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テレビ画面がフリーズする原因は主に2つ!対処法と原因を徹底解説!

生活
この記事は約9分で読めます。

楽しくテレビを見ていたのに、突然テレビ画面がフリーズ…。

「え!?フリーズした?もしかして故障?勘弁して…。」テレビの続きも見られないし、買い替えの出費を考えると一気に気分はだだ下がり…。

こんなとき不安になってしまいますが、安心してください。

テレビ画面がフリーズしても、実はそれはテレビ自体の故障ではないことがほとんどです。

テレビ画面がフリーズするのは、B-CASカードかアンテナのどちらかに原因がある可能性が高いです。

そこで、テレビ画面がフリーズしたときはどんな原因があるのか、直すにはどうしたらいいのかそんな疑問にお答えしたいと思います。

フリーズするからといって、買い替えを考えるのはまだ早いですよ!

場合によっては買い換え!なんていうこともあり得なくはないのですが、まずはこの記事で確認してからでも遅くはありません。

 

 

テレビ画面がフリーズするとはどんな状態?まずは確認を

テレビ画面がフリーズすると、リモコンを押しても何も反応しない、またはテレビ画面がフリーズした?と思ったらまた動き出し、フリーズを繰り返すといった症状が起こります。

私自身も経験があるのですが、続きが気になる場面に限ってフリーズするのでイライラしてしまいますよね。

思わず昭和的な対処法でテレビ画面を叩きたくなりますが…。この方法で直るのはブラウン管テレビだけです。

いや、「ブラウン管は叩けば動く」もあくまでイメージなのですが(笑)

液晶テレビは衝撃に弱いです。

イライラしても、叩くのだけは絶対にやめましょう!

現象がフリーズだけなら、そのほとんどはテレビ自体の故障ではありません。

むやみに叩いて、トドメをさすようなことにならないように気を付けてくださいね!

※もちろん、これからお伝えする原因と対処法によっても直らないテレビはあるかと思います
その際は、メーカーや電気屋さんにご相談ください

 

 

テレビがフリーズする原因はB-CASカードかアンテナ

テレビ画面がフリーズしたとき、原因は主にB-CASカードかテレビアンテナにあります。

B-CASカードは、地上デジタル放送対応のテレビなら付属品としてついていることが多いです。

B-CASカードとは
テレビ本体の裏側や側面に差し込み口があり、B-CASカードを差し込むことで、地上デジタル放送を受信できる仕組みになっています。

機種によって差し込み口の場所が異なりますので、説明書などで確認してみてください。

ただし、B-CASカードは2019年以降に発売された、4K衛星放送対応テレビには機種やメーカーによって付いていない場合もあります。

B-CASカードがない機種の場合は、アンテナに原因があると思っていいでしょう。

テレビアンテナとは
テレビアンテナは、地上デジタル放送をみるためにかかせない設備です。
どんな建物であれ、テレビが見られるということは、建物のどこかに必ずアンテナが設置させています。

それぞれの原因を、ご説明していきます。

 

B-CASカードが原因のとき

テレビ画面がフリーズする原因で一番多いのは、B-CASカードの挿入ミスや接触不良です。

テレビ画面がフリーズした後に、「このICカードは使用できません」といった表示が出るなら、間違いなくB-CASカードが原因です。

表示が出ない場合もありますが、B-CASカードがついている機種ならフリーズしたら一番に疑うべきはB-CASカードです。

まずは本体の裏側や側面に差し込まれているB-CASカードを確認してみてください。

B-CASカードがしっかり差し込まれているかチェックしてみましょう。

また、B-CASカードの端子部分が汚れて接触不良を起こしている可能性も考えられます。端子部分とは、カードの裏面にある金色の部分です。

一度テレビ本体から抜いてみて、端子部分に汚れがついていないか確認してみてくださいね。

対処法については次項で詳しくご説明します。

 

アンテナが原因のとき

「受信できません」「アンテナの受信レベルが低下しています」「E202エラー」「E203エラー」といった表示が出る場合は、アンテナかアンテナケーブルが原因です。

アンテナケーブルとは、テレビと室内のアンテナ端子を繋ぐケーブルのことです。

まずは、アンテナケーブルの接続がしっかりとされているか確認してみましょう。

アンテナケーブルの接続がしっかりされていないと、電波や信号の受信が不安定になります。

私もテレビ付近を掃除中に、ケーブルを少し引っ張ってしまったようでアンテナケーブルの接続が不安定になっていたことがあります。

自分ではなくても、家族の誰かが引っ張って緩んでいる可能性も考えられるので、確認してみてくださいね。

アンテナケーブルの配線を確認してみて問題なければ、アンテナレベルが低下している可能性もあります。

アンテナレベルとは、受信している電波の強さや安定感を示す指数です。

分かりやすく例えるなら、携帯電話の電波表示と同じようなものですね。

アンテナレベルが低下していると、テレビの映りが悪くなったり、映らなくなったりしてしまいます。

携帯電話が圏外になるのと同じような現象です。

アンテナレベルを確認するには、リモコンの「ホームボタン」や「スタートボタン」から「受信設定」などを選択していけば確認できます。

細かいやり方はお使いのテレビのメーカーや機種によって異なりますので、説明書や公式サイトにしたがってくださいね。

 

 

