意外とかさばるスノーボードを、賃貸住宅でどう収納するか…。
あなたは今、スノーボードの収納にお悩みですよね?
スノーボードが楽しめるシーズンは、地域によって違いはありますが、4か月ほどではないでしょうか。
思いのほか、スノーボードを保管している期間のほうが長いですよね。
スノーボードをしていると、必ず一度はぶつかる収納問題。
住んでいるのが賃貸住宅であれば、なおのこと悩みますよね。
賃貸住宅でも、スノーボードを収納する方法はあります!
スノーボードを収納するには、「見せる収納」「すきまを利用して収納」「クローゼットの中に収納」する方法があります。
収納するときに気を付けること、賃貸住宅でも使えるdiy用品など、スノーボードの収納に関する情報をお届けします!
スノーボードの収納は賃貸でも心配ない!!
賃貸住宅でスノーボードを収納するには、スペースの問題もありますよね。スノーボードは意外と大きく場所を取ります。
賃貸はコンパクトに設計されていることもありますから、スノーボードの収納には悩むところですよね。
賃貸でスノーボードを収納する場合、見せる収納や、すきまを利用して収納する方法があります。
それでは、賃貸でも収納できる方法をご紹介しますね。
見せる収納
スノーボードはデザインがかっこいいですよね!デザインを見せて、おしゃれにかっこよく収納してみましょう。
シーズンオフの間も、いつでもスノーボードを身近に感じることができます。
スノーボードをながめながら、次のシーズンの計画を立てるのも素敵ですね。
縦にして置くよりは、横向きに立てかけるほうが安定します。
ただ、立てかけるだけではすべって倒れてしまう危険があります。
すべり止めシートをひいてから立てかけておきましょう。
無造作に壁に立てかけるだけでも、雰囲気があります。テレビ台の下の部分に置けば、目隠しにもなりますね♪
スノーボードを立てかけるだけで、収納とインテリアの両方をかなえてくれるのはありがたいですよね。
賃貸でも壁や床に傷がつく心配のない、突っ張り棒タイプの専用スノーボードラックもあります。
すきま収納
見せて置ける場所がない場合には、部屋のすきまにスノーボードを収納してみましょう。
例えば、このような場所に使えそうなスペースがありませんか。
- 本棚などの棚と壁の間
- ベッドの下
- ソファーの下
- 内開きドアを開けたときのドアと壁の間
あらためて家の中をみてみると、「このすきま使えそう!」と発見があるかもしれません。
本棚などの棚と壁の間にスノーボードを置いておけば、部屋のスペースはそのままに収納できます。
棚に耐震補強をしていれば、倒れてくる心配もないでしょう。床の部分にすべり止めシートを敷いておくと、安心です。
ベッドやソファーの下も、空いていれば使える場所です。
ベッドやソファーの下は、掃除のときに動かすのが面倒だと思いがちですが、キャスター付きの台にのせておくと動かすことも簡単にできます。
ドアと壁の間も、意外に使えるすきま収納スペースになります。
内開き(外や廊下側から押して室内に入るドア)ですと、壁とドアの間に空間ができる場合があります。
この空間を使って、立てかけて収納することもできます。
ドアを閉めてしまっても、スノーボードがあることが邪魔に感じることはないでしょう。
私が住んでいるのも賃貸住宅で、まさにこの内開きドアのすきまが存在しています。
ここに物を置いていますが、ドアを閉じても物を置いていることで圧迫感はありませんし、違和感もありません。
クローゼットの中
クローゼットに余裕がある場合は、中にしまっておく方法もあります。
一番奥にしまっておけば、普段の生活で出し入れができなくなることはありません。
部屋の中は今まで通りに使えますから、物が増えたと感じることもありません。
実家やレンタルスペース
今の賃貸住宅では、スノーボードを収納するのは難しい!と思っている場合には、最終手段があります。
実家やレンタルスペースを利用してスノーボードを収納する方法です。
