結婚した息子を持つ親としては、大型連休や長期の休みが近づくと、息子夫婦は帰省して来るかしら、と考えることありますよね。
そんな中、帰省しないと息子夫婦に言われた経験はありませんか?
一度だけならまだしも何度も帰省しないとなると、その場ではあまり理由も聞けないまま返事をしてしまうこともあると思います。
後から考えると、どうして帰省しないのか?何かしたかな?といろいろ考えてモヤモヤしてしまうことがあるかもしれません。
そんなお悩みをお持ちのあなたのために、息子夫婦が帰省しないさまざまな本当の理由とは何なのか?を調べました。
そして、さまざまな親の思いなどもまとめています。この記事を読んで、少しでも気持ちがスッキリしますように!
帰省しない息子夫婦のその理由とは!?
帰省しない理由も、家族構成によって変わってくるものだと思います。
そこで、それぞれの立場で帰省しない理由について考えてみました。
夫婦二人暮らしの理由
夫婦二人暮らしの帰省しない理由
- 仕事が忙しい
- 世間一般の休みと合わない
- 夫婦でゆっくり休日を過ごしたい
まだ子供がいない家庭では、共働きをしている夫婦も多いと思います。
仕事が忙しいというのが、帰省しない一番の理由であげられています。
また、親としては、せっかくなら親戚などが集まりやすい休みに帰省してほしいと思うでしょう。
しかし、サービス業などの世間が休みの時が稼ぎ時な職種に就いている方は、どうしても休みが世間とズレます。
こういったことも帰省しない理由になってしまいます。
そういった共働きで忙しい時間を日々過ごしていると、夫婦二人の休みが重なることもめずらしくなるでしょう。
せっかくお互いが休みならば、ゆっくり夫婦での時間を過ごそうと考えるのも自然かもしれません。
子どもがいるわけでもないし、二人だけなら融通が利くでしょう?と思われるかもしれません。
私自身も、二人だけなら時間も取れるだろうと思っていましたが、意外と取れないものなのです。
私たちの場合は夫がサービス業で私は土日祝が休みの職場です。
二人の休みのタイミングが合えば、久しぶりに出かけようかとなり、なかなか帰省に頭が回らなかったりするのが実情です。
子どもがいる夫婦の理由
子どもがいる夫婦の帰省しない理由
- 妻が妊娠中であるため
- 子どもが小さくて移動が大変
- 家族での時間を大切にしたい
- 子どもが成長しそれぞれのスタイルを持ち始めた
子供がいる夫婦の場合、人数が増える分、一人一人に何かしらの理由があることが多いです。
妊娠中であれば、体調面やちょっとしたことでもストレスにつながりかねません。
体調を優先させることが大切ですし、夫の協力も必要になります。
また、孫の顔を見せたいと思っていても、子どもが小さいうちは移動するだけでも大変なものです。
準備は念入りにしなくてはいけませんし、その分荷物も増えます。忘れ物くらいこちらで用意するよ、と思ってくれるかもしれません。
子どもにもこだわりがあったり、これでなければいけないものがあったりするものも多いです。
子どもの機嫌を取りつつの移動はそれだけで気疲れしますよね。
そして、普段子どもたちにかまってあげられない分、休みの日は思う存分遊んでやろうと思うことも自然なことではないでしょうか。家族で過ごす時間は大切ですよね。
親が大切なのは十分わかっています。ないがしろにしたいわけではないです。
でも、息子さんも自分の家庭を持ったのです。自分の家族を大切にしている息子さん、素敵だと思います!
