁が夜食にむいていても、具材次第では夜食むきとはいえなくなってしまいます。
残り物の味噌汁の具材が、夜食むきではない場合は、できるだけ具材をよけて食べてくださいね。
イモ類は糖質が多く太りやすい食材です。夜食にもダイエットにもむいていません。
肉は消化するのに、胃腸に負担がかかります。
寝ている間に胃腸に負担がかかると睡眠の妨げになってしまいます。
タケノコ、キノコ類、レンコン、ごぼうは体にはいい具材です。
しかし、食物繊維が多く含まれており消化に時間がかかるため、睡眠の妨げになってしまいます。
夜食の味噌汁の具材としては、避けたほうが良いでしょう。
おすすめ具材
夜食の味噌汁におすすめの具材は、低カロリーで胃腸に負担のかからない具材です。
どの食材も、冷蔵庫に常備していることが多いのではないでしょうか。
ワカメや豆腐、卵なら火が通るのも早いので、夜食用にささっと作るのにもむいていますね♪
インスタント味噌汁も夜食に食べて大丈夫!
キッチンの引き出しに、インスタント味噌汁を常備しているご家庭も多いのではないでしょうか?
私も独身時代は、ほとんど手作りせずにインスタント味噌汁を食べていました。
そして結婚して主婦となった今も、面倒な日はインスタント味噌汁によくお世話になっています。
しかし「インスタント」と聞くと体に良くないイメージがありませんか?
夜食に、体に良くないイメージのインスタント味噌汁はどうなんだろう…?そんな心配の声が聞こえてきそうです。
安心してください!インスタント味噌汁も夜食に食べて大丈夫です!
ただし、さきほどの説明同様、具材には気を付けてくださいね。
市販のインスタント味噌汁
インスタント味噌汁は、「味噌は生のまま具はフリーズドライのタイプ」と「味噌も含めてフリーズドライになっているタイプ」があります。
フリーズドライは、見た目が本来の食品の姿と違いますから、正直どうなんだろう?体に悪いのではないか?と思うこともあるでしょう。
しかし、そんなことはないのです!フリーズドライにする方法は、①凍らせる②真空状態にする、これだけです。
添加物などは使わずに、自然現象を利用するだけなので体に悪いことは一切ありません。
さらに、フリーズドライにはいろいろなメリットがあるのです。
フリーズドライのメリット
- お湯を注ぐだけですぐに食べられる
- 長期保存が可能
- ビタミンCなど熱で壊れやすい栄養素の損失が少ない
- 味噌汁など加熱しすぎると味が落ちる料理は、味の劣化の心配が少ない
こうしてみるとメリットだらけですね!特に、料理の基本として「味噌汁は沸騰させてはいけない」とよく言われます。
分かってはいても、うっかり目を離して沸騰させてしまうこもありますよね。
フリーズドライのインスタント味噌汁なら、温めすぎによる味の劣化もなく、栄養素も損なわれづらいとは最高です。
夜食だけでなく、普段の食事の味噌汁も毎日インスタント味噌汁にしたいくらいです。
コスパを考えると作ったほうがいいですが…
また、生の味噌を使っているタイプは、具はフリーズドライのメリットを活かしつつ、味噌本来の風味を味わえます。
インスタント味噌汁を手作り
市販のインスタント味噌汁もいいですが、生味噌タイプなら手作りすることもできますよ。
時間のある時に作っておくと、作るのが面倒なときや朝食用、夜食用に重宝します。
手作りインスタント味噌汁の材料
- 味噌 小さじ2
- 顆粒だし 少々
作り方
- 味噌と顆粒だしを混ぜる
- ラップで巾着状に包む
はじめから、乾燥ワカメなどを一緒に入れて作ってもいいですね♪
お湯を入れる際に、お麩や高野豆腐、ネギなどを加えてアレンジできます。
保存期間は、冷凍保存で一カ月くらいです。手軽に作れるのでぜひ作ってみてくださいね。
夜食に味噌汁が食べたいけれどカロリーは?
味噌汁が夜食むきの料理だとわかったところで、具体的に味噌汁のカロリーがどの程度なのか気になりませんか?
