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キャンプでプロジェクターは迷惑!?トラブルを回避しつつ楽しむには

暮らし

キャンプの新しい楽しみ方として話題なのが、アウトドアシアター!

プロジェクターを使えば、解放感ある野外で好きな映画を鑑賞することができます。

満天の星空の下、のんびり映画を見られるとはなんともロマンティックで憧れますよね。

ただ、よくよく調べてみると、キャンプでプロジェクターを使うとは非常識だ!迷惑だ!といった意見も散見されます。

キャンプ場で迷惑な人に出くわしたり、自分が迷惑な人になってしまったりしたら、とても穏やかではいられません。

楽しむために行ったのに、本末転倒になってしまいますよね。

せっかくのキャンプですから、気持ちの良い思い出を作りたい!

そこで、キャンプでプロジェクターを使うとどのように迷惑なのか、迷惑をかけずに楽しむにはどうしたらいいのか、まとめてみました。

 

 

キャンプでプロジェクターはなぜ迷惑なのか

お家を飛び出し、都会の喧騒を離れ、大自然と触れ合うキャンプ。

楽しみ方は人それぞれでも、非日常を味わえるところがキャンプの醍醐味ですよね。

非日常の楽しみ方のひとつが、プロジェクターを使ったアウトドアシアター。

家でも映画館でもない、広々とした自然で大好きな映画を楽しめるのです!

子どもたちはアニメが見れると喜びそうだし、大人数ならゲームも盛り上がること間違いなし!

野外なら、大自然をテーマにした映画も臨場感あって良いよね。

その日に撮ったムービーを流すのも面白そう!

ただ、キャンプ場には他の利用客が何組もいるはず。

周りに迷惑にならない楽しみ方をすることが、キャンプをするうえでのマナーです。

まずは、キャンプ場でプロジェクターを使うことがどのように迷惑になるのかを知っておきましょう。

プロジェクター使用が周りへの迷惑となり得るのは、音、光、虫の3点です。

明るい昼間だとプロジェクターからスクリーンに投影した映像が見にくいですよね。

プロジェクターを使うタイミングは昼間ではなく、暗くなった夜でしょう。

夜にプロジェクターを使って音と映像を楽しむ、ということそのものが迷惑になるかもしれないのです。

 

 

キャンプでプロジェクターを使うなら音に注意

大自然に囲まれたキャンプ場では、日没を迎えるとあっという間に夜になり、昼間の喧騒がウソのように静かになります。

街中ではとても味わえないような夜の静寂を楽しむためにキャンプに行く人も多いことでしょう。

夜は昼間に比べ、音がとても響きやすくなるものです。

プロジェクターに限りませんが、大きな音を出したつもりがなくても苦情につながりかねないのが夜のキャンプ場。

食器の音や薪割りの音、話し声や笑い声、ラジオの音など、ちょっとした音でも思ったより大きく響いてしまうのです。

そして夜のキャンプ場でプロジェクターを使い、複数人で映画などを見る場合、ある程度の音量は出す必要がありますよね。

特にキャンプ場では音が跳ね返るような壁や天井がないため、全員が聞こえるようにするにはかなりボリュームをあげなければなりません。

つまり、あなたがプロジェクターを使ってアウトドアシアターを満喫することが、他の利用客にとってはストレスになりかねないのです…。

キャンプ場は、普段の生活とは全く違う環境だと考えてください。

特に夜は、自分の想像よりずっと音が気になるということは肝に命じておいた方が良いでしょう。

 

 

キャンプでプロジェクターは予想外に明るい

あなたは暗い会議室などで、プロジェクターの真正面に立った経験はありますでしょうか?

