勉強するとカロリーを消費して、ダイエットにもなる!?
受験生や資格取得のために、日常的に勉強に励んでいる人にとっては嬉しい情報ですね。
また「ダイエットしたいけど、できれば運動せずに痩せたい」と考える人にとっても耳寄りな話かもしれません。
しかし実際にはずっと集中して勉強し続けることは不可能ですし、運動したときと比べると勉強の消費カロリーはそれほど多くはありません。
勉強をダイエットとして考えるなら、勉強だけでの減量は難しいため、運動や食事にも気を付ける必要があります。
そこで勉強で消費カロリーを増やし、他の方法も取り入れながらダイエットを成功させるために、どんなことを実践したらいいのか解説していきたいと思います。
勉強しながら痩せて、見た目も内面も素敵な未来を目指しましょう♪
ダイエットに勉強を取り入れたらより痩せる!?
「勉強でカロリーを消費できる」と聞くと、実際にどの程度のカロリーを消費できるのか気になりますよね?
年齢によっても変わりますが、勉強で消費できるカロリーは、50kgの女性が1時間集中して勉強した場合で約70kcalです。
これだけ言われても多いのか少ないのかよく分かりません…。
50kgの女性が、1時間なにもせずにいて消費できるカロリーは約50kcalです。
1時間ウォーキングした場合の消費カロリーは、約262kcalです。
体を動かした方が、カロリーを消費できることは承知の通り。
そしてもう一つの事実として、何もしないよりは勉強した方がカロリーを消費できるということです。
ダイエットの基本的な考え方として、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せることができます。
30歳前後の女性で体重が50kgなら、1日何もしなくても、消費するカロリーは約1200kcalです。
成人女性に必要な1日の摂取カロリーは、最低でも1600kcalといわれています。
これを踏まえて計算すると、座ったまま勉強だけで痩せようとするなら、最低でも6時間以上は集中して勉強し続けなくてはいけません。
学生や受験生ならともかく、それ以外の人には難しいですね。
勉強だけで痩せようというのはなかなか難しいみたいですね。
しかし、ただ座っているだけよりも勉強したほうが多くカロリーを消費できるのもまた事実です。
普段のダイエットにプラスして勉強を取り入れ、両立すればダイエットの効率をあげることができます。
受験生や資格取得の勉強など、普段から勉強に励んでいる人にとっては、「ダイエットにもなっている」と考えれば、より勉強を頑張る活力に繋がるのではないでしょうか。
ダイエットと勉強を両立すれば両方の効率がUP
食生活や運動習慣は今のまま、勉強だけ取り入れて痩せようというのであれば、何キロも痩せるのはかなり難しいといえます。
しかし、食事制限や運動をしつつ勉強と両立すれば、ダイエットの効果をより高めることができます。
特に日々勉強に励んでいる人にとっては、運動と両立することで勉強中のリフレッシュにもなり、勉強の効率もあがり、痩せることもできて一石二鳥ですね。
とらえ方次第で効率UP
ダイエットをしてもなかなか体重が減らない…。
そんな風に嘆いているあなたも、今のダイエットにプラスして勉強を取り入れて両立してみれば、よりダイエットの効率をあげることができます♪
これをきっかけに、新たな資格取得の勉強に励んでみるのはどうでしょうか?
ダイエットだけ、勉強だけ、ととらえて頑張っても続かない事が多いです。
ダイエットをしていて、お菓子を買いたくなったときも太るからダメと考えると、もっと食べたくなってしまいますが、「買わなければ節約にもなる」ととらえると我慢できます。
我慢したり、頑張ったりしても得する事が1つだけと考えるより、2つ以上の得があるととらえると勉強もダイエットも、より頑張ろうと思えるのではないでしょうか?