もし、実家が近くであれば実家で保管してもらうのも手です。
実家の自分が使っていた部屋に置いておけば、家族のスペースを邪魔することもないので安心ですね。
実家が遠い場合は、レンタルスペースを借りる方法もあります。
シーズン中は、頻繁に使うでしょうから自宅に置いておき、シーズンオフの間だけ借りるというのもいいかもしれませんね。
収納時の注意点
スノーボードを収納する前に押さえておきたい注意点と収納に向かない場所についてお伝えします。
きちんと収納して、スノーボードを長く使えるようにしましょう♪
スノーボードには、必ずソールガードをつけて収納することをおすすめします。
ソールガードには、スノーボードのエッジ(板の周りについている金属)やソール(滑るときに雪と接する部分)の劣化を防いでくれる役割があります。
エッジは尖っているので、ケガをする恐れや周りのものを傷つけてしまうことがあるため、必ずつけておきましょう。
スノーボードを、高温多湿の場所や直射日光が当たる場所に収納すると、劣化する場合があります。
シーズンが終了したらバインディング(ボードとブーツを固定する器具)は、ドライバーを使って外しておきます。
器具を取り付けているすきまに水分が残っていると、金具がさびる恐れがあります。
バインディングを取り付けたままにしておくとスノーボードの板が歪んでしまう場合もあります。
バインディングは、本来であれば使用後に毎回外したほうがいいのですが、シーズン中はなかなかそこまで手が回らないですよね。
オフの間だけでも、バインディングをはずすことを心がけましょう。
続いて、スノーボードの収納に向いていない場所はこちらです。
収納に向いていない場所
- ベランダ
- 物置
- 車の中
この3か所は、注意点でお伝えした高温多湿や直射日光が当たる場所になります。
せっかくのスノーボードも劣化してしまっては悲しいですよね。避けて収納しましょう。
家の中のほうが、普段から高温多湿にならないようにエアコンなどでコントロールしているので、スノーボードにとっては良い環境かもしれませんね♪
スノーボードの収納をdiyで作るなら使える材料
スノーボードをいくつか持っている場合や、家族分を収納しなければいけない場合もありますよね。
スノーボードの収納棚をdiyで作るときに使えるおすすめ材料は、2×4(ツーバイフォー)の木材と、ディアウォール、壁掛け専用フックです。
もちろん、賃貸住宅でも使えます!詳しくご説明しますね。
2×4(ツーバイフォー)の木材
2×4の木材は、diy初心者からdiy経験者まで幅広い人に使える木材です。
加工がしやすく、ホームセンターや木材店で比較的安く入手することができます。
ホームセンターなどでは、その場で木材をカットしてくれるので、ノコギリなどがなくても安心です。
事前にしっかりと計測していけば、希望の長さの木材を手に入れることができます。
近くにホームセンターがない場合は、インターネットで買うこともできます。
ディアウォール
ディアウォールは、バネで突っ張るため壁を傷つけることなく壁に木材を設置できる商品です。
2×4の木材とディアウォールは、賃貸でも壁にスノーボードを収納したいときの強い味方です。
床と天井に当たる部分にディアウォールをはめ込み、壁に垂直になるように整えれば完成です。
スノーボードの横の長さに合わせて、壁に木材を2本もしくは3本設置し、スノーボードをかけるフックを取り付ければ壁掛けの棚が作れます。
フックを取り付けるのは木材の部分になるので、穴をあけても問題ありません。
ディアウォールは、木材のサイズによって種類があるので、購入する際は気をつけてくださいね。
壁掛け用フック
スノーボードを壁にかけるために使う専用のフックです。
フックの部分もdiyすることができますが、専用のフックであればネジで留めるだけで取り付けることができます。
diy初心者であれば、専用フックを取り付ける方法からはじめてみるのもいいかもしれません。
スノーボードを収納するなら袋が便利!
