普段の生活にもお客さんのためにも、用意しておきたいスリッパ。
片付けるにはスリッパラックが必要ですが、ラックを置くには玄関って意外と狭いもの。
とはいえスリッパを脱ぎ捨てたままだと生活感が出すぎてしまうし、玄関も狭く感じる…。
生活感も玄関が狭いことも、早急に解決すべき問題です。
そこで実践したいのが、スリッパラックを壁掛けにしてしまうこと。100均アイテムならすぐに解決できます!
壁掛けなら床面積はそのままなので、玄関は狭くならずにスッキリ!
一方でおしゃれな玄関を目指すなら、素材や方法はいろいろ試してみたいもの。
スッキリもおしゃれも欲張りたいのなら、まずは100均アイテムで試してみることです。
DIYも視野に入れつつ、100均であなたのご自宅にぴったり合うものを研究してみてくださいね。
スリッパラックを壁掛けにするなら100均へGO!
玄関で案外場所を取ってしまいがちな床置きスリッパラック。
掃除のときにいちいち退けるのも面倒だし、いっそのこと撤去してしまいたい!
でも、スリッパは毎日使うものだし、毎回の収納に手間はかけたくない…。
毎日ではないけれど来客用にも必要だから、どうしても収納スペースは必要…。
そんなお悩みを一挙解決すべく、スリッパラックは壁掛けにチェンジしてしまいましょう!
とはいえ、あなたのご自宅にぴったり合うものに最初から出会えるとは限りません。
カタログをみて長時間悩むよりも、まずは安価なものでお試しが一番ですよね。
案ずるより産むが易し。悩むより実際にやってみましょう。
手軽にお試ししたいときは、庶民の強い味方、100均に頼るのが一番!
ということで、壁掛けスリッパラックにできそうなアイテムを、近所の100均で探してみました。
突っ張り棒
定番中の定番かもしれませんが、まずは突っ張り棒を使った壁掛けタイプのスリッパラックをご紹介。
短めの突っ張り棒はどこの100均でも見かけますから、試しやすいはずです。
玄関スペースに少しのすきまやへこみがあれば、そこに突っ張り棒を通して、スリッパを挟むことで収納が可能です。
ということで、我が家のデッドスペースを生かした収納、試してみました!
我が家のスペースであれば、突っ張り棒1本につきスリッパ2組はいけそうですね。
この上下にも突っ張り棒を足せば、家族分+来客用の必要数を収納できるスリッパラックは簡単に設置できそうです。
今回試した突っ張り棒の耐荷重は1kgでしたが、スリッパ2組程度なら余裕でクリア。
スリッパが重すぎてしょっちゅう落ちる!なんてこともなさそうです。
お手軽で良さそうなので、我が家のスリッパラックは当面これでいこうかな?と思いました!
タオルハンガー
元々の用途は違っても、バッチリ使えるのなら何だって良いのです!
というわけで、以前に100均で購入したタオルハンガーを、お風呂場から持ってきて試してみました。
我が家の玄関扉は磁石も付く素材のため、マグネット式のタオルハンガーをペタリ。
…これはサイズが小さすぎて、そのうちスリッパが落ちそうですね(笑)
でも子供用の小さめスリッパなら、このサイズのタオルハンガーでもいけそうです。
これよりもう少し幅が広いサイズのタオルハンガーを選べば、大人用スリッパでも十分でしょう。
なにより、私たちが出かけるときには、必ず玄関扉に体を向けますよね。
その体勢のまま、手に持ったスリッパをスリッパラックに収納できるというのは、動線を考えるととても効率的!
急いで出かけなければならないときなど、スリッパをラックにしまうひと手間さえ惜しいものです。
ただ、そのひと手間がなければ、たちまち玄関が散らかるのもまた事実…。
外へ出るまでの動線上にスリッパラックがあれば、ついでに収納できるので手間もかかりません!
普段使いをしている家族のスリッパであれば、この方法はおすすめできます。
注意点としては、ドアノブに近いあたりにスリッパラックを取り付けてしまうと、扉の開閉時に風や衝撃でスリッパが落ちやすいところでしょうか。
このスリッパラックを試すときは、写真のようにドアノブからできるだけ遠い場所に取り付けるようにしてくださいね。
アイアンバー
100均に行ったときに、一番おしゃれな気がして買ってみた、アイアンバーです。
我が家は賃貸のため、お試しで壁に穴をあけるのがためらわれたので、両面テープでトライしてみました。
おお…、見た目は一番かっこいい…!金属は丈夫で高級感もありますし、良いですね!