受験生や資格取得のために勉強を頑張っている場合も、挫折しそうになったとき「ダイエットにもなっている」ととらえたら、もう少し頑張ろうと思えます。
ダイエットに行きづまりを感じている人も、勉強を取り入れることでとらえ方が変わって、「もう少し頑張ろう」と思えるかもしれませんよ♪
運動中に勉強で効率UP
勉強をする際、座って集中すると効率がいいと思うかもしれません。
実は、記憶力をあげるには「運動」しながら勉強するのが効果的だと言われています。
体を動かせば脳が活性化し、記憶力UPにつながります。
20分の筋トレで記憶力が10%UPしたという研究結果もあるそうですよ!
ハードな運動まで行わなくても、歩きながらでも効果があります。
1時間のウォーキングの消費カロリーが約262kcal、勉強が70kcalです。
ウォーキングしながら勉強すれば、勉強効率もダイエット効果もあがるなんて取り入れないと損ですね!
ウォーキングしながら勉強するなら、英語のリスニングなど音声学習が取り入れやすいですね♪
また、自宅でやるならスクワットなどの筋トレをしながら暗記するのもおすすめです。
主婦や一人暮らしの人なら、家事をしながらの暗記でも効果があります。
また、運動した後の勉強でも記憶力があがるといわれています。
運動中に勉強するのは難しいと感じる人は、勉強前や合間に軽い運動を取り入れると良いでしょう。
勉強の効率もダイエットの成果もあがるので、積極的に取り入れてみてくださいね。
ダイエット中の勉強におすすめおやつ5選♪
頑張って勉強していると小腹が空いておやつをつまみたくなる、というのはよくあることだと思います。
ダイエットの観点からいえば、できればおやつは避けたいところです。
しかし、中にはうまく摂取すれば勉強効率をあげることができるおやつもあります。
そこで、低カロリーで勉強効率をあげられるおやつにはどんなものがあるのか、紹介していきたいと思います。
ガム[集中力UP]
ガムをかむと、集中力が高まる効果があります。
また、キシリトールガムなら眠気を覚ます効果も期待できます。
口に入れてすぐなくなるようなお菓子と比べて、一口を長く味わえるので食べ過ぎを防止できて、ダイエットにも嬉しいおやつですね。
スポーツ選手も集中力を高めるために、よく試合中にガムをかんでいますよね!
運動しながら勉強しつつガムをかむと、さらに効果の高まりが実感できるかもしれませんね♪
にぼし[記憶力UP]
にぼしにはDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれ、記憶力アップや脳の発達に影響があるという研究結果があります。
昔からにぼしを食べると、頭がよくなるといわれるのはこのためです。
低カロリーでたんぱく質やカルシウムも豊富なため、ダイエットにも適しているおやつです。
飴[ブドウ糖を手軽に摂取]
ブドウ糖を手っ取り早く摂取できるのが飴です。
脳のエネルギー源はブドウ糖のみですので、ブドウ糖が不足してしまうと、頭の回転がにぶってしまいます。
「頭が疲れてきた…。」そう感じたときにおすすめですよ♪
飴もガム同様、口に入っている時間が長いので、食べ過ぎを防止することができますね。
グミ[集中力UP]
かたく弾力のあるグミなら、ガムほどではないですがたくさんかむ事ができて、集中力アップの効果が期待できます。
コラーゲンがたくさん含まれていて、美容効果もあります!
勉強しながらコラーゲン摂取で、美肌も目指せるかも!?
いろんな味や種類があるので、あなた好みのものをチョイスしてくださいね♪
高カカオチョコレート[学習能力UP]
高カカオチョコレートにたくさん含まれる「カカオポリフェノール」は、脳の学習能力をアップさせる効果があります。
しかしチョコレートは、高カロリーのイメージがあるかもしれません。
勉強の際にチョコレートを食べるなら、勉強しながらではなく、勉強前や休憩中に食べるのがおすすめです。
ながら食べをするとついつい食べ過ぎてしまうので、食べ過ぎを予防できます。
少しだけ食べて、カロリーは抑えて勉強効果アップを狙いたいですね♪
勉強中に夜食を食べてダイエットもしたい!
ダイエットしたいなら夜食なんてもってのほか!
