ネックレスが変色している!一体どうしたら?と悩んでいますか?
大丈夫です!見るに見かねる変色でも、お家にあるもので簡単に綺麗に復活できます。
まさに、私が先日経験したこと。
昔愛用していたネックレスたちを久しぶりに出したら(放置年数約10年…)、シルバーであるはずのネックレスがシルバーではなくなっていました。
一瞬頭が「はて?」となりました(笑)
ネックレスはティファニーとエルメス。
取り急ぎめがね拭きで力強く拭いてみたものの、いくらこすっても1ミリも変わらない黒ずみ。
まさに、絶望感…。
そして即リサーチ開始。実践してみた結果、新品同様に綺麗にする、これだ!と納得する方法を見つけました。何しろ本当に簡単。
対象はシルバーです。シルバーネックレスの変色を戻す方法はこれで間違いなし!
※急ぎ家でしたい人向けです
※あくまでも自己責任でお願いします
ネックレスが変色する原因と対策
久しぶりに見たネックレスが変色していたときの驚きと衝撃は計り知れません。
プチプラだって衝撃を受けるのに、お高いものなら天を仰ぎます、私なら。
えぇ、仰ぎました。天を仰いで一言…「Oh……」
「はて?」と頭の上にはてなが浮かび、天を仰いだあと次に考えることがこれ。
「これは一体どうしてなった…?」「この黒ずみはとれるもの…?」「もう直らない…?」
とりあえず目の前の事は消えないとして、上記の疑問が浮かびます。
まずは、ネックレスはなぜ黒くなったのか?直る類のものなのか?自力で戻せるのか?という疑問を解決します。
まずは状況確認と原因、ついで対策についてもご紹介します。
ネックレスが変色する原因(あなたはどちらに当てはまる?)
ネックレスなどのシルバージュエリーが変色する原因はいくつかあります。
一見、酸化(サビ)?と思ってしまいがちですが、ほとんどの場合、酸化ではないのです。
スターリングシルバーである「銀」は、サビにくいことで知られています。(もちろん、絶対にサビないというわけではなく、ある状況下においてはサビることがあります)
原因は大まかに2種類あり、自力で直せるものと直せないものがあります。
あなたはどちらに当てはまりますか?
中でも原因としてもっとも多いのがAの「汗」です。Aが原因の場合、自力でも綺麗にすることが可能です。
こればっかりは人間ですもの、汗は避けられないことです。当然です。
そう、何も私が(あなたも!)特別汗っかきではないのです!(必死)
そして、Bは残念ながら「塩化」してしまったもの。こちらは特殊な薬剤でないととれないため、自力で直すのは避けたほうがよさそうです。
ただし、海水浴やプールでつけたからといってすぐに影響がでるわけではありません。そんなことを言ったらみんなすぐに変色してしまいますよね。
ただし、特殊な状況下では原因の一つとしてなり得るということです。覚えておきましょう!
ネックレスが変色しないための予防法
原因が分かれば、ある程度の対策は可能。
使用する度に柔らかい布で拭いたり、保管方法をしっかりしたり(アクセサリー袋に入れる・ジップロックに入れるなど)するだけでも、その変色は避けられる可能性があります。
プールや海水浴でも、つけたまま入ってしまったら必ず真水で洗い、しっかりと拭きましょう。
使用後に毎回少しでもお手入れすることで、黒ずみを遠ざけることができます!
また、使い続けていると黒ずみはあまり感じない、ということはないですか?
それは、気づいたときにさっと拭いたり、意図せず水がかかって拭いたりと、さりげなく汗を除去している可能性もあるから、だとかないとか(笑)
ともあれ、使用頻度が高いものは、しまいこんだアクセサリーよりも黒ずみにくいことは事実なようです。
せっかく購入した(頂いた)ネックレス。ばんばん使っていきましょう。
ネックレスの変色を戻す方法!厳選3選
さて、この黒ずみ戻せるかも!と期待も高まったところで、早速ネックレスの変色を戻す方法をお教えします。
シルバーネックレスの変色を戻す・綺麗にする方法はいくつかあります。
私がおすすめするのは、簡単かつ必要なものが家で揃うこと!が叶った方法です。
自分の家にあるもの、現在の環境下など少しずつ違うと思いますので、もしできない場合はいろいろと試してみることをおすすめします。
注意!!
