赤ちゃんのスキンケアアイテムとして親しまれているベビーオイル。
ベビーオイルは大人から赤ちゃんまで幅広く使用することができます!
そんなベビーオイルですが、肌の乾燥が悪化すると噂になっているのです。
私は、よく子供に、肌が乾燥したときはお風呂上りにベビーオイルを塗ってマッサージをして保湿をしていました。
我が子の場合は、ベビーオイルを塗りその影響で、肌の乾燥が悪化したことは今までありませんでした。
しかし、肌がもともと弱い場合は逆効果になり乾燥が悪化してしまう可能性があります。
肌が弱いと、なぜベビーオイルを使用することにより肌の乾燥が悪化してしまうのか、不思議ですよね?
その原因を徹底解説したいと思います。同時にベビーオイルの使い方についても解説します。
ベビーオイルは肌が弱いと乾燥が悪化する!
ベビーオイルは、その名の通り赤ちゃんのデリケートな肌のために作られた、低刺激性オイルです。
大人の方でも全身に使うことができます。ベビーオイルには、外部の刺激から肌を守ってくれるという特徴があります。
なぜ低刺激のベビーオイルで肌の乾燥が悪化してしまうのか…。
ニキビ肌やアトピーなどの肌が弱い人には、ベビーオイルは合わないことがあるからです。
肌が弱い人は乾燥などの肌トラブルを悪化させてしまうのです。
例えばミネラルオイルのベビーオイルは、肌に浸透しないので肌内部までの保湿力がありません。
そのため肌呼吸が上手くできなくなり、肌の水分を減らしてしまう恐れがあります。
乾燥肌や、ニキビ肌などの人は悪化する可能性があるので使用する際には、自分の肌に合うのかまずは試してみましょう。
ベビーオイルがどのような成分でできているのかご紹介します。
一般的にあるベビーオイルの主成分は、ミネラルオイルと植物性オイルの2種類があります。
ベビーオイルの主成分①【ミネラルオイル】
- 鉱物油(石油由来成分)でできている
- 石油成分でできていても、不純物を取り除いて精製しているので安全
- 皮膚科など処方されているワセリンなどもミネラルオイルでできている
- 肌に浸透しないので、肌の弱い人には合わない場合がある
ベビーオイルの主成分②【植物性オイル】
- 植物の種子や木の実などから抽出したオイル
- 植物によってミネラルやビタミンなどの成分や作用が異なる
- 肌に浸透するので肌の弱い人には植物性のベビーオイルがおすすめ
- ミネラルオイルとは違って保湿力はあまりないので頻繁に保湿が必要
主成分が違う2種類があるので、「ベビーオイルがお肌に合わない!」と決めつけてしまうのも尚早です。
2種類のベビーオイルを試してみて、自分にあったものを見つけましょう。
身体の乾燥をベビーオイルでケアする方法
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乾燥した季節になると肌の乾燥に悩んで予防をしている人は多いでしょう。
しかし乾燥は季節を問わずにおこります。エアコンなどで乾燥してしまい、一年中肌トラブルを招いているのです。
乾燥する肌をそのまま放置するのは危険です。ただ肌に水分が無いだけではないのです。
乾燥肌だと肌年齢が実年齢を超えてしまい、肌の老化が進んでしまうことも…。
乾燥肌の症状
- 乾燥肌は皮膚の水分量が低下した状態
- 年齢が高くなると乾燥肌になりやすい
- 空気の乾燥や、気温が下がっている寒いときに乾燥する
- 紫外線や摩擦などの外部からの刺激で乾燥する
- 洗顔、お風呂、手洗いなどで40度以上のお湯を使用している
- 身体の乾燥しやすい部分をゴシゴシと洗いすぎて肌を傷つけている
- 洗顔後のツッパリ感がでる
- カサカサ肌や肌の粉吹きやかゆみなどの症状がでる
上記に当てはまると乾燥肌と言えるでしょう。
私は普段パンツを着ることが多いのですが、摩擦の刺激で足全体にかゆみがでたり粉が吹いたりして乾燥肌になってしまいます…。
さらに靴下をはくと、かかとや足の指までもカサカサになっています。
このような乾燥肌にいいとされるのがベビーオイルなのです。