摂取したカロリーを把握して、その分翌日のカロリーを控えめにすれば、夜食を食べてもダイエット的には問題ないでしょう。
味噌汁のカロリーは、味噌の種類や具によって異なります。
汁だけの状態で一杯おおよそ、30~40キロカロリーほどといわれています。
大体の目安ですが、カロリーが低めのワカメと豆腐の味噌汁で一杯45キロカロリーほど。
カロリーが高めの豚汁で、一杯120キロカロリーほどといわれています。
インスタント味噌汁は、手作りよりカロリーが高いのではと思われがちですがあまり違いはありません。安心してください♪
できるだけ、夜食のカロリーは抑えるのが望ましいので、汁だけか低カロリーの具にして摂取カロリーは抑えましょう。
汁だけや低カロリーの具だけだと、物足りなくてたくさん食べてしまいそう…
そんなときは、できるだけゆっくり食べるようにしてみましょう。
人間の脳は食事を始めると、血糖値があがりその刺激によって満腹中枢が刺激される仕組みになっています。
満腹中枢は食事を始めてから、20~30分後に刺激される仕組みになっています。
少ない量でも、ゆっくり食べることで満腹感を得ることができます。
味噌汁は温かくて早食いできない分、ゆっくり食べて満腹感を満たしやすい料理といえるかもしれません。
夜食に味噌汁気になるむくみの問題!
味噌汁自体のカロリーは、具に気を付けていれば気になるほどではありません。
しかし、カロリーが低くても塩分を摂り過ぎたら、気になるのはむくみですよね。
体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。
塩分を摂り過ぎると、塩分を薄めるため水分を溜め込みやすくなります。
味噌汁の塩分量
では、味噌汁の塩分は具体的にどの位なのでしょうか?
味噌汁1杯分の塩分量は1.2gほどといわれています。
塩分の摂取量は、1日6g未満が理想ですので、味噌汁を夜食に一杯飲んでもそれだけで塩分過多になるわけではありません。
1日の塩分摂取量をトータルでみて、塩分過多になっていないか判断するようにしましょう。
味噌汁の塩分は、うま味のしっかりとした、だしを使うと抑えることができます。
減塩タイプの味噌を使ったり、市販のインスタント味噌汁でも、減塩タイプを選ぶなどして塩分を抑えることができますね。
また、カリウムには塩分を排出してくれる働きがあります。
夜食むきの食材の中でも、ほうれん草はカリウムが多く含まれています。
翌日のむくみが気になる場合は、具材にほうれん草を選ぶのもいいですね♪
むくんだ時の対処法
1日の塩分摂取量といわれても、その日自分が摂取した塩分量を、具体的に把握している人はあまりいないのではないでしょうか?
さらに夜食が食べたいときは「いろいろ気になるけれどそれでもお腹が空いた!太ったりむくんだりしても、もうそれは明日考えよう。」きっとそんな気分のときですよね。
普段ダイエットや美容や健康を気にしている人ほど、反動がきてしまう日もあります。
頑張っている自分へのご褒美として、気にせずに食べたいものを食べる、ということも必要です。
夜食の味噌汁で、翌日むくみが気になるようなら適切なケアを行えば大丈夫です。
むくんだ時の対処法
- カリウムが豊富な食材を食べる
- 運動や入浴で汗をかく
- 体を温める
さきほども説明しましたが、カリウムには塩分を排出してくれる働きがあります。
カリウムが多く含まれる食材は、ほうれん草や小松菜などの野菜、里芋などのイモ類、バナナやメロンなどです。
また、汗をかくことで体の塩分が排出されます。
部屋の中でも暖かい下着を着用したり、靴下を履いて冷えから身を守ることで、血の巡りが良くなり水分の回収が促進されます。
私も手足が冷えやすいので、部屋の中でも暖かい靴下を履くように心がけてから、むくみが改善されました。
少し意識して、体を温めるようにするだけで全然違うので、むくみが気になるときはやってみてくださいね。
まとめ
- 味噌汁は温かくたんぱく質が豊富で、夜食にむいている
- 夜食にたんぱく質を摂取すると、成長ホルモンの働きを促す効果がある
- 夜食に温かい味噌汁を飲むと、リラックス効果があり寝つきが良くなる
- 夜食の味噌汁の具は、低カロリーで胃腸に負担がかからないものが良い
- インスタント味噌汁でも健康面での心配は、手作り味噌汁と変わらない
- 低カロリーの具なら、味噌汁のカロリーは一杯45キロカロリーほど
- 塩分量を気にするなら、1日の摂取量をトータルで見て判断する
- 翌日にむくんでも、適切な対処をすれば大丈夫
どうしても小腹が空いて、夜食が食べたい。そんな日もありますよね?
味噌汁なら、低カロリーで体を温めつつ小腹を満たすことができます。
罪悪感を感じても、翌日から気を付ければ大丈夫!
夜食を食べて、ゆっくり休んで、明日も元気に頑張りましょう♪
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