経験があれば共感いただけると思うのですが、プロジェクターの光は非常に明るいのです。

私はとても目を開けていられませんでした(笑)まともに光を見てしまい、まぶしくてしばらく目がチカチカしたものです。

私のひ弱な網膜の話はさておき、会議室などよりさらに暗い、夜のキャンプ場でプロジェクターを使うのです。

広範囲で明るい光を映写するプロジェクターが悪目立ちしてしまう可能性は十分に考えられます。

キャンプ場の暗闇と静寂は都会ではそうそう味わえないもの。その雰囲気を味わうためにキャンプをするという人が大半でしょう。

プロジェクターを使ったアウトドアシアターは、その雰囲気を台無しにしてしまう可能性があるのです。

プロジェクターでなくても、夜遅くまでランタンを点けていることでもトラブルや苦情につながります。

夜のキャンプ場におけるプロジェクターの光は、予想外に明るいものだと考えてください。

 

 

キャンプでプロジェクターを使うと虫が来る

プロジェクターはまぶしくて迷惑、というお話をしましたが、むしろ待ってましたとばかりに集まってくる方々がおられます…。

人ではありません。自然あふれるキャンプ場でのびのび生きている、虫たちです。

虫には走光性(そうこうせい、光走性とも)といって、光に反応して動くという性質があります。

夜に活動する虫は、月明かりに対して一定の角度で飛ぶことで、飛ぶ高さや方向を一定に保とうとしているそうです。

月は夜に光るもののなかでは最も明るく、かつ遠くに存在していることから、目印にしやすいのですね。

走行性を持った虫たちが、月より明るいプロジェクターなどの光を目印にしてしまうのは仕方がないこと。

さらに月に比べて身近にある光ですから、一定の角度を保って飛ぼうとすると、どうしても光に近づいてしまうのです。

キャンプ場で夜にプロジェクターを使うとなると、プロジェクターにも、また投影しているスクリーンにも、月明かりだと勘違いした虫たちが寄ってきてしまうことは必至です。

そしてプロジェクターの光が消えたあと、集まっていた虫たちはそこから方々に飛び去るわけです。

あなた方の近くにテントを張っている人たちは大迷惑!

虫が苦手な私はいま、想像して鳥肌がたっています…。

キャンプ場に来ている人なら多少は虫に対する心構えがあるでしょうけれど、それでも大量に寄ってきているとなると話は別。

虫の量は季節にも関係します。春夏は多く、秋冬は少ない傾向があります。

それでも、やはり一年を通して配慮は必要でしょう。

 

 

キャンプでプロジェクターをするおすすめのやり方

キャンプ場でプロジェクターを使用してアウトドアシアターを楽しむことは、周りへの迷惑につながりかねないというお話をしました。

人に迷惑がかかることをすれば、公共のキャンプ場では対人トラブルを引き起こすかもしれません。

目に余るマナー違反は、最悪の場合キャンプ場を出禁になってしまう可能性もあります。

でも、アウトドアシアターは楽しそうだからぜひやってみたい…!

そこで、あなたがキャンプ場でプロジェクターを使うときに、迷惑にならないおすすめの使い方を提案します!

 

他に人がいないキャンプ場を使う

そもそも論なのですが、自分たち以外に人がいなければ、迷惑がかかることはまずありません。

他に人がいないキャンプ場でプロジェクターを使うことが、一番の解決策と言えるでしょう。

あなたのご友人やご親族に、広めの私有地をお持ちの方はおられますか?

所有者のOKさえ出ているなら、心置きなくアウトドアシアターを楽しめます!

また、人が少ないキャンプ場を探すのも良いですよね。

その際は、必ず管理人さんにプロジェクターを使用して良いかどうかの確認を取りましょう。

ただし、人が少ないとはいえ、限度というものは存在します。近隣にどなたかお住まいかもしれません。

光や音については、やはりある程度までは気にするべきでしょう。

消灯時間がキャンプ場の規約にある場合は、それを厳守するようにしてくださいね。

 

スピーカーでなくイヤホンを使う

音への対策として、音を拡張させるスピーカーの代わりに、イヤホンやヘッドホンを使うという方法があります。

ただしこの場合、1人なら簡単ですが、2人以上でイヤホンを使うとなると、対策が必要です。

有線のイヤホンであれば、イヤホンスプリッターというアイテムを使うのがおすすめです。

イヤホンスプリッターは、複数の有線イヤホンを同時使用できるようにするものです。

安いものから高性能なものまでいろいろあります。

ものによりますが、5人まで可能なものが多いようですね。

ただし、真夜中であればあるほど、音漏れには十分注意してください。

夜のキャンプ場は思ったより音が響く!が、合言葉です(笑)

