ダイエットをしていると、食べるものには気を付けなければいけません。
カロリーや栄養素を考えて食事を選びますが、どうしても小腹がすいてしまうことがありませんか。
空腹が我慢できなくなったときに、カロリーの高いものを食べてしまうと、罪悪感が沸いてしまいますよね。
クリームたっぷりの甘いデザートやお煎餅などはいかにも太りそうですし、躊躇してしまいます。
おつまみとして人気のさきいかはあまり太るイメージがありませんが、ダイエット中に食べてもよいのでしょうか?
さきいかはカロリーが低いのに加え、代謝アップに重要なたんぱく質が豊富なため、ダイエット中のおやつにとてもおすすめです。
さきいかとはどんなものなのか、またダイエットの効果や注意点などを調べてみました!
さきいかはダイエットにおすすめの食べ物!
ダイエット中は食べるものにも気をつかいますよね。
小腹がすいたときに我慢できなくなり、カロリーの高いものを食べてしまうのは避けたいところです。
小腹を満たすために、さきいかをダイエット中に食べてもよいのでしょうか?
さきいかはカロリーが低く太りにくいうえ、たんぱく質が豊富なのでダイエット中に食べても大丈夫です!
ほかのお菓子などを食べるよりさきいかを食べたほうが太りにくいので、積極的に取り入れてみるとよいでしょう。
さきいかはその名の通り、イカを加工した食べ物です。
基本的にイカやタコ、魚などの海産物はダイエット中のたんぱく源として人気があります。
ところで、さきいかと似た食べ物に「するめ」がありますが、どう違うのでしょうか?
さきいかとするめは、あの乾燥した状態にするまでの工程に大きな違いがあります。
具体的にどんなところが違うのか、詳しく見ていきましょう。
さきいかとするめの違いとは
さきいかとは、生のイカ又はするめを炙り焼きにしたものを引き延ばし、裂いて細かくしたものを指します。
焼いてから引き延ばすと裂けるため、「さきいか」と呼ばれています。
するめは「あたりめ」とも呼ばれ、スルメイカの内臓を取り除き、乾燥させたものです。
他にもコウイカや、シリヤケイカ、高級品のケンサキイカ、ヤリイカなどを原材料とすることもあり、呼び方も異なります。
さきいかは裂くことで繊維が細かくなるため、するめに比べて柔らかく口当たりがよくなります。
さきいかには種類がある
さきいかは生のイカから作るものと、一度乾燥させてするめにしてから作るものがあります。
生のイカから作ったものはソフトさきいかと呼ばれ、するめから作った場合に比べて柔らかくなります。
また、通常のさきいかは皮を剥いてから作りますが、皮つきのものや、燻製にしたくんせいさきいかなどもあり種類を楽しめます。
漠然とするめとさきいかが違うことは知っていましたが、こうして調べてみると奥が深いですね!
では続いて、さきいかのダイエット効果について見ていきましょう。
さきいかにはどんなダイエット効果や栄養がある?
さきいかはイカやするめからできていることがわかりましたが、イカはとてもダイエットに効果的な食品です。
さきいかは代謝を高めるために重要なたんぱく質が豊富に含まれており、コントロールが必要な脂質が低く、ダイエットに取り入れやすくなっています。
おいしく食べられて空腹も満たせるうえに、栄養もしっかり取れるなんてダイエット中はとてもうれしいですね!
他にもダイエット向きと言えるポイントがありますので、その内容を紹介していきます。
たんぱく質が豊富
くり返しになりますが、さきいかにはたんぱく質がたくさん含まれています。
さきいかの一食分30g当たりの栄養素を見てみると、たんぱく質13.6g、脂質0.9g、炭水化物5.2g、カロリーは84kcalとなります。
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | |
さきいか | 84kcal | 13.6g | 0.9g | 5.2g |
30gというと少なく感じてしまいますが、これで両手に一杯分くらいになるので、ダイエット中のおやつとしてなら十分でしょう。
さきいかは半分近くがたんぱく質となるほど凝縮されており、効率よくたんぱく質をとることができます。
よく噛まないと食べられない
さきいかがダイエットに効果的な理由として、よく噛んで食べるという点があります。
食べ物をよく噛むことで満福中枢が刺激され、満足感を得やすくなるため、ダイエットではよく噛んで食べることが重要です。
また、よく噛むと消化しやすくなるので胃腸への負担が減り、代謝が低下しにくくなります。
さきいかはするめに比べて柔らかいとは言え、弾力があり、嚙みちぎりにくい食べ物です。
強制的に噛まないといけないので、ダイエットによい効果が得られそうですね。
タウリンが含まれている
さきいかにはタウリンというアミノ酸の一種が含まれています。
タウリンは肝機能を高めると言われており、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれるなど嬉しい効果が期待できます。
体の老化を防いでくれる抗酸化作用もあるので、美容にもよさそうです。
さらに、ストレスから体を守ってくれる効果もあると言われています。
こうして見てみると、体にもよさそうで、ダイエット中にぜひ取り入れたくなりますよね!
ただし、注意が必要な点もありますので、見ていきましょう。
さきいかダイエットでは塩分のとり過ぎに注意!
さきいかがダイエット向きなことはわかりましたが、万能ではなく食べ過ぎには注意が必要です。
さきいかはあらかじめ味付けされたものが多く、塩分をとり過ぎてしまう可能性があります。
塩分をとり過ぎると、ダイエットにはもちろん健康にも悪影響が出てしまう恐れもあるため、注意点を紹介していきます。
塩分をとり過ぎると食欲が増す
先述のとおり、さきいか自体のカロリーはそこまで多くありません。
ただし、さきいかを食べ過ぎてしまうと塩分が多いため、食欲が刺激されてしまう可能性もあります。
そうすると、せっかくダイエットを頑張ってきたのに、お菓子を食べてしまったり、ご飯を食べ過ぎてしまったりすることも考えられます。
むくみの原因にもなる
塩分のとり過ぎは水分をため込み、むくみの原因にもなります。
脂肪に直接なるわけではありませんが、せっかくダイエットを頑張っているのにむくんで太って見えたら悲しいですよね。
さきいかがダイエットによいからと言って、大量に食べ過ぎないように注意しましょう。
購入前に塩分量を確認し、味付けの薄めのさきいかを購入するのもよいでしょう。
まとめ
- さきいかはカロリーが低く、たんぱく質も豊富なためダイエット中にもおすすめ
- さきいかとするめは製造工程が異なり、さきいかの方が柔らかい
- さきいかはよく噛む必要があるため、ダイエット効果が期待できる
- タウリンも豊富に含まれており、中性脂肪を減らす効果があると言われている
- さきいかには塩分が多く含まれているため、食べ過ぎには注意
さきいかがダイエット中のおやつにとても向いていることがわかりましたね。
塩分が多いので食べ過ぎには注意ですが、お煎餅やクリームたっぷりのデザートを食べるよりもよさそうで、試してみたくなりましたね。
あなたも、ダイエット中にお腹がすいて我慢できないときは、さきいかを食べてみてはいかがでしょうか。
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