でも、突っ張り棒をやめてこちらにしようかな?と思った瞬間、アイアンバーの自重でスリッパごと落下しました。
よく考えれば、アイアン=鉄製ですものね。細い作りでも重量はあるし、金属ですから落下音も派手ですよね。
音の大きさにちょっとびっくりしました。夜中でなくて本当に良かったです。
アイアンバーを使用するなら釘でしっかり壁に固定することをおすすめします。
でも賃貸の我が家で壁に釘を打つのは…、としばし思案した結果。
鉄製=磁石に付くという性質を利用して、玄関扉とアイアンバーの間に小さな磁石を挟み、扉にくっつけてみました。
アリです。磁石も100均で手に入りますし、突っ張り棒やタオルハンガーよりおしゃれです。
あくまでお試しとはいえ、やはり見た目が良いと気分があがります♪
家族用はこれで、来客用は突っ張り棒にしようかな?とわくわくしてきました。
その他の工夫
我が家では構造上の問題により試せませんでしたが、シューズラックの扉裏を使用する方法もおすすめです。
吸盤がついているタイプのタオルバーを貼り付ければ、扉裏というデッドスペースを利用したスリッパラックが簡単に完成します。
100均に売っているマグネットシートを扉裏に貼り付ければ、マグネット式のタオルハンガーも取り付けられるようになりますね。
もっと単純に考えれば、ビニール製か不織布製などの丈夫な袋を、壁にピンで留めてしまうアイデアも!
袋にスリッパをポンと入れるだけですので、収納としては一番手間がかからないかもしれませんね。
おしゃれな見た目の袋を選べば、玄関のインテリアとしてもおかしくありません。
また、壁掛けということで、壁掛けポケットをスリッパラックとして使うというアイデアもあります!
この場合、壁掛けポケットはできるだけ壁の低い位置に設置するのをおすすめします。
壁掛けポケットとなると高めの位置に取り付けたくなりますが、スリッパがあまり高い位置にあるのもびっくりする気がします。私だけでしょうか?
もちろん、壁掛けという言葉に惑わされることなく、シューズラックの側面や扉裏に取り付けると、玄関をよりすっきりさせることができますね。
スリッパラックを壁掛けにするなら手作りしてもOK!
ここまで、100均で手に入るアイテムですぐに&簡単に設置できる壁掛けスリッパラックを紹介してきました。
これで玄関が狭くなる問題は一挙解決!しかし、100均アイテムそのままだと、おしゃれ感がイマイチなのもまた事実…。
そんなときは、100均アイテムを使ってスリッパラックを手作りしてしまえば良いのです!
いくつかの100均アイテムを組み合わせて手作りしたとしても、材料費は数百円で済むので経済的です。
おしゃれさだけを追い求めて最初から高額なスリッパラックを買って失敗するより、心にも財布にも傷は浅くて済むはずです。
ご家族と共同作業として手作りしてみても楽しいかもしれませんよ!
アイアンバーとすのこ
たとえば、先ほどご紹介したアイアンバー。商品名は「インテリアアイアンバー角 マットブラック」で、セリアで購入しました。
釘をうてばしっかり固定されることはわかるのですが、我が家のような賃貸の壁に対しては、どうしてもためらってしまいます。
どうにかできないかなと考えてセリアをうろうろして、見つけたのがすのこ。
すのこにアイアンバーを必要なだけ釘で固定し、玄関の壁やシューズラックに立てかけるというのはどうでしょうか?