わざわざ言わなくても、日々ダイエットに励んでいる人なら誰もが頭ではわかっている事でしょう。
しかし、ダイエットも勉強も日頃一生懸命に頑張っていたら反動が来る日もあります。
こんなに毎日頑張っているんだから、たまにはいいでしょ!?
人間ですから、常に完璧ではいられないですよね。
「勉強中に夜食を食べたい、でも太るのは嫌!」たまのわがままなら許されます(笑)
はじめに説明したように、基本的に消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せることができます。
その日の摂取カロリーが少ない、もしくは消費カロリーが多ければ多少の夜食なら大丈夫です!
また、勉強中に夜食を食べた分、翌日の食事を控えめにして調節してもOKです。
せっかくなので、勉強の効果UPも期待できるものを食べたいですよね。
勉強効率がUPする、低カロリーな夜食を紹介したいと思います。
ヨーグルト
消化器官と脳には、密接な関係があるといわれています。
腸内環境を整えると、脳のコンディションも良くなるんだとか。
勉強中の夜食にヨーグルトを食べると、腸のゴールデンタイム(午後10時~午前2時)に生きた乳酸菌を腸に送りむことができ、より腸内環境を整えることができるそうですよ♪
そして、知っている人も多いと思いますが、ヨーグルトには嬉しい美容効果もたくさんあります。
ヨーグルトは朝食のイメージがありますが、実は夜に食べた方が効果的なんだそうです!
それを知ってから、私も夜に食べるようになりました。
夜に食べる事を習慣にしてから、便通や肌の調子のよさを感じています。
こちらの記事に詳しく書かれていますので、合わせて読んでみてくださいね♪
バナナ
バナナには、とても多くの栄養素が含まれています。
先ほどもお話した、脳の唯一の栄養素ブドウ糖や、糖がエネルギーになるのをサポートしてくれる、ビタミンやミネラルも含まれています。
バナナ1本で、効率よく脳の栄養補給ができるんです♪
その他にも多くの健康効果、美容効果も期待できます。
先ほど紹介したヨーグルトと一緒に食べるのもいいですね。
こちらの記事では、夜食にバナナを食べるメリットをより詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね♪
味噌汁
味噌の原料である大豆には、「レシチン」という栄養素が含まれています。
大豆の栄養素、「レシチン」は脳の働きを活発にして記憶力や判断力、集中力を高める効果があるといわれています。
具材次第では低カロリーですし、体を温める効果も期待できます。
インスタント味噌汁なら、お湯を沸かすだけで作れるので夜食にはピッタリですね。
こちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、良ければご覧ください。
卵
大豆に含まれていた「レシチン」ですが、卵にも含まれています。
卵も味噌汁同様、脳の働きを活発にして記憶力や判断力、集中力を高める効果が期待できます。
味噌汁の具に溶き卵で、より「レシチン効果」を期待することもできますね♪
ゆで卵も、簡単に作れて夜食にはぴったりです。
夜食にゆで卵を食べるメリットはこちらの記事でより詳しく説明していますので、合わせて読んでみてくださいね。
まとめ
- 体重50kgの女性が1時間の勉強で、消費できるカロリーは約70kcal
- 勉強でもカロリーを消費できるが、運動した方がよりカロリーを消費できる
- 勉強だけでダイエットしようと考えるなら、何キロも痩せるのは難しい
- 勉強と運動は、両方取り入れて両立した方が効率UPになる
- 勉強効率をあげるのに良いおやつはガム、にぼし、飴、グミ、高カカオチョコレート
- ダイエットにも勉強にも良い夜食は、ヨーグルト、バナナ、味噌汁、卵
勉強だけで消費できるカロリーはあまり多くはありません。
勉強をダイエットとして考えるなら、勉強だけではなく食事や運動にも気を付ける必要があります。
運動しながら勉強すると、勉強効率があがりダイエット効果もあって一石二鳥です。
どちらも一生懸命頑張って、見た目も内面も磨いていきたいですね♪
コメント