子どもたちが中学生以上になってくると、勉強に部活、友人との関係など、家族以外のかかわりが増えてきますよね。行事の参加や習い事もあるかもしれません。
子どもを優先した生活になると、帰省しない理由のひとつになると思います。
その他の理由
その他の帰省しない理由
- 実家が遠方
- 金銭的な問題
- 気疲れをしてしまう
帰省しないその他の理由として挙げられるのが、実家が遠方であることです。
以前だと近くに住んでいたり二世帯で住んでいたりすることが比較的当たり前でした。
しかし、最近では就職で県外へ出てそのまま結婚し、その土地に住むことも普通となりました。転勤族となるといつどこへ移るかわかりません。
実家への距離が遠くなるほど、帰省しないことにつながってくるでしょう。
連休などの人ごみに紛れての移動はかなりの覚悟が必要です。
私たち夫婦も、お互いの実家は遠方なので帰省するときはかなりの気合をいれて挑みます。帰省という名の遠征合宿の気分です。
実家が遠方となると、交通費などの金銭的なことも絡んできますよね。
家族が増えるとその分移動費はかかりますから、帰省しない回数が増えていく理由になってしまうでしょう。
私たち夫婦は、帰省の際は車を使いますが、ETCの割引をうまく使ってなんとか交通費をお得にしようと頑張っています。
そして、気疲れをしてしまい、結局休まらないというのも帰省をしない理由になっているかもしれません。
夫の立場、嫁の立場として帰省するわけですから、多少なりとも普段通りとはいかないところです。
せっかくの休みなのにわざわざ気疲れしに行くと思うと腰が上がりにくいところではないでしょうか。
気をつかわなくていいよ、と言ってもらえるのはとても嬉しいです。
嬉しいですが、やっぱりそのままの言葉では受け取れません。
手伝いをしなければとか、状況をみて動かなければと気を張ってしまうところが本音ではあります。
やはり、人の家という気持ちもありますから、きちんとしなくてはという思いが働いてしまいます。
時代の変化や、ライフスタイルの多様化で働き方や家族のあり方にも変化がでてきましたよね。
このようなことが帰省しない理由につながっていると考えられます。
帰省しない嫁も増えている!?
息子夫婦が帰省しない理由がたくさんありましたね。多くの理由があることに驚いたのではないでしょうか?
さらに、息子夫婦のうち、嫁だけが帰省しないというパターンもあるのです。
息子だけや息子と孫だけが帰省したということがあったりしませんか?
息子や孫が帰ってきてくれたらそれでいい、と思う親もいるかもしれませんが、理由は気になるところではないでしょうか?そこにはどのような背景があるのでしょう。
嫁だけが帰省しない嫁の理由
- 仕事がある
- 親せきの集まりがゆううつ
- 気をつかうから
- 姑との折り合いが悪い
帰省をしない理由で少し話題にしたところもありますが、嫁の目線からするとこのような部分で帰省しないことを選択するひともいるようです。
働く女性も増えてきている今では、仕事が理由で嫁だけ帰省しないということも十分ありえますよね。
親せきの集まりなどは、にぎやかで楽しいひとときだと思います。
しかし、会話に入っていけなかったり、知らない話題がでてきたりしてついていけないことを負担に思うこともあります。
気をつかってしまうのは仕方がないとはいえ、休みの日まで気疲れしないといけないのかと考える人もいるでしょう。
最後の嫁と姑の関係性は、大なり小なりあることだと思っているのですがどうでしょうか。
全く問題のない人はなかなかいないのではないかと思います。
お互いに、ストレスがないように過ごすことを考えたら、嫁は帰省しないで息子だけ、あるいは息子と孫だけが帰省するほうがいいのではという考えもでてきそうですね。
帰省しない息子夫婦たちに親が思うことは
親としては帰省しないということに少なからずショックを受けたり、さみしいと感じたりするのではないかと想像します。
今回も帰省しないのかと息子夫婦のことを思うこともあるかもしれませんよね。
帰省しない息子夫婦に思う親の気持ちはこのようなものが多いのではないでしょうか。
- 元気か心配、さみしい
- せっかく家族や親せきが集まる機会だから合わせてほしい
- 孫に会いたい
- 自分に原因があるのでは?