厳密には壁掛けではなくて壁「立て」掛けになってしまいますが、スリッパラックとしての安定感やおしゃれ度はぐっと増します。
すのこの代わりに、ワイヤーネットを使っても良いですね。その場合は釘ではなく、針金などでアイアンバーとワイヤーネットをしっかりと固定しましょう。
すのこもワイヤーネットも、手ごろなサイズのものがセリアにありましたよ。
そして、せっかく手作りをするなら、ご自宅の雰囲気ぴったりに仕上げてみるのも素敵ですよね。
すのこやワイヤーネットを、玄関先の印象に合うような色に塗ってみたりしてもいいですね。
カラーリングやモチーフは、季節によって変えてみても面白いかもしれません。
ちなみに、賃貸だから壁に穴を開けるのは…というお悩みにはこちらの記事が参考になりますのでぜひご一読を。
ワイヤーネットと収納ボックス
アイアンバーを取り付けて壁に立てかけるだけではなく、ワイヤーネットに収納ボックスを取り付けてしまうというアイデアです。
アイアンバーよりもボックスの方が、スリッパラックとしては安定感があるかもしれません。
仕上がりの形や発想自体は、壁掛けポケットと似ていますね。
ワイヤーネットに、スリッパが収納できるサイズのボックスを取り付けるのです。
収納ボックス自体もワイヤー製のものにしてしまえば、素材と見た目が統一されるのでぐっとおしゃれになりますね。
ワイヤー製のボックスなら内部にほこりも溜まりにくいので、お掃除が簡単に済むのも、嬉しいポイントです。
キーホルダーが余っていれば、子供たちそれぞれのキーホルダーを自分のボックスに取り付けてみる、というのも親子で楽しめそうです。
突っ張り棒とシューズハンガー
先ほどは突っ張り棒を壁にかなり近い位置に設置しましたが、今回は壁から少し離してみてください。
そして、シューズハンガーにスリッパを引っ掛けて、突っ張り棒にかけるのです。
これはおしゃれというよりは、省スペースを優先した考え方になりますが、スリッパがたくさんある場合はかなりすっきりすると思います。
この場合も、突っ張り棒の耐荷重を確認することをお忘れなく!
スリッパは軽い素材であることがほとんどですが、たくさん引っ掛けるとなるとその分重くなります。
しっかりと固定された突っ張り棒が落下するとなると、接地面の壁紙が一部なんとも悲しい状態になりかねません…。
壁紙を守るためにも、突っ張り棒が落下してしまわないよう対策をしなければ!
そこで、突っ張り棒の落下防止や壁の保護のために使えるアイテムをセリアで発見しました。
その名も「つっぱり棒壁面ガード」!突っ張り棒の耐荷重を超える重さにしないことが一番ですが、もしギリギリで勝負したいなら、こういうアイテムの使用も検討してみてください。
ちなみにシューズハンガーについては、ダイソーで売っていたものをこちらの記事で紹介しています。ご参考までに。
スリッパラックを壁掛けにするならおしゃれなものを
さて、ここまでは100均で試せる壁掛けスリッパラックのアイデアを紹介してきました。
お手軽なものからDIYまで一通り試しちゃった♪というあなたは、もう少しおしゃれを追求したくなってきたかもしれません。
壁掛けタイプ、つまり床から浮かせた状態で設置するスリッパラックは、楽天やAmazonなどでたくさんの種類を選べます。
壁掛けタイプにこだわらなければ、ニトリなどでも安価でおしゃれなものが売っていますね。
100均アイテムで一通り試したあなたなら、もうご自宅の玄関に設置するもののイメージはできているはず。
遠慮なく、おしゃれなスリッパラックを選びましょう!
ちなみに、Amazonで取り扱っている商品の中から私のおすすめをあげるなら、このスリッパラックになります。
こちらはシューズラックや扉へ引っ掛けて設置することも、ネジで壁に直接取り付けることも可能なタイプです。
カラーはホワイト、ブラックがあります。シンプルでおしゃれなデザインですし、細身で邪魔にもならなそうです。
まとめ
- スリッパラックを壁掛けにしたいなら、まずは100均アイテムで試してみよう
- スリッパラックを壁掛けにすると、毎日の掃除が楽になる
- 玄関にデッドスペースがあれば、突っ張り棒を使うのがおすすめ
- 玄関扉にスリッパラックを取り付けるときは、ドアノブから遠い場所に設置しよう
- マグネット式のものを使えば、壁を傷つけることはない
- 壁掛けタイプのスリッパラックは、100均アイテムを組み合わせて手作りをしてみよう
- 100均アイテムで物足りなくなったら、おしゃれなスリッパラックを購入しよう
玄関は風水などでも重要視されていますよね。だからいつもすっきり保ちたいのに、意外と物が多くてごちゃごちゃしがち。
物が多いと掃除をする気も起きませんから、極力すっきりさせておくために、スリッパラックだけでも壁掛けにしておくのが吉♪
毎日使うものだから、使いやすく、愛着のあるようなものを選びたいですよね。
高額なものを買うのは、まず100均でお手軽に試してみて、ご家族の感想もリサーチしてからがおすすめですよ!
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