ベビーオイルは、赤ちゃんだけではなく大人も使える万能で優秀なオイルです。
私は、ベビーオイルが赤ちゃん以外に使える用途があると知って目から鱗でした。
今までは、赤ちゃんのスキンケアアイテムとしか知識がなかったので、子供が大きくなるとベビーオイルが余ってそのまま家に眠らせていました。
今では家族全員で使うようになり重宝しているアイテムです。
家族全員となれば、なくなるのもそれはそれは早いです(笑)
でもご安心を。ベビーオイルは一般的なオイルとは違って、実は単価も低く、誰もが手に取りやすいお値段です。
最近100均のお店でもベビーオイルをよく見かけるようになりました。
用途別にスキンケアアイテムを揃えると結構な金額になりますよね。
万能オイルなのに、家族全員がたくさん使っても家計に優しい安心アイテムです。
家族で同じものを共有できると嬉しいですよね。
乾燥を防ぐベビーオイルの魅惑の使い方と注意点
- ベビーオイルでクレンジングもできるが、ゴシゴシこするのはNG
- 洗顔後のツッパリ感をなくすため洗顔時はベビーオイルを適量混ぜると良い
- バスオイルとして使う。お湯の温度40度以下で身体の乾燥予防になる
- ベビーオイルで頭皮マッサージをすれば頭皮の乾燥を防げる
- シャンプーにベビーオイルを適量混ぜ髪の毛を乾燥を防ぐ
- かかとケア、ハンドケアにベビーオイルをマッサージしながら塗りこむ
- 化粧水の後に外部からの刺激を守るためにベビーオイルを適量塗りこむ
- シェービング時、肌を傷つけないためにベビーオイルを塗る
- 髪の乾燥を防ぐためにベビーオイルで保湿をする
上記のようにベビーオイルはいろんな用途で使えます。
このようにベビーオイルを使用すれば、コスパも良く万能に使え、一石二鳥なのではないでしょうか!
ベビーオイルの効果的な使い方や美容法についてはこちらにまとめてあります。
ベビーオイルで乾燥から赤ちゃんの肌を守ろう
ベビーオイルと言えば赤ちゃんのアイテムですよね。赤ちゃんのスキンケアとして使うことができます。
ベビーオイルは低刺激で、乾燥した肌にならないように赤ちゃんのお肌を守ることができます。
赤ちゃんの皮膚は、キメが整っていて柔らかくて大人からみたら理想的な肌ですよね。
しかし、赤ちゃんの肌は乾燥や湿疹やムレなどの肌トラブルになりやすいのです。
それは、大人の肌の厚みと比べると赤ちゃんの肌の厚みは半分以下といわれています。皮膚が薄く水分も少ないため乾燥肌になりやすいです。
朝昼晩を目安にしっかりと保湿することをおすすめします。
赤ちゃんのスキンケア
赤ちゃんとはいっても新生児は、脂性なためローションなどの保湿だけでベビーオイルは、必要ありません。
生後2か月ごろから乾燥肌になりますので、ベビーオイルはこの頃から始めるとよいでしょう。
赤ちゃんの肌はお風呂から上がってすぐに保湿をしてあげなければ、乾燥してしまいます。
5分以内にタオルで水分を拭き取りローションなどでスキンケアをしましょう。
次に水分が飛ばないようにカバーをする形でベビーオイルを適量手に取りマッサージしながら塗るといいでしょう。
肌の弱い赤ちゃんは、カサカサにならないように注意が必要です。
赤ちゃんのときからたくさん保湿をしてあげることで、1歳になるまでにアトピーなどの肌トラブルになる確率が3割以上低くなるといわれています。
おむつかぶれ予防
おむつかぶれ予防にベビーオイルをおむつ替えのタイミングでお尻周りのデリケートな部分などに塗りましょう。
毎回塗ることでおむつかぶれの予防になります。赤ちゃんは新陳代謝がとても良いので毛穴が汚れて石鹸だけでは取れない汚れがあります。
気になるときにはお風呂に入る前に全身にベビーオイルを塗ってあげてお風呂で流し石鹸で洗うといいでしょう。
すると毛穴の汚れが取れてキレイな肌になり湿疹予防になりますよ。
赤ちゃんの身体の掃除
耳の掃除にベビーオイルを使うと余分な摩擦を生じないので乾燥した耳垢も取りやすくなります。