テレビ画面がフリーズしたときの対処法

ここまでで、テレビ画面がフリーズした原因がおわかりいただけたと思います。

では、フリーズしたときどんな対処法をおこなえば、テレビ画面を元に戻すことができるのでしょうか。

ここでは、テレビ画面がフリーズした際に行う対処法をまとめました。

番組の続きが早くみたいからといって焦らないで、落ち着いておこなってくださいね。

 

B-CASカードの対処法

テレビ画面がフリーズする原因の90%ほどがB-CASカードにあるといわれています。

まずは、B-CASカードを一度抜き、もう一度入れ直してみましょう。

直らなければ、裏側の金色の端子部分をティッシュなどで拭いてみましょう。

汚れは目に見えない場合もあるので、見た感じ汚れていなくても試してみてください。

入れ直す、端子部分をきれいにする、ほとんどはこの2つの対処法で直ってしまいます。

我が家の場合は、子供がゲーム機のソフトを入れ替えた際に読み込めず、「壊れたかも…。」と持ってくることがよくあります。

そのときも、ソフトの裏側の端子部分をきれいにすれば読み込める場合がほとんどです。

私が子供だった頃も、よくゲームソフトの裏側をフーっと吹いて差し込み直していました。

端子部分をきれいにすれば直るのはこれと同じ原理ですね。

ちなみに、1回では直らないことも多く、つい不安になってしまいますが根気強くあきらめず何度か挑戦してみましょう。

私も何度か経験がありますが、何度かあきらめずに「入れ直す」「端子部分をきれいにする」を続けると、なぜかどこかのタイミングで直ります。

正直謎ですが(笑)、あきらめないことが成功の秘訣です!

 

アンテナの対処法

アンテナレベルを確認してみて、低くなっていることがわかったらまずは、アンテナケーブルが緩んでいないか確認しましょう。

一度抜いて、配線し直します。アンテナケーブルが内部で断線している可能性もありますので、断線していないか確認してみてください。

テレビ側で地上デジタルアンテナの端子ではなくBS/CS放送の端子に接続されている、というミスも考えられます。

アンテナケーブルが地上デジタル放送側に差し込まれているかどうかも、合わせて確認してみてくださいね。

また、テレビ本体で異常がありアンテナレベルが低くなることもあります。

アンテナケーブルの配線に問題がなければ、テレビを再起動してみましょう。

一度本体の電源を切り、コンセントも抜きます。少しとき間をおいてもう一度電源をいれてみましょう。

再起動は精密機器の基本。これだけで直ることもあります。

また、悪天候や霧などの影響で一とき的にアンテナレベルが低くなることもあります。

住んでいる地域にもよりますが

天候によって一時的にアンテナレベルが低くなることも…。

この場合は天気の回復を待つしかありません。

楽しみにしていた番組が見られないのは残念ですが、一晩おいて直るのを待ちましょう。

いろいろ試して直らなければ、屋根の上などに設置しているアンテナが風の影響などで、方向がずれた可能性があります。

もし自分で直せる位置にアンテナがあるなら、近くの電波塔や中継局にアンテナを向けることでアンテナレベルを元の状態に戻すことができます。

近くの電波塔や中継局の位置が分からなければ、周辺の建物のアンテナの向きを見てみるといいと思います。

ただし、強風や台風の後は周辺の建物でも、アンテナの向きがおかしくなっている可能性があるので、参考にならないかもしれません。

そして、自分で直せる範囲にアンテナがない場合は危険です。

自力でアンテナを直すことは絶対やめてくださいね。危険なことはプロに任せる方が安心です。

我が家のアンテナは屋根の上だから自分で直すのは危険…

そんなときは我々アンテナ工事業者に任せましょう。

工事費用は火災保険に入っていれば補償対象になる場合もありますよ。

加入している火災保険の補償内容を確認してみてくださいね。

もし、自宅周辺に新しく高層ビルなど高い建物が建ったのであれば、その建物が原因ということも考えられます。

地上デジタル信号は、高い建物によって妨害されることがあります。

この場合はブースターを設置してアンテナレベルを向上させる必要があります。

ブースターは設置することで、受信した電波を強くする機械です。

電波の信号が弱い場合、ブースターを設置すればアンテナレベルを向上させることができます。

ブースターはネットで安く買うこともできますが、選び方や設置方法など専門的な知識が必要です。

状況によって選ぶ種類も変わりますし、間違った設置をすればテレビ映りの悪化や、電波妨害を引き起こしてしまいます。

知識がなければ多少割高でも、業者に頼むほうが安心です。

 

 

まとめ

  • テレビ画面がフリーズする原因で一番多いのは、B-CASカードの挿入ミスや接触不良
  • テレビ画面がフリーズする原因で二番目に多いのは、アンテナやケーブルの不具合
  • B-CASカードを差し直すか端子部分をきれいにすることで直ることが多い
  • テレビ画面がフリーズしたら、アンテナケーブルの配線や断線を確認すると良い
  • テレビの一とき的な不具合なら、再起動でフリーズが直ることもある
  • 悪天候ときにフリーズするようなら、天気が回復するまで待つ
  • いろいろ試してアンテナレベルが向上しないようなら、業者に依頼する

テレビ画面が番組の途中でフリーズすると、がっかりしたりイライラしたりしてしまいますよね。

フリーズしても大丈夫です。落ち着いて対応すれば、すぐに直ることがほとんどですし、テレビ自体の故障ではないので安心してくださいね。

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