 

テントの中でスクリーンに投影する

光への対策として、プロジェクターとスクリーンをテントなどの中に設置してしまうという手段があります。

大型テントの中に小さなスクリーンを用意して、そこに投影するのであれば、テントの外に漏れる光は多少なり軽減されます。

テントの幕に直接投影してしまうと効果はないのでご注意を!

しかし、この方法をとっていても、お隣のテントとの距離が近ければ、やはり迷惑になる可能性は高いです。

真っ暗なはずの夜のキャンプ場でプロジェクターという強い人口の光がチラチラとするわけですから、眠ろうとしている人にとってはかなりストレスです。

テントを張る位置をキャンプ場の奥まった場所にしたり、他のテントと距離のある場所を選んだり、テントを張る位置にまず工夫が必要ですね。

 

虫よけアイテムをしっかり活用しよう

虫への対策としては、キャンプ場が屋外である以上、ある程度は仕方がないでしょう。

前述の光対策を十分にとっていれば、虫対策もある程度とれていることになりますが、それでも虫はよってくるかもしれません。

虫よけのためには、蚊取り線香を焚いておくのが良いでしょう。古典的ですが、効果はバッチリです。

テントの中や側で火を使うのが怖い!という場合は、虫よけスプレーを活用しても良いですね。

また、人体への虫よけ対策であれば、虫よけスプレーはもちろん、ハッカ油で作った虫よけスプレーもおすすめです。

簡単に作れますし、肌の弱い人やお子さんでも安心して使えますよ!詳しくは以下の記事をご参照ください。

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プロジェクターを使わずに映画を見る

周りへの迷惑を考慮するのであれば、プロジェクターを使わないという方法もあります。

画面が大きめのタブレットやノートパソコンを使えば、好きな映画やその日撮影したムービーを見ることは簡単です。

プロジェクターを使おうと思うと、通常のキャンプ用品に加え、プロジェクター、プレイヤー、ポータブル電源、スクリーン(またはそれに代わるもの)、スピーカーなどが必要です。

小型の機器を選んだとしてもかさばりますし、準備や後片付けも大変です。

空がずっと晴れているとも限りませんし、キャンプ場の夜露は電子機器には大敵です。

キャンプという非日常の場で、これだけの機材の用意をして、なおかつ周囲の迷惑にならないように気配りをしなくてはならない。

プロジェクターを使おうと思うと、かなりの重労働な気がいたします…(笑)

重労働である分、成功したときにはとても満足感を得られるのだと思います。

挑戦する価値はあると思いますが、さまざまな理由でダメだったときに代わりに楽しめるものも用意することをおすすめします。

 

 

まとめ

  • キャンプ場でプロジェクターを使うと、夜だと音が迷惑になる
  • キャンプ場でプロジェクターを使うと、明るすぎる光が迷惑になる
  • キャンプ場でプロジェクターを使うと、虫が押し寄せてくる
  • 周りに迷惑をかけずにプロジェクターを楽しむには、他に人がいない場所を選ぶ必要がある
  • スピーカーでなくイヤホンを使えば、音で迷惑をかけることはなくなる
  • プロジェクターをテントの中で使えば、光は外に漏れにくくなる
  • 虫よけアイテムを活用して、キャンプ場でも快適に過ごせるようにする
  • 念のためにプロジェクターを使う以外の楽しみ方も準備しておく

キャンプでプロジェクターを使ってアウトドアシアターを楽しむ!というのはとても憧れます。

しかし、アウトドアシアターは通常のキャンプとは違う楽しみ方のため、周りへの迷惑となる可能性も十分にあります。

キャンプ場は公共の場。お互いにマナーをしっかり守って、気持ちよく楽しみたいですね。

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