「いぶし加工」と言われる、あえて銀を黒く加工したものや、
銀メッキ加工のものはとれてしまいますのでご注意ください!
また、熱湯や火にかけるので、「石」がついたものもNGです。
ネックレスの変色を戻す方法その1★★★
こちらが私の実際に行った、変色を戻す方法です。激おすすめです。
何しろ簡単で、ほぼ家にあるものです。実践や細かな説明は次項で。
必要なもの
- 塩
- アルミホイル
- 水とコンロ(もしくは熱湯)
- 歯磨き粉
- キッチンペーパーorやわらかい布
- 小鍋にアルミホイルを敷く
- ネックレスを入れる
- 塩を適量入れる
- 塩の5倍くらいの水を入れる
- 5分~10分ほど煮込む(もしくは熱湯をかける)
- シルバーアクセサリーを箸などで取り出し、キッチンペーパーにおく
- 軽くこするように拭き取る
- 仕上げに歯磨き粉をやわらかい布もしくはキッチンペーパーにつけて磨く
- 水で洗ってしっかりと拭く
ネックレスの変色を戻す方法その2
こちらは、上記の「塩」を「重曹」に変えるだけの方法です。
必要なもの
- 重曹
- アルミホイル
- 水とコンロ(もしくは熱湯)
- 歯磨き粉
- キッチンペーパーorやわらかい布
私の場合、最初に重曹でやってみた際にあまり思ったように取れず、塩に変更しました。
それぞれの環境下によって違いがあるかもしれませんので、いろいろ試してみてくださいね。
煮込むのではなく、熱湯をかけるだけでもある程度はとれます。
くれぐれもやけどにはご注意ください!
ネックレスの変色を戻す方法その3
こちらは一番簡単ですが、一晩待つ必要があります。
必要なもの
- 浸けるボール
- 炭酸水
※色のついたコーラや甘味のあるサイダーなどではなく、純炭酸水を使用
一晩炭酸水に浸けておくだけ、というもの。
頑固な変色を戻すことは難しく、効力は上2つと比べると弱いですが、簡単かつ今すぐにでもできるものです。
迷っている場合や少し掃除がしたい、とりあえず、という場合はやってみるのもいいでしょう。
ネックレスの掃除をティファニーとエルメスで実践!
先ほどの変色を戻す方法で実践したときの様子を画像つきでご説明します。
実際にネックレスを掃除して、新品ですか!と見違えるほどに綺麗になりました。
ネックレスはティファニーとエルメス。
準備したもの
- 塩
- アルミホイル
- 水とコンロ
- 歯磨き粉
- キッチンペーパー
①小鍋にアルミホイルを敷いてネックレスを入れる
家にある一番小さい鍋にアルミホイルを敷きます。
「煮る」ので、底全体にアルミホイルを敷き、水を入れる分の高さまでアルミホイルを広げます。
※このとき、熱湯をそそぐだけの場合はアルミホイルを全体に敷く必要はなく、鍋の中でお皿を作る感じでアルミホイルを設置しましょう
こちらがティファニーさまとエルメスさまのビフォー。見せるのがお恥ずかしいくらいの黒ずみ感。
②塩と水を入れてネックレスを煮込む
塩を適量入れます。今回は大さじ3ほどを入れました。
対して水は、塩の約5倍入れます。アルミホイルの高さから出ない程度に、ざっくりと入れました(笑)
その後、いよいよ点火。沸騰したら、弱火にして5分ほど煮込みます。
ここで注意です!
必ず弱火にして、火にかけている間はずっとついて見ましょう。
色が変わってきたかも…!?と思ったら火を止めて、さらに5分ほど待ちます。
③アクセサリーを取り出してキッチンペーパーで拭き取る
アクセサリーを箸などで取り出し、(やけどしないよう注意!)キッチンペーパーにおきます。
この時点でのネックレスたちがこちら。黒ずみがとれています!(感激!)