一番に考えるのは、元気にしているかどうかですよね。
電話やメールだけでは分からないこともあるでしょう。実際に顔を合わせて話がしたいものです。
家族の集まりがあるのもイベントのひとつだと思います。そんな時に居てくれたらと思うのも自然なことでしょう。
そして、お孫さんがいれば、成長した姿を見るのも楽しみのひとつですよね。なかなか会えないとなると会いたい気持ちも増しますよね。
息子夫婦との関係性が良好であればいいですが、もしかしたら何か原因があるのかもしれないと考えることもあるでしょう。
そしてどうしても出てきてしまう嫁姑問題。ちょっとした一言がひっかかっている嫁もいるかもしれません。
その逆もしかり。嫁側が何かしてしまったことがあるかもしれません。
ご家庭それぞれの環境や、関係性があると思いますが、帰省しない息子夫婦に思うところはこのようなことではないですか?
帰省しないほうがいいと思う親もいる!?
帰省しないことを残念に思う親もいれば、逆に帰省しないほうがいいと思う親もいるようです。その訳とはいったい何なのでしょうか。
- 迎える準備が大変
- 気をつかうから
- お金がかかる
行くほうも大変ですが、その分、迎えるほうもそれなりの準備をしなければいけませんよね。
さらに泊まりとなると、食事や寝る場所の準備など何日か前から用意しないといけないこともあると思います。
布団などは、天気のいい日に干しておいたり、掃除をしたりと意外と体力がいり大変です。
帰った後は後片付けもしなければいけません。そういった準備や片付けの大変さを思うと、息子夫婦が帰省しないほうがいいと思うのかもしれません。
こちらが気をつかうように親としても迎えるときは気をつかいますよね。
とくに、嫁に対しては気をつかうところがあると思います。ここはお互いさまであるところですね。
食事代に光熱費なども、普段の生活から比べると跳ね上がってしまいます。
せっかくなら美味しいものを食べさせたいと思う反面、費用がかかることも確かです。
こういった、わずらわしさから解放されたいと感じると、帰省しないほうがいいと思うのではないでしょうか。これはごくまれな考え方だと思いますが…。
帰省しないと言われて気持ちが落ち込んだとしても、大変な準備をしなくてすむと考えれば少しは気分が晴れるかもしれません。
少しでも、前向きにとらえていくのもいいかもしれませんね。
帰省しないならオンラインで連絡を取り合ってみては?
いろいろな考えがあることが分かってきましたね。
そうは言っても、帰省しないと連絡があれば、気分が沈んでしまいますし、息子夫婦を気にかけるのが親心ですよね。
息子夫婦の元気な姿を少しでも見たいと思うでしょうし、孫がいれば孫の成長も見たいと思うのは自然なことです。
息子夫婦の立場からも、帰省しないと連絡を入れるだけでなく別の方法で親を安心させてあげることも大切かもしれません。
普段から連絡をとることができていれば良いですが、なかなかそうはいかないのが現実です。
直接顔を見るのが一番だとは思いますが、なかなか帰省しない、顔が見られないとなるとモヤモヤがつもっていくかもしれませんね。
最近では、パソコンやスマートフォンを使ってオンラインで顔を見ながら会話をすることができますよね。
電子機器の使い方が難しいと感じる人もいると思いますが、設定してしまえば簡単です。
帰省しない分、私たちでパソコンやスマートフォンの設定などをしてあげることができれば準備から楽しみが増えそうですね。
そうすれば帰省しない場合でも、顔をみて会話ができれば元気な姿を確認することができます。
お互いに時間を決めておけばいいだけですから、わずらわしい準備もいりません。
実際に会うと負担に感じる場合でも、オンラインなら短時間で切り上げることも可能ですから、これならできそうですよね。
まとめ
- 帰省しない理由は、家族構成で変わってくる
- 嫁だけが帰省しない場合もある
- 帰省しないほうがいいと思う親もいる
- 親としては元気な姿を確認したい
- 帰省しないならば顔が見せあえるパソコンやスマートフォンを使って連絡してみる
親や息子夫婦と嫁のそれぞれの思いや理由が見えてきましたね。家族の数だけいろいろな状況があるでしょう。
ライフスタイルも多様化してきたいまだからこそ、帰省しないということも選択肢のひとつとしてあると思います。
帰省について話してみるのもいいかもしれませんね。家族はこれから先も大切なものです。
だからこそ、コミュニケーションを大切にお互いがストレスなく良い関係を築いていけるように努力していきたいですね。
コメント