鼻の掃除やへその掃除のときにベビーオイルを綿棒につけ汚れを取るといいでしょう。
綿棒浣腸のやり方
赤ちゃんが便秘のときには、赤ちゃんの機嫌が悪くお腹が張っています。このようなときは綿棒浣腸をしましょう。
綿棒の半分にベビーオイルをつけて肛門に綿棒の半分まで入れ回さないようにまっすぐ出し入れするといいでしょう。
赤ちゃんは腸の粘膜が弱いため綿棒を回すと、粘膜を傷つけてしまい出血してしまう恐れがあります。
綿棒の出し入れの時間は、赤ちゃんによって異なりますが、早くて1分長くて5分くらいです。
綿棒に便がついてきたら便が出るサインなので、出るまで出し入れを繰り返してください。
便秘の赤ちゃんだとすごい勢いで便が飛んでくるので汚れてもいいシートやおむつなどで飛ばないようにガードすることを忘れずにしてくださいね。
このやり方だと、腸の粘膜を傷つけないので日中便が出ない赤ちゃんは毎日一回してあげましょう。
マッサージで毎日の保湿ケア
赤ちゃんとのスキンシップをとるのにベビーオイルを使ったベビーマッサージをしましょう。
毎日保湿をしながらすることにより乾燥予防になるのでおすすめです。
マッサージを行うメリット
- 優しくマッサージを行うことで赤ちゃんも安心して気持ちいい気分になる
- 乾燥予防になるので肌荒れがなくなる
- マッサージで赤ちゃんの肌に触れることで皮膚に刺激を与える
- 皮脂などの分泌が促されリンパの働きも良くなり老廃物を出す力が上がる
- 皮膚の刺激により脳が活性化する
- 血液の循環がよくなり肌も丈夫になる
- ぐっすり眠ってくれるようになる
- 毎日赤ちゃんに触れるため健康状態の変化がわかる
- 赤ちゃんと向き合うことで産後のリラックス効果がある
ベビーマッサージの方法は、ベビーオイルを適量手に取り全身を順番に優しくなでるように行いましょう。
上手に赤ちゃんとスキンシップをとることが重要です。
マッサージのやり方などは、ママやパパが考えてあげることが一番いいでしょう。
マッサージしているときは、静かな場所でリラックスできる音楽を流しながら赤ちゃんに話をしてあげるといいですよ。
部屋の温度は25℃くらいを目安にしましょう。
ベビーマッサージを行うときの注意点
- ベビーマッサージを10~15分を目安に行う
- 力強くマッサージをしない
- 関節など外れないように気を付ける
- 赤ちゃんの体調が悪いときや機嫌が悪いときはベビーマッサージをしない
- 満腹のとき、空腹のときは気分が悪くなるので避ける(授乳の1~2時間後に行う)
- マッサージが終わったら必ず水分を補給して休ませてあげる
上記を注意しながら毎日のスキンシップ、乾燥予防対策として行ってくださいね。
最後におすすめのアイテムをご紹介します。こちらは100%植物性のベビーオイルです。無添加、無香料ですよ♪
もちろん家族みんなが使え、赤ちゃんのマッサージにも使えます。
まとめ
- 肌が弱い人はベビーオイルで肌の乾燥が悪化してしまう恐れがある
- 肌の乾燥が悪化すると肌年齢が進む傾向がある
- ミネラルオイルは、肌に浸透しないが肌に膜をはり外部からの刺激から守ってくれる
- 植物性オイルは、肌に浸透するが保湿力が低いので頻繁に保湿が必要
- ベビーオイルは、赤ちゃんにも大人にも使える、万能で全身に使える優れもの
- ベビーオイルは、コスパが良いので気にせずにたくさん使える
- ベビーオイルは赤ちゃんの肌の乾燥を防ぐための保護膜の役目
- ベビーオイルで耳掃除、鼻の掃除、へその掃除ができる
- 赤ちゃんの便秘にベビーオイルで綿棒浣腸すると良い
ベビーオイルについて調査した結果たくさんの使い方がありました。
肌の弱い人は、ベビーオイルを使用すると肌が乾燥して悪化してしまうので使うことができません。
ベビーオイルを使用しても問題がないと分かれば、ぜひコスパも安くて全身に使えちゃう万能アイテムとしてお試しください。
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