ただし、まだ完璧とはいいがたい仕上がり。(欲がでてきます…!)
そのまま、受け止めたそのキッチンペーパーで、軽くこするように拭き取りをしていきます。
特にチェーンがまだ黒ずんでいたのでキッチンペーパーでこすってお掃除。
キッチンペーパーに黒ずみがとれていきます。目で見える喜び!
(折れた黒綿棒、汚れたキッチンペーパーお見苦しくてすみません…)
汚れがキッチンペーパーに移っているのをご確認いただきたい!
最初の、何もしない状態のときにめがね拭きで拭いたときは1ミリもとれなかったのに、汚れが目に見えて取れています。
④歯磨き粉をつけてネックレスを丁寧に磨く
まだ全体的に心もとない感じだったので(さらに貪欲になる)、歯磨き粉を投入。
歯磨き粉をやわらかい布もしくはキッチンペーパーにつけて磨きます。
歯磨き粉は研磨剤入りです。歯ブラシを使う、とされているサイトもあったのですが、ただでさえ研磨剤が入っているので迷いました。
歯ブラシはキズがつきそうだなと思ったので、私は、傷をつけないようにとここはまず指である程度塗りつけてから、キッチンペーパーで優しく磨きました。
⑤ネックレスを水でやさしく洗ってしっかりと拭く
最終仕上げです。水でやさしく洗って、歯磨き粉を落とし、しっかりと拭きます。
こちらがティファニーさまとエルメスさまのアフター写真。びっくりするくらい綺麗に掃除できました。
(さすがにキッチンペーパーを新調(笑)あとでここはキッチンペーパーでなくてもよかったと思いましたが…)
うれしくてうれしくて、家族みんなにお披露目です(笑)
お店に持っていくしかないかなぁと相談していたので、みんな驚き。見事に復活です!
とっても簡単な作業でシルバーネックレスの変色を戻すことができました。
これなら、自力で直したい!時間がない!という場合にはささっと綺麗にすることができるので助かりますね。
ただし!やる際には自己責任でお願いしたいと思います。こればっかりは何が起きるかわかりません。
不安な場合や高価なネックレスなどの場合、購入した店舗やジュエリー専門店でのクリーニングをおすすめします。
ネックレスのクリーニング料金はこれくらいかかかる
ネックレスのクリーニングを、自宅でではなく店舗に依頼すると、料金はどのくらいかかるのか調べてみました。
実はティファニーとエルメスは、店舗にもっていけば無料でクリーニングしてもらえます。(2023年12月現在)
他のブランドでも、購入した店舗で(同じブランドであればどこの店舗でも基本OK)まずは相談してみるといいですね。
シンプルなネックレスの簡単なクリーニングであれば、ささっと無料でやってもらえることが多いです。
一方で、汚れが一筋縄でいかない場合などは有料となるケースもあります。
急ぎではない場合、料金がかかるのかかからないのか、気軽に相談してみましょう。
私は近くに店舗がなく、すぐに綺麗にしたかったので自己責任でやってしまいましたが(せっかち)、不安な場合はぜひ相談して納得したうえで、頼みましょう。
本国に送ってフルメンテナンス!なんていうことも可能です。(た、高いですけれども…)
まとめ
- ネックレスが変色する原因は主に2種類に分けられる
- ネックレスが変色する原因でもっとも多いのは「汗」!
- ネックレスが変色するのを予防する方法がある
- ネックレスの変色(黒ずみ)を戻す方法でおすすめは3つ
- ネックレスの変色を戻す方法を実践。画像付きで大公開!
- 掃除をしたのはMYティファニーとエルメス。
- ネックレスをクリーニングに出すと料金は〇〇円くらいかかる
久しぶりに見たネックレスの黒ずみは、それはそれは衝撃的なものでした。
しかし、衝撃を受けたその日にあっという間に綺麗にすることができました。
少しでも不安がある場合は、店舗へ。自力でなんとしても!という場合はぜひ参考にされてくださいね。
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