シーズン中はスノーボードを収納して現地に向かいますよね。そのときに使えるのが袋タイプの収納です。
袋に収納しておけば、スノーボードを破損から守ることができます。
シーズンオフの期間でも、袋に入れてから収納すれば、汚れを防げますね。
車移動はもちろん、電車やバスを使っての移動に便利な袋には、何かと便利な「ソールガード」のほかに、「ウィールケース」と「ハードケース」があります。
必需品のソールガード
ソールガードは、スノーボードのソールとエッジを保護するための袋です。
例えるなら、スマートフォンのケースのような役割をしてくれます。
スノーボードのエッジをそのままにしておくと、エッジの劣化だけではなくケガや周りにあるものを傷つけてしまいます。
ソールガードをつけておけば、オフシーズン中も劣化を防ぎ傷もつきません。
このあとに紹介するケースに収納するときも、ソールガードをつけておくことで、エッジを守るだけではなくケース内が傷つくことも防いでくれます。
車の移動でも活躍するので、ソールガードはひとつ持っておくと何かと便利なアイテムです。ソールガードには2種類あります。
ソールガードの種類
- ゴム素材
ウエットスーツのように丈夫で伸びにくい - ニット素材
伸縮性があり、濡れたまま直接ボードを入れても吸水してくれる
吸水効果で、エッジのサビを防いでくれる
それぞれ特徴がありますね。お好みのものを選んでみましょう。
ウィールケース
スノーボードを連泊で楽しむことが多いならば、ウィールケースが使えます。
地面につく部分にキャスターが付いているので移動も楽です。
ウィールケースには、スノーボード用品に加えて、数日分の着替えも入れることができます。
ハードケース
電車やバスなどの公共交通機関をつかう場合、ハードケースが便利です。
人ごみの中を移動するときは、周りのことも考えると、なるべく荷物をひとまとめにしておきたいですよね。
ウィールケース同様、必要なものをまとめて入れることができます。
日帰り~1泊分の荷物を入れるには、十分な大きさです。
肩かけスタイルや背負うスタイルなど、ケースによっても種類があります。
自分のスタイルに合わせて、収納に活用してみましょう!
スノーボードを収納して車移動も快適に!
車で現地へ行く場合にも、スノーボードを収納しておく必要がありますよね。
人数が多くなれば、荷物も増えますから、効率的に収納することが大切になってきます。
車にスノーボードを収納するときに使える収納アイテムには、ルーフキャリアとキャリアベルトがあります。
車上収納にはルーフキャリア
車の屋根にスキー板やスノーボードをのせている光景を見かけたことがあるかもしれません。
車の上にのせて運ぶための収納アイテムが、ルーフキャリアです。
車の屋根に、土台となるベースキャリアを装着します。ベースキャリアに、専用パーツとなるアタッチメントを固定してから使います。
スノーボードを収納するアタッチメントは3種類あります。
- ルーフボックス
フタがあるので、天候に左右されずに荷物を持ち運べる
箱型なので、スノーボード以外のものも入れることができる - ルーフラック
荷物をラックにのせて、ベルトやネットを使って縛るだけで持ち運べる - スキーアタッチメント
スキー板やスノーボードを持ち運ぶのに適している
ルーフキャリアを使うと、車内のスペースを確保することができます。
濡れたままのスノーボードでも、そのまま積むことができるので便利です。
外にさらされた状態なので、しっかりと固定しないと、高速道路などを走行中に落下する危険もあります。
車種・車体に合わせたキャリアをきちんと装着し、出発前にも確認をしましょう。
車高が高くなるので、高架下や立体駐車場では注意しましょう。
洗車機を使う場合は、ベースキャリア以外は外す必要があります。
車内収納ならキャリアベルト
車内にスノーボードを収納する場合、キャリアベルトで天井スペースを活用して収納します。
車のアシストグリップに装着するキャリアベルトをつかうと、車内のスペースを有効に使えます。
しっかりと固定しないと、急ブレーキをかけたときにスノーボードがフロントにせり出す可能性がありますので気を付けましょう。
スノーボードを使った後、しっかりと水気を拭いておかないと、車内が水浸しになります。
まとめ
- 賃貸でスノーボードを収納するなら「見せる収納」「すきま収納」がおすすめ
- クローゼットに余裕があるならクローゼットの中に収納すれば邪魔にならない
- スノーボードは高温多湿や直射日光が当たる場所は避けて収納する
- スノーボードの劣化防止には、ソールガードをつけバインディングを外して収納する
- 賃貸でも「2×4木材」「ディアウォール」「壁掛け専用フック」を使えばdiyが可能
- スノーボードを持って移動するときには袋が便利
- 袋には用途によって「ソールガード」「ウィールケース」「ハードケース」がある
- ルーフキャリアやキャリアベルトを使うと車にスノーボードを収納できる
賃貸でも工夫すれば、スノーボードを収納する事ができます。
劣化を防いで収納し、次のシーズンも気持ちよく使えるようにしましょう♪
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